1890年代に芽吹いた歴史的コレクション
ロイヤル コペンハーゲンでは創業期から、クラフツマンたちが色と向き合う文化を大切にしてきました。1885年にアートディレクターに就任したアーノルド クローは、ブランドを象徴する“パターン No.1”と呼ばれるブルーフルーテッド プレイン コレクションをエレガントに刷新し、ブルーフルーテッド フルレース コレクションを創り上げます。
そして彼は職人たちとともに新しいカラーを探求し、1890年代にはフルレースのシェイプに、多彩なオーバーグレイズカラーを導入しました。
この時の色のひとつが、今回のエメラルドグリーン。約140年を超えてよみがえるこの色は、ブランドの革新を象徴する“真の逸品”といえるでしょう。
芸術品のような洗練美——透かし彫りのレースと上絵付けの妙
エメラルドグリーンフルーテッド フルレースには、ロイヤル コペンハーゲンが長い歴史のなかで培ってきた高度な技術が結集しています。なかでも象徴的なのが、フローラ ダニカにも採用されているオーバーグレイズ(上絵付け)技法です。鮮やかで澄んだエメラルドグリーンを実現するためには、この技法が不可欠であり、アンダーグレイズよりも多くの工程と、より繊細な絵付け技術が求められます。
アンダーグレイズでは釉薬前と釉薬後の2回の焼成で仕上がるところ、オーバーグレイズでは釉薬の上に描かれた色をしっかりと定着させるため、3回目、場合によっては4回目の焼成が行われます。この複雑な焼成工程と技術が、透明感と深みを兼ね備えたエメラルドグリーンの発色を支えているのです。

デザイン面でも、このコレクションは特別な存在です。エメラルドグリーンフルーテッド フルレース、中でもダブルレースのプレートは、レースのように細かく透かされた縁取りが特徴で、小さな穴ひとつひとつが職人の手作業によって丁寧に整えられています。その繊細な透かしに、正確な筆さばきでエメラルドグリーンを重ねていく作業は、熟練したクラフツマンだけが担えるものです。
複雑な工程と緻密な手仕事を重ねることで生まれるエメラルドグリーンフルーテッド フルレースは、ロイヤル コペンハーゲンのクラフツマンシップを象徴する、極めて完成度の高いコレクションといえるでしょう。
特別な季節にこそふさわしい、時代を超えるエレガンス

クリスマスの華やぎ、新しい年を迎える凛とした緊張感。そのどちらにも寄り添い、美を添えてくれるのがエメラルドグリーンフルーテッド フルレースの魅力です。エメラルドは古くから「再生」や「幸福」、「豊穣」を象徴してきた色。迎春のしつらえにこの上なくふさわしく、テーブルという舞台に、静かな格調を加えてくれます。
クラシックでありながら、鮮烈にモダン。まさにタイムレスな美しさの結晶といえるでしょう。
“250年の物語”をあなたのテーブルへ

130年以上前に生まれたデザインと技術が、いま再び光を放ちながら現代の感性と響き合う。
エメラルドグリーン フルーテッド フルレースは、そんなロイヤル コペンハーゲンの“歴史”と“未来”をつなぐ特別な存在です。
クリスマスの祝祭にも、新春を迎える清々しい朝にも。
時を超えるエレガンスを纏ったこのコレクションは、特別な季節を、より華やかに、より豊かに彩ってくれることでしょう。

