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2026.10.28

日仏の手仕事が、京都・京丹後で新たな歩みへ。シャネルが支援する「間人プレイス」誕生

京都府京丹後市の間人(たいざ)に、シャネルの支援を受けた創造と学びの拠点「間人プレイス」が誕生し、2026年10月12日から一般公開されています。日本海を望むこの場所は、職人やクリエイターが滞在し、地域の手仕事に学びながら制作や交流を行う場。日仏の協働から生まれた作品が新たな役割を担うなど、地域の手仕事や技術を次世代へとつなぎ、新たな創造を育む取り組みをご紹介します。

日本海を望む、創造と学びの拠点

(C)CHANEL

日本海を一望する高台に位置する「間人プレイス」。設立したのは、プロジェクト「あしたの畑」を手がけるNPO法人「TOMORROW」です。人々の創造的な交流を通じて、地域に受け継がれてきた知恵や技術を次世代へつなぐという理念に、シャネルとle19M(ル ディズヌフエム)が共感。シャネルが多面的な支援を行っています。

ここでは、職人やクリエイターが滞在しながら制作と交流を重ねます。地域の手仕事を学び、多様な担い手と関わることで、この土地から新たなものづくりを生み出していく拠点です。

(C)CHANEL

誕生の契機のひとつは、2025年に東京で開催された、シャネルとle19Mによる展覧会「la Galerie du 19M Tokyo(ラ ギャルリー デュ ディズヌフエム トーキョー)」でした。le19Mは、シャネルがパリに設立した複合施設。ファッションやインテリアの分野で卓越した技術を持つ職人や専門家と、11のメゾンダールが集まっています。

同展内の企画展「Beyond Our Horizons(ビヨンド アワー ホライズンズ)」では、日本のアーティストや職人と、le19Mに集うフランスの作り手たちが協働。それぞれの技術や素材、文化的背景を生かし、新たな表現に挑みました。

この協働を一度の展覧会で終わらせず、次の制作や交流へとつなぐために構想されたのが「間人プレイス」です。東京で始まった日仏の対話は、パリでの巡回展示を経て、京丹後での活動へと続いています。

日仏の協働から生まれた作品を、次の創造へ

「間人プレイス」の建築や空間には、「Beyond Our Horizons」で使用・展示された作品や資材が生かされています。

「髙室畳工業所」とツイードのアトリエ「ルサージュ」がともに制作した畳や、「藤森工務店」による網代張り。プリーツを専門とする「アトリエ ロニオン」と、織物工房「デザイン橡(とち)」のコラボレーション作品も、この地で新たな役割を担います。展覧会で披露された手仕事が、今度は作り手たちの集う場所の一部となるのです。

(C)CHANEL

隣接する「SEI TAIZA」は、京丹後市間人で初となるアートギャラリー。作品と人、地域を結ぶ場として、「Beyond Our Horizons」で発表されたアートワークの一部を公開します。

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アトリエ「パロマ」と漫画家・五十嵐大介氏による共同作品や、花細工のアトリエ「ルマリエ」と唐紙工房「かみ添」の協働から生まれた作品などを紹介。異なる分野の作り手が、ともに取り組んだ仕事に触れられます。

(C)CHANEL

「間人プレイス」は、こうした作品や資材の活用にとどまらず、将来的なゼロ・ウェイストの実現も視野に入れ、サステナビリティを制作と活動の基盤に据えています。年齢やジェンダー、専門性、経験の有無にかかわらず、誰もが学び、対話し、創造に参加できる場を目指します。

作品を受け継ぎ、その背景にある素材や技術、作り手の思いを次の創造へ。日仏の手仕事と地域の知恵が出合う「間人プレイス」で、ものづくりの新たな歩みが始まっています。

「あしたの畑 2026 秋期公開|REFLECTION」開催概要

会期:2026年10月12日(月・祝)~11月8日(日)
公開時間:10:00~17:00(最終入場15:30)
休場日:水曜日
会場:
– 間人エリア:間人スタジオ、SEI TAIZA、間人プレイス
– 宮エリア:宮のあしたの畑(Field of Stars、宮ティーハウス)
鑑賞料:大人3,500円、学生2,500円(学生証提示)
鑑賞方法:間人エリアはスタッフによる日時指定のガイドツアー制。事前予約制ですが、当日参加も可能です。
ツアー開始5分前までに間人スタジオ(京丹後市丹後町間人2854)へお越しください。
※宮エリアの作品は無料・予約不要で自由に鑑賞できます。
主催:NPO法人TOMORROW
特別支援:シャネル合同会社
公式サイト:https://tomorrow-jp.org/program/reflection/
鑑賞予約:https://tomorrow-jp.org/reflection-reservation/

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和樂web編集部

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