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2019.09.09

秋の京都をゆったり堪能するなら、一棟まるごと町家ステイがおすすめ!

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古きよき姿を今に伝える町家を一棟まるごと利用できる京町家ステイが、今、京都らしさを心行くまで楽しめる宿泊スタイルとして注目を集めています。


鴨川に面した、庵町家ステイ「和泉屋町 町家」

町家に泊まると、もっと京都が好きになる!

間口が狭く奥行きが深い町家は「うなぎの寝床」と呼ばれるほど。通りに面した虫籠窓(むしこまど)や格子戸、一文字瓦葺きなど、まさに京都ならではの雰囲気の町家が一棟貸し切りできるのが町家ステイ最大の魅力です。

さまざまな町家があるなかでも「庵(いおり)町家ステイ」が手がける施設は、チェックイン後は門限もなく自由に過ごせて、ホテル並みの設備やアメニティがそろっていて、過ごしやすさの点で群を抜いています。


路地の奧にある二階建ての数寄屋風離れ。庵町家ステイ「三坊西洞院町 町家」

「暮らすように旅する Living like a local」をコンセプトに、明治・大正時代に建てられた町家の伝統的な美しさに現代の技術をプラスした庵町家ステイの施設は、京都市内に現在14棟。京都らしさを居ながらにして味わうことができる、居住性も快適な空間が今、国内外のさまざまな客層をとりこにしています。


木屋町沿いの路地の奥、鴨川の眺めを独占できる贅沢な町家。庵町家ステイ「おく材木町 町家」

「庵町家ステイ」と京都随一の人気店「AWOMB」が初コラボ!

京都の醍醐味が詰まった庵町家ステイでは、2019年5月15日から、今京都で最も予約が取りにくい料理店のひとつである「AWOMB(アウーム)」との連携を開始。庵町家ステイが再生を手がける京都市内の町家4棟で、宿泊者限定の「手おりあえ寿し」が楽しめるようになりました。


寿し飯と選んだ具材を巻き簀に乗せて自らつくっていただく「手おりあえ寿し」

仕出し弁当として提供される AWOMB 特製「手おりあえ寿し」は、店舗で出されている「手織り寿し」と「手和え寿し」の両方を一度に楽しめる、庵町家ステイ利用者だけが味わえる特製。

その内容は、季節の京野菜や湯葉、魚介類を使用した華やかなおばんざいと、村山造酢の寿し酢を使用した香り高い寿司飯&海苔、抹茶を練りこんだ錦糸卵のお吸い物のセット。希望の時刻にAWOMBのスタッフが町家まで運んでくれるので、店舗でいただく味わいはそのままに、伝統的な町家でリラックスして味わえるのもいいところ。


調理する気分も楽しめる、AWOMB 特製「手おりあえ寿し」

AWOMBとは

2014 年に「手織り寿し」を提供する烏丸本店(京都市中京区姥柳町189)をオープンし、2016年3月に「手織り寿し・衣」を提供する2号店の西木屋町店(京都市下京区西木屋町通松原下る難波町405)、2017年5月に「手和え寿し」を提供する3号店の祇園八坂店(京都市東山区下河原町 463-8)、2018 年12 月に甘味処「AWOMB こころみ」(京都市中京区姥 柳町 189 ※AWOMB 烏丸本店隣)と、京都を拠点に現在4店舗を展開。
AWOMB 公式サイト


路地を抜けて家にあがると、鴨川の水面や清水寺の塔が見え、中庭や回廊に趣がある、庵町家ステイ「美濃屋町 町家」

庵町家ステイ×AWOMBの概要

「手おりあえ寿し」4,860円、甘味付き5,184円(税込) ※宿泊予約時もしくは宿泊日3日前までに要予約
提供施設:美濃屋町町家(定員8名)、おく材木町町家(定員6名)、和泉屋町町家(定員6名)、三坊西洞院町町家(定員6名)
庵町家ステイ 公式サイト

書いた人

通称TAKE-G(たけ爺)。福岡県飯塚市出身。東京で生活を始めて40年を過ぎても、いまだに心は飯塚市民。もともとファッション誌から始まったライター歴も30年を数え、「和樂」では15年超。日々の自炊が唯一の楽しみ(?)で、近所にできた小さな八百屋を溺愛中。だったが、すぐに無くなってしまい、現在やさぐれ中。