NHK大河ドラマ『光る君へ』でもたびたび登場する乗り物、牛車。文字通り牛が牽引する乗り物ですが、何と読むかわかりますか?
平安貴族の乗り物はこう読む!
答えは「ぎっしゃ」。牛車と書いて、ぎゅうしゃ、うしぐるまと読む場合もありますが、平安貴族の乗り物をあらわす際は「ぎっしゃ」と読みます。牛車にはいくつかのグレードがあり、どのグレードのものを使用できるかは身分によって異なりました。高貴な人がお忍びで出かける際は、特定を避けるためにあえてグレードの低い牛車に乗ることも!
牛車についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
牛車とは?平安貴族のステイタスシンボルを詳しく解説!
一応密室なので……
御簾(みす)というすだれを下ろせば、周りの目を遮ることができた牛車。そこには男女が同乗することもありました。和泉式部という女性の日記には、車中での恋人との逢瀬を匂わせる記述も! その詳細はこちらの記事でどうぞ。