「時と生きる」日本の文化
銀座を行き交う人々に時を告げる、セイコーの時計。このような正確な時刻を伝える時計がなかった頃、私たち日本人は自然から「時」を感じていました。
今も大切にされる季節ごとの風習、茶道に由来する「一期一会」といった時をあらわすことば、千年以上も同じ場所に佇む建築物—-。日本の文化と「時」は、切っても切り離せないものです。
ショートフィルム「THE GIFT OF TIME -時と生きる-」では、このような日本の“時の文化”について、時代をリードするクリエイターたちがそれぞれの視点で語ります。
クリエイター所縁の地で語る、「時」への想い
「THE GIFT OF TIME -時と生きる-」で「時」を語るのは、建築家 隈研吾さん、現代美術作家 杉本博司さん、作曲家・文化庁長官 都倉俊一さん、歌手 MISIAさん。インタビューは、東京の瑞聖寺や奈良の東大寺など、それぞれに思い入れのある地で行われました。
建築・美術・音楽のジャンルで活躍する四名が語る、これまでの仕事や人生における「時」。そのインタビュー内容のみならず、美しいロケーションにも心奪われる「THE GIFT OF TIME -時と生きる-」は、特設サイトで視聴できます。めまぐるしい日々を生きる現代の私たち。少し立ち止まって「時」を考えてみてはいかがでしょうか。