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2024.05.10

里見浩太朗も〝はじめてのお使い〟も。口コミで絶賛された「天狗堂海野製パン所」【京都人の愛する「街のパン屋さん」4】

食パンが美味しい京都の老舗&新定番のパン屋さんへ。 京都人が愛してやまない、食パンが看板の4軒を紹介するシリーズ、今回は「天狗堂海野製パン所(てんぐどううみのせいぱんしょ)」です。

京都人の愛する「街のパン屋さん」シリーズ一覧はこちら

店の奥の工房で午前4時から仕込みを始め、翌日の準備が終わるのは21時ごろ。「『美味しかったよ』というお客さまの声が聞こえるのがうれしい」と海野滋さん(67歳)。

幼子から映画人まで通う創業100年超の老舗
「天狗堂海野製パン所」(西大路三条)

レトロな対面式のショーケースが目印の「天狗堂海野製パン所」があるのは、京都・壬生(みぶ)の三条通沿い。以前は多くの映画関係者がこの道で太秦(うずまさ)の撮影所に通い、店にも立ち寄りました。若かりし日の里見浩太朗(さとみこうたろう)も度々この店であんパンを購入し、撮影所に通ったひとりだそう。そんな華やかな逸話がある一方、近所の子供たちの〝はじめてのお使い〟の場になることが多いという話も納得の、優しい時間が流れる店です。

大正時代に創業した店は一昨年100周年。3代目の海野 滋(しげる)さん、謹子(きんこ)さん夫婦が営む店は、パンになじむようクリームもあんも自家製。

「世界一美味しい」とお客さんの口コミから評判になった「レーズンブレッド」は、1か月ラム酒に漬けたレーズンをたっぷりシロップごと練り込み、シナモンを隠し味に。採算度外視にも映る手間と素材使いにパンへの愛着を感じます。

ラム酒の香りが漂う「レーズンブレッド」

「ぶどう食パン」と呼ぶ常連も多い「レーズンブレッド」1本1,300円。焼きたてはもちろん、ラム酒がなじんだ翌日も美味しく、手土産にも人気。

左/店頭の対面式ショーケースの奥には夫婦で営む工房がある。中/謹子さんの子供時代、初代祖父と(海野さん提供)。当時から人気で、なんと5代にわたるお客さまも。右/種類豊富なパンはロングセラーばかりで新加入組も20年選手。

店舗情報

天狗堂海野製パン所(てんぐどううみのせいぱんしょ)
住所:京都府京都市中京区壬生中川町9
電話:075-841-9883 
営業時間:7時~20時(売り切れ次第終了)
休み:日曜・月曜
※「レーズンブレッド」の焼き上がりは14時30分ごろ。前日までの電話予約優先。

撮影/伊藤 信 構成/川村有布子
※本記事は雑誌『和樂(2022年4・5月号)』の転載です。
※掲載商品は税込価格です。
※営業日や時間等に変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。

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和樂web編集部

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