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2021.01.29

椎名切子と関谷理化、2社の職人の技術を結集!「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」制作インタビュー【PR】

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耐熱ガラスマグの側面に、1mmにも満たない極めて細い線で彫刻された葛飾北斎の名作、黒富士。コーヒーの街、清澄白河に工房と店舗を構える2社の高精度なガラス加工技術によって、ドリップコーヒーAGF®「煎」を楽しむためのプレミアムなガラスマグが誕生しました!

2021年2月1日(月)に発売開始する和樂オリジナル商品「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」。和樂webで過去2回にわたってご紹介したドリップコーヒーAGF®「煎」と浮世絵の密なる関係が発端となり、2020年夏に制作プロジェクトが始動しました。

▼ドリップコーヒーAGF®「煎」にまつわる過去記事はこちら
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今回、和樂webではドリップコーヒーAGF®「煎」を楽しむのにふさわしい、浮世絵をモチーフにしたガラスマグを企画。浮世絵のサンドブラスト(彫刻)は、清澄白河に工房を構える椎名切子(GLASS-LAB)、ガラスマグ本体の制作は、同じく清澄白河に店舗「リカシツ」を持つ関谷理化に依頼しました。これまでに数々のオリジナル商品を開発してきた和樂webですが、耐熱ガラスマグを制作するのは初の試みです。デザイン設計から試作まで、文字通りの試行錯誤を重ねて、2021年2月1日(月)発売開始します!

この記事では、プロジェクトの進行管理を担当した和樂webのディレクター鳩が、「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」のこだわりポイントを、2社の代表に伺います。

GLASS-LAB株式会社 代表取締役 椎名隆行(しいなたかゆき)さん(左) 
関谷理化株式会社 代表取締役 関谷幸樹(せきやこうき)さん(右)

清澄白河に店舗を構える2つのガラス加工業社

–– はじめに、2社のお仕事を教えてください。では、まず椎名さんから。

椎名: 椎名切子は、1950年に祖父がガラス加工業を創業したところからスタートしました。現在は、父と弟、私の3人でガラス加工業を営んでいます。私の仕事は「江戸切子プロデューサー」として、父や弟の技術を生かして、企業や一般の方とオリジナル商品を開発したり、そのマーケティングを行ったりすることです。

–– 椎名さんと和樂webは、これまでにもたくさんコラボレーションしてきましたね。

椎名: 2019年春に冷茶用グラス「CHAMI切子」、2020年夏には5大浮世絵師の名作をモチーフにしたグラス「キリコレンジャー」を制作しました。いずれも椎名切子の2つの技術、サンドブラスト(エアコンプレッサーで細かい砂を吹き付け、文字や模様を入れる技術)と平切子(ひらきりこ:江戸切子の製法のひとつ、ガラスを平らに削る技術)を最大限に生かすデザインを提案いただき、実現した商品です。

キリコレンジャーのひとつ、東洲斎写楽 『三代目大谷鬼次の江戸兵衛』をモチーフにしたグラス

–– 制作いただいたコラボ商品は、毎回大好評です! 続いて、関谷さんのお仕事も教えていただけますか。

関谷: 関谷理化も私の祖父が1933年に理化医療用ガラスの卸売業をスタートしたことから始まりました。関谷理化は、研究施設に理化医療用ガラスを卸しているのですが、たくさんの職人とつながっているので、理化医療用ガラスの加工も得意としています。

–– 2015年には、椎名切子の斜向かいに「リカシツ」を開店されましたね。

関谷: 高齢化の進む職人たちを含め、理化医療用ガラス業界を一般の方にも広く知っていただくために起ちあげたのがアンテナショップ「リカシツ」です。スタート時は、大学など研究施設に卸している商品のみを取り扱っていたのですが、お客様の声から、取手を付けたビーカーなどインテリアアイテムを開発して店頭に並べるようになりました。

椎名切子と関谷理化、過去のコラボレーションは?

–– 工房と店舗が近くにある2社ですが、これまでにコラボレーション商品を開発されたことは?

