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北斎の「瀧」はアイディアの宝庫!「諸国瀧廻り」の白抜きマジックとは?

ART

北斎の「瀧」はアイディアの宝庫!「諸国瀧廻り」の白抜きマジックとは?

2017年10・11月号では、北斎の「波」「瀧」「山」の三大名画を題材に、世界のアーティストたちは、どんな衝撃をうけたのか。を考察し、和樂流北斎研究を行っています。

今回は「瀧」に注目。ほとばしる瀧の飛沫を北斎はどう描いたか。そこにはヨーロッパが驚いた、北斎の卓越したアイディアが溢れていました。

北斎の「瀧」は、世界の巨匠を先取り

北斎の「瀧」はアイディアの宝庫!「諸国瀧廻り」の白抜きマジックとは?葛飾北斎「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥 阿弥陀ケ瀧」 天保4(1833)年ごろ 大判錦絵 すみだ北斎美術館

北斎の数多ある名作の中でも、1枚の絵にちりばめられたアイディアの豊かさで群を抜くのが瀧の絵。各地の瀧を描いた揃物「諸国瀧廻り」で北斎は、落下する水や飛び散る水など、多彩な表情を見せる水を、あの手この手で描きつくしました。今回研究した「木曽路ノ奥阿弥陀ケ瀧」にも、世界の巨匠を先取りするようなびっくりアイディアがいっぱい。「自分にとっても見る人にとっても、より面白い表現を!」と奮闘する北斎の姿が目に浮かびます。

ジョルジュ・ブラックのあの技法も!

北斎の「瀧」はアイディアの宝庫!「諸国瀧廻り」の白抜きマジックとは?ジョルジュ・ブラック「鳥」©Bridgeman Images/PPS通信社

水が滝口から流れ落ちる瞬間、つまり形の変化が最も激しく面白い部分を、真っ白な面で表した北斎。これはキュビスムの画家ブラックが用いた「白抜き」と同じ手法。印象に残ったものを白く描くことで、人の眼を強く引きつけます。

これぞ、白抜きマジック!

北斎の「瀧」はアイディアの宝庫!「諸国瀧廻り」の白抜きマジックとは?

2017年10・11月号好評発売中

和樂最新号では、この他にもピカソやクリムトなど、世界の巨匠の作品と北斎のアイディアを比べています。さらに「波」では、証人としてムンクやゴッホが登場。世界を驚かせた「山」は、美とは何かを、ルネ・マグリットや伊藤若冲の作品と共に読み解いています。

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北斎の「瀧」はアイディアの宝庫!「諸国瀧廻り」の白抜きマジックとは?

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