きつねうどんはこの店で生まれた!【うさみ亭マツバヤ】(船場)
店のある船場の街は、今も昔も大阪経済の中心地。
初代・宇佐美要太郎さんは、寿司屋で修業した後、うどん屋として明治26(1893)年に独立。
いなり寿司の余った油揚げを「すうどん」に添えて出したところ、うどんにのせた客をヒントに「きつねうどん」が誕生したとか。
主役の油揚げは、大阪市内の豆腐屋さんから「ええもんを届けてもらってます」と3代目主人・宇佐美芳宏さん。
油抜きを丁寧に施し、3日間かけて味を含ませます。
うどんのお陰で健康や!
3代目・宇佐美芳宏さん、79歳現役!

油揚げを引き立てるのは、利尻(りしり)昆布に鰹本枯節(かつおほんかれぶし)、鯖(さば)節など質にこだわった出汁と、自家製麺。
丸く、しなやかなうどんに出汁もよく染み込み、丼の中で見事に調和。程よい甘さのおあげさんに添えられた焼き通しのかまぼこの塩気もぴったり。
一杯で大満足、さすが老舗の味わいです。
3日かけて味を含ませる自慢のおあげ

これが噂のきつねうどん!


うさみ亭マツバヤ
住所:大阪府大阪市中央区南船場3-8-1
電話:06-6251-3339
営業時間:11時〜18時
休み:日曜・祝日
【みんな大好き「おあげさん」】シリーズ一覧はこちら。
※掲載価格はすべて税込です。
※価格や営業時間などは2025年11月現在のもので、変更される場合もありますので、あらかじめ公式サイトなどでご確認ください。



