鹿野山九十九谷展望公園(君津市)
高宕山(たかごやま)をはじめとする上総(かずさ)丘陵が幾重にも連なる山並みがおりなす景観を、九十九谷(くじゅうくたに)と総称する。近代の随筆家・大町桂月(おおまちけいげつ)は紀行文『鹿野山(かのうざん)』にて、九十九谷の眺めを絶賛。日本画家・東山魁夷(ひがしやまかいい)の『残照(ざんしょう)』は、この眺望を基に描かれた。
●千葉県君津市鹿野山東天峪119-1 君津市経済振興課:city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2230.html
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構成/山本 毅
※本記事は『和樂』2024年8,9月号の転載です。