はじめてでも何度でも訪れたい名店。京都旅で楽しみたい美味トピックスを集めました。今回は「本家 尾張屋」、「京極かねよ」、「とり安」、の3店をご紹介。
京都ランチは、手軽に食べられる「丼もの」を!
ハズレのない手軽な昼ご飯といえば、専門店の「おどんぶり」。古くから続く地元密着型の店だから、料理の味はお墨付き。行列に並ばなくても、角を曲がれば美味しいものにありつけるのが京都のよさ、です。
京都ランチの丼その1 本家 尾張屋
「本家 尾張屋」の木の葉丼。焼き板、甘辛煮のどんこ、九条ねぎを卵とじに。そばももちろんいけます。
まずは創業が応仁の乱の2年前というそばの「本家 尾張屋」。丼メニューの歴史も古く、お揚げと九条ネギの「衣笠丼」はこの店が発祥とか。それでも「木の葉丼」を推すのは、名物「宝来そば」にも入る椎茸煮、板わさに使うかまぼこ、と具が贅沢なこと。ざるそばのつゆで卵をとじるのがそば屋ならでは。甘いつゆにご飯が進みます。
◆本家 尾張屋
住所 京都市中京区車屋町通二条下る
公式サイト
京都ランチの丼その2 京極かねよ
「京極かねよ」のきんし丼。並・上・特と鰻の分量に応じて丼も大きく。卵がはみ出すのは「並」。
「京極かねよ」の「きんし丼」は明治創業以来の看板商品。鰻丼を覆う玉子焼は冬場、鰻丼の保温のために考案されたとか。玉子焼の下でほんのり蒸された鰻の美味しさ、昔の人の知恵にも感嘆しつつ召し上がれ。
◆京極かねよ
住所 京都市中京区六角通新京極東入松ヶ枝町456
公式サイト
京都ランチの丼その3 とり安
「とり安」のからあげ丼。和風の下味がついた若鶏のから揚げが5つ。とろとろ卵が絶妙にからむ。
国産の雄鶏を扱う「とり安」のランチタイムに登場する「からあげ丼」は手間のかかった逸品。卵でとじてあるのに、カリカリのころもに驚きます。そこには計算された技が隠れているのですが、それは食べてのお楽しみ。さぁ次回のお昼はどちらへ?
◆とり安
住所 京都市中京区烏丸通押小路上ル秋野々町534
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