検定やら展覧会やら、大河ドラマ「真田丸」がますますアツい!

検定やら展覧会やら、大河ドラマ「真田丸」がますますアツい!

「真田丸」人気がジワジワきています。

 さすが三谷幸喜と脚本を称える声や、音楽がいいという声、主役の真田信繁(さなだのぶしげ)を演じる堺雅人をはじめ、その父昌幸(まさゆき)の草刈正雄、徳川家康の内野聖陽などの役者がスゴイという声など、その大きさは日に日に高まるいっぽうです。

 毎週日曜夜8時にNHKで放送されているおなじみの大河ドラマも、「真田丸」でなんと55作目! 
 第1作は昭和38(1963)年の「花の生涯」だったのですが、このときは4月放送開始で12月までの計8カ月。翌年の第2作「赤穂浪士(あこうろうし)」から1月スタートの1年間という現在のスタイルになりました。

 記念すべき第1作「花の生涯」の主役は幕末・桜田門外の変で暗殺された井伊直弼(いいなおすけ)で、演じたのは歌舞伎の2代目尾上松緑(おのえしょうろく)。その他の配役も〝あらゆるジャンルの超一流の俳優〟を基準にしていたそうで、NHKが企画した〝大型で、面白く、見ごたえのある連続時代劇〟は盤石の体制でスタートを切り、今日まで連綿とその歴史を紡いできたことになります。

 などと偉そうに講釈を垂れていますが、実はこれ、『大河ドラマ検定 公式問題集』で得た浅知恵です。

なんとなんと、大河ドラマにも検定があるんです‼

大河ドラマ検定s 公式問題集_書影『大河ドラマ検定 公式問題集』定価:本体1,500円+税(NHK出版) 帯にはこれまでの大河ドラマで歴史上の主要人物を数多く演じた西田敏行の写真が。

 何かの参考になればと思って『大河ドラマ検定 公式問題集』のページをめくってみたら、第1作から昨年の第54作「花燃ゆ」まで、原作者やスタッフ、主要キャストから視聴率やエピソードまで書かれていて、ドラマ好きにとってはかなり読み応えのある内容になっています。

 たとえば、当初は大河ドラマという呼称ではなく、モノクロ放送。カラー放送が始まったのは昭和44(1969)年の第7作「天と地と」からのことで、そのときの主役長尾景虎(上杉謙信)は石坂浩二。
 45年も前に大河ドラマの主役を務め、以後も輝かしいキャリアを積み重ねてきた大スター兵ちゃん(失礼!)が、番組中での発言をカットされていたことでニュースになるなんて・・・・・・。
 最高視聴率は大スター長谷川一夫が大石内蔵助(おおいしくらのすけ)を演じた昭和39(1964)年の第2作「赤穂浪士」で53.0%。平均視聴率では、今や世界的スターの渡辺謙が主演した昭和62(1987)年の第25作「独眼竜政宗(どくがんりゅうまさむね)」で39.7%。いずれも驚異的な数字です。

 ほかにも過去に放送された作品名を組み込んだ歴史年表があり、データファイルには歴史上の人物それぞれに大河ドラマで演じた俳優と作品名が記されていて、ついつい見比べている自分に気づきます。

 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康はそれぞれ過去に8~9人の俳優が演じていて、この人とこの人が同じ役!? という驚きがいくつも。中でも驚きは郷ひろみが家康を演じていたことで、この配役は平成4(1992)年の第30作「信長」。主役信長は緒形直人で妻濃姫は菊池桃子、秀吉が仲村トオルで妻ねねは中山美穂、さらに明智光秀がマイケル富岡。
 大河ドラマにしては思い切ったラインナップだったようです。

大河ドラマ検定の模擬問題集に挑戦!

 公式問題集ですから、メインは大河ドラマ検定の模擬問題集。
 大河ドラマ検定は2段階のレベルに分かれていて、3級(初級)は第25作「独眼竜政宗」から「真田丸」までの範囲から出題、2級(中級)は第1作「花の生涯」から「真田丸」までのすべてから出題されるとのことです。

 さすがにモノクロ時代の作品はわからないことが多いものの、カラー放送開始以降の作品名は見覚えのあるものばかりで、22歳の宮崎あおいが最年少で主演した平成20(2008)年の第47作「篤姫」や「独眼竜政宗」は、細部の記憶はあやふやながらよく見た覚えがあります。