椎名: 数回あります。最初に一緒に制作したのは「ハニカムビーカー」です。関谷さんがリカシツの店番担当の際に、私の工房へいらっしゃることがあって、そのときの会話から生まれた商品です。当初はビーカー全体にハニカム模様をあしらったのですが、もっと個性的にできないか? ということで、ビーカーのメモリと関谷理化のロゴが見えるようにあえて一部を残し、全体にサンドブラストを施しました。

Twitter リカシツ公式アカウントより(2017年4月の投稿

関谷: そのあとも近くの小学校の周年記念品として三角フラスコを使った醤油さしを一緒につくりましたね。でも今回のような、耐熱ガラスマグのコラボレーションは椎名さんも私も初めてです。

–– 今回の商品開発は、和樂webにとっても初めての耐熱ガラスマグの制作でしたが、2社のコラボレーションとしても初めての試みだったのですね!

「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」のこだわりポイント

–– ではいよいよ「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」について詳しくお聞かせください。 関谷さん、今回のガラスマグですが、どのように作られたか教えていただけますか。

関谷: ドリップコーヒーAGF®「煎」に合うガラスマグの高さや内径を計算して、最適と思われるサイズを2案(高さ7cmと8cm)試作しました。結果、高さ7cmのガラスマグを選んでいただいたのですが、このサイズを考慮して、取手の型を新たに制作しました。通常の取手よりも小さめに調整しています。

ガラスマグの試作。内径約7cm、高さ7cmと8cmの2パターンを制作していただいた。採用したのは左。取手のサイズも通常よりもひとまわりコンパクト

–– 取手も今回のために調整いただいたんですね! ガラスマグを制作する上で難しかった点はありますか?

関谷: 長い筒状の耐熱ガラスをカットして本体部分を制作したのですが、これが実は難しいんです。ガラスの外面に傷を入れて、熱をかけて衝撃でカットした後、カットした部分に研磨をかけて、もう1度焼く……このような工程があるため非常に手間がかかります。もう1点挙げるとしたら、耐熱ガラスは飴細工のように熱をかけ続けて、やわらかい状態にしていないと割れてしまうため、本体と取手を接着する際も神経を尖らせました。熱をかけ続けながらその作業を行う必要があるので、技術が必要なんです。

–– ガラスマグの成形には職人の高い技術が必要なんですね。椎名さん、サンドブラストを施す上で、難しかった点はありますか?

椎名: 取手を避けてサンドブラストを施すのが、なかなか難しいんです。取手にサンドブラストがかからないよう、かなり気を配っています。あとは、360度ぐるりとサンドブラストを施しているのですが、取手のまわりが不自然にならないよう、丸みを持たせたデザインにしていますね。こういう細かなところも、どうしたらもっと良くなるだろう? と試行錯誤しました。

–– 今回、ガラスマグの側面には、葛飾北斎の『冨嶽三十六景 山下白雨(さんかはくう)』と『北斎模様画譜』の模様をサンドブラストしていただいたのですが、こちらのデザインに関してはいかがでしょう。

葛飾北斎の『冨嶽三十六景』全46図中の1図『山下白雨』、別名は「黒富士」。コーヒーを淹れることで黒富士が浮かび上がることを想定して選定。 葛飾北斎『冨嶽三十六景 山下白雨』1831年 メトロポリタン美術館より

着物などの模様を描いた北斎の図集から、水を大切にするドリップコーヒーAGF®「煎」に合わせて左下の水を想起させる模様を選択。 葛飾北斎『北斎模様画譜』1884年 国立国会図書館デジタルコレクションより

椎名: 正直、最初にモチーフとなる浮世絵を見せてもらったときは、どんなガラスマグになるか想像もつきませんでした(笑)。富士山もどっしりとしたイメージですし、ガラスマグに彫刻したら一体どうなるんだろう、と。

