日本美術って買えるんです!七夕入札会とは?
七夕入札会とは、京橋の古美術ギャラリー『加島美術』と『和樂』が日本美術を買いたい人と売りたい人を橋渡しするマッチングサービスです。一般の方から出品作品を募り、日本全国から集まった作品点数は、なんと約250点!これらの美術品を加島美術が所定の審査を行った上で最低入札価格を設定し、一般の方が下見会に参加した上で、購入希望価格を入札できるのです。
実物を間近で!下見会が7月20日からスタート
下見会は7月20日(木)から26日(水)まで。会場の加島美術は日曜祝日は定休日ですが、会期中は無休で営業しているそう。平日は忙しくて…という方は是非、週末に足を運んでみてください!
掛軸などの絵画だけではなく、陶芸から工芸品、着物など、様々な作品が展示されています。加島美術では、ガラスケースを通さずに直で作品を見ることができるので、普段は遠目でなかなか見えない細かな筆使いや作品の質感などをじっくりと堪能することができます。
あの伊藤若冲の作品も!
江戸時代に活躍した画家、伊藤若冲の作品は2点も出品。『鯉図』は会場を入って1番最初に展示。大胆で迫力のある構図で、注目の一品になっています。
田中一村が十代の頃に描いた!?
田中一村は奄美大島の自然を愛し、若き頃から様々な賞を受賞していた日本画家です。そんな一村が十代の頃に描いたとされる作品『蘆橘夏熟図』。爽やかな柑橘系が今の季節にピッタリ!
魯山人や酒井抱一の工芸品がずらり
小さくて可愛らしい酒のみや茶碗が並びます。美食家であり、偉大な芸術家である魯山人の作品がこんな値段で買えるのですね…極上の器で生活に彩を添えてみませんか?
袖織人間国宝 志村ふくみさんの作品が24点も!
植物染料で染め、絹の紬糸で織られた志村ふくみさんの作品は「美しい」の一言につきます。何十年という年月を経っても色褪せることがない袖は実物を見ていただきたい作品ナンバー1。
七夕入札会 開催概要
下見会:2017年7月20日(木)〜7月26日(水)
会場:加島美術
営業時間:10時〜18時 ※会期中無休
入札締切:7月26日(水)18時まで
開札日:7月27日(木)
お問い合わせ:03-6265-1680