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2020.02.03

奈良・天河神社の奥宮にはUFOも参拝する!?美しい祝詞と五十鈴の音は必聴!七夕伝説も紹介

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素晴らしい音と波動に誘われて奥宮へ向けてUFOが飛来してくることもある!? そんな響きの五十鈴(いすず)と呼ばれる鈴が、この神社にあるとのこと!
どんな音の響きを放つのだろうか?
奈良県の吉野から十津川村へ向かう前にそれを偶然知り、その存在が非常に気になって、急遽、道中に立ち寄ることに。

そして、この神社は、ご縁が無かったり、来るべきタイミングではないとたどり着くことができないと昔から言われてきているほど簡単にたどり着けない山奥の秘境に位置していることでも有名らしい。昔は、今のようにしっかりとした道もなかったので、なおさら、そのような伝説も広まったという話もあります。

今回は、奈良県吉野郡天川村坪内にある天河大弁財天社こと、通称、天河神社へご案内いたします。

珍道中の果てにステキなご縁もいっぱい!


吉野山を下った道から行ったのが悪かったのか、どこまでも続く山道。
小川に沿って蛇行する道が延々と続くかと思えば、細い道も延々と続き、途中、舗装されていない道も何度も登場! 何度もこの道で合っているのか不安になりながらも、道を聞きたくても誰も他に走っている車がいない。道があるだけでもありがたいことなのは分かっていたけど、車で走りながらも、一体、こんな道、誰が通るのだろうという疑問まで湧いてきてしまった。

途中、車のナビが全くつながらない道を何度か潜り抜けたり、誤ってポツンと一軒家のような目的地以外の場所にも迷い込んでしまったりなど、珍道中の果てにようやく到着!
「ようこそお参り下さいました」の一言に安堵と共に癒されたのでした。

思えば、この珍道中のおかげで、偶然のご縁で出会えたステキなこともいっぱいあって、普通の人の旅では味わえないような素晴らしい経験もたくさんできました。
これも、ご縁が無いとたどり着けないと言われているこの神社に引き寄せていただいたステキなご縁なのでしょう。

音楽のような美しい祝詞で感動のナイスサプライズ


やっとのことで駐車場に車を停め、鳥居をくぐり、手水舎で清めた後に、この神社のシンボル的な存在の五十鈴に会いたくてすぐに拝殿へ。
シーンと静まり返った拝殿スペースへ入ると、今まで聴いたことがなかった、音楽のように美しい祝詞の奏上がいきなり始まり、あまりのタイミングの良さにナイスサプライズと共に感動!

途中で太鼓や笛がなり、奏上される祝詞の抑揚も今まで聴いたことがなかった、歌のように美しい響き。
また、拝殿自体も今まで私が見たことがなかったスタイルで、最上段の先にある本殿へ続く階段が拝殿中央の下から上へ伸びている立派な造り。階段の中段にはステージのようなスペースがあり、祈祷していただいている人が座っていました。

そして、拝殿のそばには関係者用の座席も用意してあり、祈祷が終了するまで席でお待ちくださいと言われたので、参拝前にその美しい祝詞の奏上を最後までじっくり聴くことができたのです。

念願の五十鈴を鳴らす!


一連の祈祷が終わり、拝殿でいざ参拝。
念願の五十鈴を鳴らせる時がやってきました!
見上げると通常の神社拝殿にある鈴とは異なった今まで見たこともない形状。3つの球体の鈴が円でつながれて3角形を形成している五十鈴が、2つ重なっています。
なんだかこの五十鈴自体もUFOみたいな形じゃない?
全部の鈴を鳴らして、その音や響きを体感したかったので、円を描くように回しながら鳴らすと…。

何とも言えない心地よい音の響きのシャワー。
清らかな水の流れのような響きで、余計なものがそぎ落とされてスッキリするような清々しい感覚やバランスの取れた無の状態になる感覚とでもいうのでしょうか。それは、秘境などにある大自然を訪れるとよく私が感じることがあるステキな感覚にも似ていました。

場の空間の環境によっても音の響きや波動などは変わってくると思うのですが、この日は美しい祝詞の奏上の後で鳴らしたことも、より美しい五十鈴の音の響きを体感できた理由の1つでもあるのかもしれません。
偶然のラッキーなご縁に感謝!

五十鈴とは?


この五十鈴、上の写真を見てもわかりますように、3つの球体の鈴が円でつながって三魂(みむすび)となっており、魂の進化に欠かせない3つの魂の状態が表現されているとのことです。

この三魂は、生命を活発に繁栄させる霊の力「いくむすび」、満ち足りることを悟るのを促す霊の力「たるむすび」、八十万魂と呼ばれているほど多くの魂の集合体で肉体ができているという考えに基づき、自我によってその魂の集合体のバランスが分裂崩壊しないように促す霊の力「たまめむすび」から成っています。

五十鈴は天岩戸伝説で登場する神代鈴と同様の神宝


天岩戸伝説の中において、天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、天岩戸にこもってしまった天照大御神(あまてらすおおかみ)を天岩戸から誘い出すために矛に付いた神代鈴を持って踊り、この試みを大成功させた立役者として大活躍した神様の1人とされています。
天河神社の五十鈴は、その際に使用された神代鈴と同様の神宝であるという伝説がこの神社に古来から伝わっているんだそうです。
そして、神宝として、一般にはあまり公開されていない五十鈴もこの神社にはあるとのことです。

天河伝説とは?

