背負いかごの中には新栗に見立てた焼き菓子がたっぷり|亀屋良永の「山づと」
本物の栗と同じ大きさと色。卵黄を塗って焼き上げた表面はツヤまでそっくり。
こしあんに卵黄、砂糖を加えた桃山生地で白あんを包んだこの焼き菓子は、ほんのりニッキが忍ばせてあるのがポイントです。
小豆とニッキが香るしっとりと口どけのいいあんだから、ついつい手が伸びてしまう。
これが、中まで栗あんになったら“しつこい”というものなのでしょう。
「御池煎餅(おいけせんべい)」をはじめ、風雅な菓子をつくる老舗のさじ加減に感心する、予約必至の限定菓子です。

竹籠は箱に入るので贈答にもおすすめ!

●亀屋良永(かめやよしなが)
住所:京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町504
電話:075-231-7850
営業時間:8時~18時
休み:日曜・水曜
公式サイト:https://kameyayoshinaga.jp/
さりげなく、はんなりと、秋の風情を漂わせる京菓子

楚々とした茶花の図柄が実に京都らしい|田丸弥の「貴船菊」
京都で「せんべい」といえば、小麦と卵を使った薄焼き生地が主流。
この店では昔ながらに手でこねた生地を手焼きし、ピーナッツを入れる場所にもひと工夫。
ピーナッツとせんべい生地が口の中で同時に消えるような驚きの配合に。
京都では貴船菊(きぶねぎく)の名で愛される秋明菊(しゅうめいぎく)の図柄を、すべて入れない美的感覚もさすが!


●田丸弥(たまるや)
住所:京都府京都市北区紫竹東高縄町5
電話:075-491-7371
営業時間:9時~17時
休み:日曜・祝日
公式サイト:https://shirakawaji.com/
最高級の阿波和三盆糖を使った新商品の打ち物|鍵善良房の「菊寿糖 AWA」
少なくとも江戸時代から継承されているという美しい菊の図案に阿波和三盆糖(あわわさんぼんとう)の口どけが加わり、普遍的な人気を誇る代表銘菓「菊寿糖(きくじゅとう)」。
新商品「AWA」は、製糖所の畑で栽培から収穫までこだわって育てたサトウキビでできた和三盆糖を贅沢に使用。
白さが際立ち、コクのある甘み、極上の口どけが自慢です。


●鍵善良房(かぎぜんよしふさ)
住所:京都府京都市東山区祇園町北側264
電話:075-561-1818
営業時間:9時30分~18時(喫茶は10時~17時30分L.O.)
休み:月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休)
公式サイト:https://www.kagizen.co.jp/
アーモンドがふんだんに香るモダンな落雁|かぎや政秋の「野菊」
円の中央に点を入れてミニマムに表現する「光琳菊(こうりんぎく)」のモチーフは京菓子にたくさんあっても、アーモンド風味の落雁(らくがん)は珍しい。
これは、70年代、先代主人がモロッコを旅して出合った地中海アーモンドをヒントに考案されたもの。
当代主人はアーモンド含有量を増やし、コーヒーにもふさわしい味になっています。


●かぎや政秋(かぎやまさあき)
住所:京都府京都市左京区吉田泉殿町1
電話:075-761-5311
営業時間:9時~18時(土曜は17時閉店)
休み:日曜
公式サイト:https://www.kyoto-kagiya.co.jp/
※価格は税込、2026年9月現在のものです。
※この特集でご紹介した菓子のうち、特に明記のないものは通年販売になります。

