若返り・アンチエイジングは、私たち人間の永遠のテーマです。太古の昔より「不老不死」を求める人は後を絶ちません。
近年は美容技術の発達により、さまざまなアンチエイジング方法が見られるようになりました。しかし、どれも時間やお金がかかるもの。「もっとカンタンに若返れたらいいのにな~」なんて思っている方も多いのでは? ※私もそのうちの一人です。
そんなあなたに朗報! なんと、体を舐めるだけで若返る生き物がいるのです。さて、その生き物とは一体何でしょうか?
体を舐めるだけで若返る生き物とは?
舐めるだけで若返る生き物。正解は……「人魚」でした!
江戸時代の作家・山東京伝の書いた『箱入娘面屋人魚』によると、人魚の体を舐めるとたちまち若返るのだとか。それを知った人魚の夫・平次は妻を客に舐めさせ大儲け。自分も暇さえあれば舐めていたため、子どもに戻ってしまったのだと言います。
ちなみにこの人魚、実は浦島太郎の娘なんです。「は?さっきから何を言っているのか全然わからないよ」と混乱してしまった方は、ぜひこちらの記事をお読みください。
浦島太郎の子どもが人面魚遊女に!『箱入娘面屋人魚』のストーリーが斜め上すぎる
人魚を食べて800歳まで生きた女性
日本には、人魚を食べて800歳まで生きた「八百比丘尼(やおびくに)」という女性がいます。しかも、見た目は少女のように若々しかったのだとか。
本当か嘘かわかりませんが、人魚を見つけたら自分が若返るだけでなく、たっぷり大儲けできそうですね。
多彩な日本の人魚たち
人魚と聞いてどのような姿を想像しますか?きっと『人魚姫』に登場するような、上半身が美少女、下半身が魚の姿をした「マーメイド」を想像する方が多いでしょう。
しかし、日本の人魚は多種多様。
こちらは、マーメイド的な美しい人魚。
こちらは、浦島太郎の娘です。
えっ……怖!こちらも人魚なのだそう。舐めるのに勇気が必要ですね。
とにかく、人魚を見つけたらぜひ舐めさせてもらいましょう。人魚の妻・平次のように、舐めすぎて子どもに戻ってしまわないよう、くれぐれもほどほどに。
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