 各60問ずつ用意された四者択一の問題に挑戦してみたら、3級の正解は35問。
「5割超えだ!とぬか喜びしたのも束の間。検定合格の目安は7割超えとのこと。
 ですが、実際の検定では公式問題集からアレンジして出題されるとのことなので、予習すれば一発OK も夢じゃありません。

画像は、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」の出品作品より『鹿角・六連銭文旗指物』 桃山~江戸時代 個人蔵(上田市立博物館寄託) ドラマのオープニングでおなじみの、真田家の六文銭が見える。※作品画像の転載・コピーは禁止

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模擬問題集のあんな問題こんな問題

 3級の問題はたとえば<第52作「八重の桜」の主人公八重の夫・新島襄(にいじまじょう)が京都に創設した大学は?>のように、放送を見てなくてもわかる人にはわかるものから、<元日に放送が始まった作品は「篤姫」「独眼竜政宗」「功名が辻」「春日局」のうちどれ?>といった難問まで様々。(答え:同志社大学と「春日局」)
 2級の問題は<第3作「太閤記」に出演し、第4作「国盗り物語」でも主要人物を演じたのは、高橋幸治、緒形拳、石坂浩二、片岡孝夫のうちだれ?>のように、かなり時代をさかのぼり、60問中正解は30問。(答え:緒形拳)
 検定では実施されないものの公式問題集には1級(上級)があり、<第11作「国盗り物語」の大ファンでスタジオを見学したのは、昭和天皇、美空ひばり、田中角栄、王貞治のうちだれ?>などと、かなりトリビア的な知識が求められ、20問中正解は8問。(答え:昭和天皇) ついに4割まで正解率が落ち込み、学生時代を思い出す始末・・・。笑

画像は、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」の出品作品より『真田信繁画像』 江戸時代 高野山 蓮華定院蔵 ※作品画像の転載・コピーは禁止

第1回大河ドラマ検定

5月29日(日)開催予定で、申し込みの締め切りは4月15日(金)。
開催地/東京、大阪
実施級/3級5,500円、2級5,900円(併願10,000円)
申し込みは、大河ドラマ検定公式サイトからどうぞ!

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「真田丸」の特別展が始まります!

 さらに、「真田丸」ファンはもちろん、戦国武将ファンやカタナ女子にとって見逃せない情報があります。

 2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」が4月29日(金・祝)~6月19日(日)の東京都江戸東京博物館(東京展)を皮切りに、7月2日(土)~8月21日(日)は長野県・上田市立美術館(上田展)、9月17日(土)~11月6日(日)は大阪歴史博物館(大阪展)と、真田家にゆかりの深い地で開催されるのです!

「真田丸」の時代とは・・・・・・

 のちの信濃国(しなののくに)上田城主真田昌幸の次男として生まれた信繁は、周囲の戦国武将を主君に仰ぎながら成長。慶長5(1600)年の関ヶ原合戦で信繁は父とともに石田三成率いる西軍につき、兄の信之がついた徳川家康率いる東軍に敗れ苦汁(くじゅう)をなめます。その後、慶長19(1614)年の豊臣VS徳川の最終決戦「大坂冬の陣」で信繁は、大坂城の東南に真田丸と呼ばれる出丸を築いて徳川軍を迎撃。武名を天下に知らしめます。翌年の「大坂夏の陣」でも家康に死を覚悟させるほどの奮闘を見せるも、ついには落城し、信繁も命を落とします。

 そんな信繁の生涯を追った展覧会は、信繁はもとより父昌幸や兄信之が愛用した武具をはじめ、肖像画や書状、戦を描いた屛風や浮世絵などが勢ぞろい。
 堺雅人や草刈正雄、大泉洋ら主要キャストの顔を思い浮かべながら鑑賞すると、「真田丸」の世界がよりリアルに実感できることは請け合いです。

23 錦絵s 真田幸村、巡見中の家康を追い詰める 上田市立博物館画像は、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」の出品作品より『錦絵 真田幸村、巡見中の徳川家康を追い詰める』 明治6(1873)年 上田市立博物館蔵 ※作品画像の転載・コピーは禁止

2016年大河ドラマ特別展「真田丸」東京展

会期/4月29日(金・祝)~6月19日(日)
会場/東京都江戸東京博物館 東京都墨田区横網1-4-1 
※詳しくは「東京都江戸東京博物館」「公式ホームページ」の各サイトをご覧ください。

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