–– たしかに、どうなるか不安もあったかもしれません……。試作を経て、実物を前にした際の感想はいかがでしょう。

椎名: サンドブラストがこの富士山の落ち着いたイメージにぴたりとハマって、想像を超える出来栄えに仕上がりました。富士山から透けて見える底面が、富士山の麓に川が流れているように見えるのも美しくて、コーヒーを淹れる前から想像を掻き立てられるのではないでしょうか。

ドリップコーヒーAGF®「煎」を淹れることで、黒富士が出現する。ドリップコーヒーAGF®「煎」を淹れる時間も楽しんでほしいという思いで、黒富士が浮かび上がる過程を楽しめるよう、あえて富士山を透かし、サンドブラストを全体に施していただいた

–– 私たちも想像を超える仕上がりに感動しました! 今回の浮世絵のサンドブラストでこだわった部分があれば教えてください。

椎名: 何よりもこだわったのは、浮世絵の細かさです。今までの和樂webとのコラボレーションでは、厚みのある色被せガラス(※)に浮世絵を彫っていたので、細かい線も表現しやすかったのですが、耐熱ガラスは素材の特性上それが難しかったんです。0.09mmの線まで再現できる椎名切子のサンドブラストの技術でなくては、世界中どこを探してもこのガラスマグを実現できなかったのでは? なんて思ってます。

※色被せガラス・・・・・・鮮やかな発色があるガラス。複数色が重なっているものもある。切子などに用いられるガラスで、先に紹介した「CHAMI切子」や「キリコレンジャー」も色被せガラスを使用した。

ドリップコーヒーAGF®「煎」をガラスマグで

–– 最後に、おふたりに「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」でドリップコーヒーAGF®「煎」を飲んでいただきたいです。感想をお聞かせいただけますか。

1杯ずつ抽出する時間も楽しめる、パーソナルタイプのドリップコーヒーAGF®「煎」

関谷: おいしいです。しっかりと濃い味なのに、えぐみを感じないのが素晴らしいです。仕事中にドリップコーヒーAGF®「煎」を飲んで、もしも冷めてしまっても、耐熱ガラスマグなら温められるのも良いですね。

椎名: 味はもちろんのこと、香りの華やかさに驚かされました。ドリップコーヒーとは思えないほどのクオリティの高さ、といいますか。仕事中にわざわざコーヒーを淹れたり、買いに行ったりするのはなかなか手間ですが、ドリップコーヒーAGF®「煎」なら手軽ですし、クオリティにも大満足です。「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」なら、淹れる時間も飲んでいる時間も、じっくりと浮世絵を楽しめますね。

「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」商品情報

椎名切子と関谷理化の技術を結集した、和樂オリジナル「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」は限定50点の販売です。購入特典として、お買い上げいただいた方に2種類のドリップコーヒーAGF®「煎」(「濃厚 深いコク」「香醇 澄んだコク」各5袋入り)をプレゼントいたします。

限定50点「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」

価格:13,000円(税別)
口径:約7.5cm×高さ約7cm
重さ:110g
素材:ガラス
容量:約240㎖

※電子レンジ使用可
※食洗機使用不可
※木箱入り
※日本製
※サンプル品としてAGF®「煎」(「濃厚 深いコク」5袋入り×1、「香醇 澄んだコク」5袋入り×1)が付属

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日本の味覚に寄り添うふたつのAGF®「煎」

1杯ずつ抽出する時間も楽しめる、パーソナルタイプのドリップコーヒーAGF®「煎」は、好みや気分に合わせて香りやコクのバランスが異なるふたつの味わいを選べるのも大きな魅力です。

香醇 澄んだコク

やや浅めの焙煎で、ふくよかな香りとすっきりとした後味が楽しめます。(容量:10g×5袋 / 20袋)
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濃厚 深いコク

やや深めの焙煎で、しっかりとしたコクと奥行きのある味わいが楽しめます。(容量:10g×5袋 / 20袋)
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書いた人

我の名は、ミステリアス鳩仮面である。1988年4月生まれ、埼玉出身。叔父は鳩界で一世を風靡したピジョン・ザ・グレート。憧れの存在はイトーヨーカドーの鳩。