秘境の中に佇む天河神社。
巨石の上に建っており、4個の天から降ってきた石、3か所の湧き出る清水、8つの杜に囲まれた「四石三水八ツの杜(しせきさんすいやつのもり)」と呼ばれる五行思想に基づいて配置された聖域の中に位置しているとのこと。

天から降ってきた4個の石のうち3個はこの神社の境内に祀られており、1個目は石階段の右側、2個目は五社殿の前、3個目は裏参道下行者堂の左側にあります。
そして、4個目はこの神社のそばを流れる大峰弥山を源流とする清流が注ぐ天ノ川の中にあり、この川に架かっている弁天橋から見えるらしいです。
この石は、羅牟陀石(むしろいし)とも呼ばれています。

これら天から降ってきた石は、太古の時代にこのエリアに落下した隕石のことらしく、その後、磐座として信仰の対象になった時代もあったのではないかとも言われているもののようです。

天河神社の七夕伝説


天ノ川に架かる弁天橋の近くには、八坂神社があります。天河神社を参拝する特に地元の人の多くは、この神社も必ず立ち寄ってセットで参拝していくようです。

それは、この八坂神社のご祭神の牛等(ごず)天王は、天ノ河伝説でいう彦星、天河神社のご祭神の弁財天と同一視されている市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は織姫星とみられているから。そして、1年に1度、旧暦の七夕に、天川村の天ノ川の上にある天から降ってきたとされる4個目の石の羅牟陀石の上で再会できるという伝説もあるんです。

また、この旧暦の七夕の日には、天空の天ノ河の流れと天川村の天ノ川の流れる方向が一致するので、これが天川村を流れる天ノ川の命名の由来にもなっているとのことです。
こうした理由で、毎年、旧暦の七夕の日には、天河神社で七夕祭が行われています。

名士による奉納が行われる立派な能舞台


天河神社は、古くから能楽との関わりもあったので、社殿の中には立派な能舞台もあります。
昔から悪霊を鎮めたりなどするのに田楽が行われてきた歴史もあるこの神社。
能楽との関わりのきっかけは、芸能の神様でもある弁財天を祀るこの神社に、能楽で大成功を収め名実ともに名高い世阿弥も使用した阿古父尉(あこぶじょう)の能面をその長男の十郎元雅(じゅうろうもとまさ)が能楽を奉納した際に寄進したことによるものだそうです。この能面は現在、国の重要文化財になっています。

この後にも能楽関係者による能楽の奉納をはじめ、能面、能装束などといった貴重な寄進が相次ぎ、中には豊臣秀吉が奉納した豪華な唐織の能装束もあったとのことです。
さらにその後も能楽の奉納は続き、一時期は奉納が廃絶してしまった時期もあったようですが、1970(昭和45)年以降は、毎年、例大祭で名士による奉納が行われているようです。こちらもタイミングが合えば観てみたいです。

UFOもよく目撃される奥宮「弥山神社」


弥山(みせん)は、標高1895mの大峰山脈にある山。
この山頂には、UFOもよく目撃されている天河神社の奥宮「弥山神社」があります。
この山の名前は、仏教の宇宙的な概念の世界において、その中心にそびえる万物の根源を表す山である須弥山(しゅみせん)に由来しているとのこと。

飛鳥時代に大峯山を開いた役小角(えんのおづの)が、この山の1つである山上ケ岳(さんじょうがたけ)にて国家平和を山中で祈願すると、初めに弁財天、次に蔵王権現(ざおうごんげん)が出現。女神である弁財天は、荒っぽい気質の山上ケ岳を守護するには向かないと判断し、水の神の山として知られている弥山の山頂に日本で初めて弁財天を祀ったことが天河神社の歴史の始まりと言われています。

奥宮「弥山神社」を含めてその周辺には、強いエネルギーが渦を巻きながら噴出している場所があり、宮司さんをはじめ、数々のこの神社の参拝者もこれまでUFOを頻繁に目撃しているとのこと。弥山はUFOの発進基地だという声もあるようです。

行者還トンネル西口の登山口から山頂にある弥山神社までは、3時間から4時間ほどで登頂できるそうです。
4月下旬から11月中旬までは、この山頂で完全予約制の山小屋も利用可能となるようです。
また、7月の初めころには天然記念物のオオヤマレンゲも見られ、この花は、この山らしく天女花という別名でも呼ばれています。

天河大弁財天社(天河神社)の基本情報

住所:奈良県吉野郡天川村大字坪内107
電話番号:0747-63-0334

書いた人

猫と旅が大好きな、音楽家、創作家、渡り鳥、遊牧民。7年前、ノラの子猫に出会い、人生初、猫のいる生活がスタート。以来、自分の人生価値観が大きく変わる。愛猫を連れ、車旅を楽しむも、天才的な方向音痴っぷりを毎度発揮。愛猫のテレパシーと自分の直感だけを頼りに今日も前へ進む。