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車を走らせ、東へ西へ! 美術館をめぐる旅 第4回 徳川美術館 前編

紀伊、水戸とともに、徳川御三家として繁栄した尾張徳川家。名古屋城を居城とし、62万石にも及ぶ石高をもって繁栄した尾張徳川の家宝を公開しているのが、名古屋市の徳川美術館です。武具から調度品、茶道具に能装束まで、尾張徳川家に伝わる大名道具の数々は見応えたっぷり。世界のプレミアムカーとともに充実のカーライフを提供するヤナセがおすすめするメルセデス・ベンツ Cクラスのカブリオレで、新緑の季節を満喫する街中ドライブと、徳川美術館での美品鑑賞をどうぞ。
尾張徳川家2代の隠居所跡地を都市公園として改修した徳川園。造営当初の貴重な遺構であるこの黒門の先に徳川美術館がある。

源氏物語絵巻から名刀まで、胸キュンな大名道具を愛でに [前半]

文・野地秩嘉

歴史とグルメの街の美術館

名古屋と聞いて思い浮かべるイメージは中高年なら金のしゃちほこであり、ういろうだろう。若い男子、女子ならば味噌カツ、海老フライ、ひつまぶし、きしめん、あんかけスパゲティ…。そして、世代を超えた誰もがうなづくイメージは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三大武将だ。名古屋を代表するイメージとはグルメであり、歴史だ。地元の人にはたいへん申し訳ないけれど、名古屋と美術、アートはやや結び付きにくい。

家康が西国大名20家に普請を命じて築城した名古屋城。本丸御殿と天守は、昭和5(1930)年に城としての国宝1号に指定(昭和20年に焼失)。本丸御殿復元中の名古屋城を観光したり、熱田大神(あつたのおおかみ)を祀る熱田神宮を参詣したりと、クルマでの旅なら移動もラクラク。

しかし、実はその土地、名古屋には、いくつものすばらしい美術館、博物館がある。何より徳川美術館がある。その徳川美術館にある文字通り国の宝とも呼べるのが、「源氏物語絵巻」(国宝)だ。学芸員の吉川美穂(よしかわみほ)さんは次のように説明する。「現存する最古の物語絵巻です。12世紀前半にできたもので、当館と東京の五島(ごとう)美術館に伝わっています。ここには三巻十五画面、五島美術館に一巻四場面があり、もともとは同じセットから分冊されたもの。当館では秋、五島美術館では春、それぞれ一週間程度だけ本物を展観しています」

源氏物語そのものは絵巻よりもさらに150年近く前に執筆されたもので、これも竹取物語、うつほ物語と並んで日本文学では最古と呼べる部類に入る。国語や美術の教科書に掲載されているし、記念切手にもなった絵巻だから、誰もが見た記憶があるだろう。しかし、本物にはなかなか会えない。徳川美術館でも常時、見ることができるのは複製である。それでも、本物が近くにあるわけだから、同館の複製には本物の気配が乗り移っている。

源氏物語絵巻に日本の〝緑色〟を見る

源氏物語絵巻に対しての評価は徳川美術館の解説書にある。「研ぎすまされた感性による絵画表現、美麗に装飾された料紙(りょうし)にしたためられた詞書(ことばがき)の優美な書など、多くの『源氏絵』(注:色紙絵、扇面画、障壁画などがある)のなかでもひときわ高い格調と説得力をもって、見るものを魅了してくれます」わたし自身の目を止めたのは、緑色がみずみずしいことだ。900年も昔に描かれた絵なのに、しかも、日本のような高温多湿の国なのに、紙にのせられた緑色の絵の具は鮮烈である。源氏物語絵巻をじっと眺めているわたし自身は、人物の顔や筆の線ではなく、緑という色を見ているのだと思った。

刀剣や源氏物語、葵の紋をモチーフにしたオリジナルグッズも多数の徳川美術館。刀剣マーキングクリップ(4個セットで税込540円)、マスキングテープ(税込350円~)。

源氏物語絵巻は尾張徳川家に伝来したものが徳川美術館に、阿波の国の蜂須賀(はちすか)家に伝えられたものが五島美術館に所蔵された経緯まではわかっている。しかし、なぜ、両家が絵巻を手に入れたのかは、はっきりとはしていない。吉川さんは「こんな説もあります」と教えてくれた。「両家に嫁いだのは公家の鷹司(たかつかさ)家の子女です。ですから、婚礼調度の一部とも考えられます」名古屋は婚礼が派手とも言われる。なにしろ「娘が3人いたら家が傾く」らしい。まず、そんなことはないと思うけれど、源氏物語絵巻を娘の嫁入り道具にするにあたって、尾張徳川家へ三巻にしたのは「婚礼が派手な名古屋だから」と鷹司家の当主が考えたのかもしれない。

ミュージアムショップでは、葵の紋がデザインされた缶入り煎茶も(税込各1,620円)。

美術館をめぐる旅〜名古屋編ガイド〜

車線が多く道幅が広いので気持ちよく運転できる、ドライブ向きタウンでもある名古屋。スタイリッシュなメルセデス・ベンツ Cクラスのカブリオレで、幌を開けて颯爽と走りたい!尾張徳川家の繁栄をしのぶ観光や美術鑑賞だけでなく、独特の食文化が根付いている町だから、食事も大充実の旅になるはずです。名古屋ドライブ旅を満喫するための〝とっておき〟へご案内します。

徳川美術館

目的の美術館はココ!
家康の遺品を中心にした尾張徳川家の大名道具が大集結

家康公の遺品をはじめ、尾張徳川家代々の遺愛品1万件を収蔵。館内に再現された茶室や能舞台では、実際に使われた道具や装束を展示。国宝「源氏物語絵巻」は11月に公開予定。

住所/愛知県名古屋市東区徳川町1017(徳川園内) 地図
TEL/052-935-6262
開館時間/10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日/月曜休館(祝日と振替休日の場合は開館・直後の平日休館、他に休館あり)
入館料/一般1,400円(蓬左文庫観覧含む)

東名高速道路「名古屋IC」、あるいは名神高速道路「一宮IC」より約30分 専用駐車場17台(無料)

メルセデス・ベンツ
C 180 Cabriolet Sports

名古屋をドライブしたのはこのクルマ!
オープンエアの爽快感を街乗りで

主張しすぎないけれど目をひくデザインのカブリオレ。さりげなく洒脱な内外装で、ビルが立ち並ぶ街中でも、潮風に吹かれる海沿いの国道でも、景色にすっと溶け込む。安全性と快適性を高め運転ストレスを軽減するレーダーセーフティパッケージ(安全運転支援システム)が搭載され、気持ちのいいドライブが楽しめる。

●メルセデス・ベンツ C 180 カブリオレ スポーツ 右ハンドル

9速A/T 総排気量1,595cc 全長4,705㎜ 全幅1,810㎜ 全高1,405㎜ 車両本体価格6,060,000円(税込)
※撮影車両はオプション装着車

問い合わせ先/ヤナセ 0120-35-5587 www.yanase.co.jp/

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 “夢”と“感動”あふれる『クルマのある人生』を創る情報をお届けします。

–撮影/永田忠彦 構成/小竹智子-

美術館をめぐる旅 徳川美術館 後編はこちらから!

第1回 土門拳記念館はこちらから!
第2回 石川県立美術館はこちらから!
第3回 岡田美術館はこちらから!

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