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2023.02.20

まるで桜の王国!日本五大桜もある「埼玉県北本市」厳選桜スポット10選

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いつもの場所でのお花見もいいですが、知られざる桜の名所、埼玉県北本市はいかがでしょうか。北本市にはわざわざ見に行きたい桜の名所が点在。「日本五大桜」の一つ「石戸蒲ザクラ」もあるんですよ。

心浮き立つ春に訪れてほしい、桜スポット10選を紹介します。

私も何度も行ったことがありますが、北本の桜は本当にキレイ!

◆石戸蒲ザクラ(いしとかばざくら)

「日本五大桜」とは、大正11年に国が指定した天然記念物の5本の桜のこと。そのうちの1本が、こちら「石戸蒲ザクラ(いしとかばざくら)」。北本市随一の名木で、樹齢800年を誇ります。その名は「蒲冠者(かばのかじゃ)源範頼(みなもとののりより)」に由来するという話。範頼の兄は鎌倉幕府を開いた源頼朝で、弟は義経です。
所在地:石戸宿3丁目-118 東光寺境内

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一生に一度は見たい!源範頼伝説が残る、世界に1本の名木「石戸蒲ザクラ」とは?

◆阿弥陀堂のエドヒガン

阿弥陀堂境内、墓地の中にエドヒガンの名木が静かにたたずんでいます。樹勢は旺盛で、枝は枝垂れず、花弁は小さく濃いピンク色が特徴です。この阿弥陀堂の鐘楼門前には、源範頼の奥方と伝わる亀御前の供養塔があります。範頼伝説のある地には、桜の名木があるという共通点も興味深いところです。
所在地:高尾6丁目 阿弥陀堂境内

▼亀御前について詳しくはこちら
源範頼の墓が桜の下に?埼玉・北本市で石戸蒲ザクラと範頼伝説を探ってみた

◆石戸小学校のサクラ

石戸小学校の開校は明治41年。正門の桜が見事です。校庭の周囲にも樹齢100年を越えるソメイヨシノが連なり、私たちの目も楽しませてくれます。校歌には「のびゆく石戸の学校に さくらの花が咲きほこる」という一節がある通り、桜がごく身近にあり、また誇りに思っているのでしょう。北本のみなさまがうらやましい限りです。
所在地:荒井2丁目 石戸小校庭

桜をくぐり抜けて登校するなんて憧れます!

◆高尾さくら公園

市内の子どもたちが、両親のふるさとへ手紙を書いてお願いし、各所から寄贈された桜の苗木を育てたことがこの公園のはじまりです。園内にはおよそ30種、220本ほどの桜が咲き競います。ハイライトは、例年4月はじめの「さくらまつり」のころ。公園からの景観はすばらしく、浅間山から秩父連山、天気が良ければ富士山が見えることもあります。
所在地:高尾6丁目

◆北本キャンプフィールドのサクラ

キャンプサイトやバンガロー、入浴施設まで設備も充実したアウトドア好適スポット。手ぶらで楽しめるプランも好評です。花見を楽しむなら、桜の木がたくさんあるフィールド内の展望広場や芝生広場がおすすめ。ソメイヨシノが満開になると、まるで桜の園のようになります。
所在地:高尾9丁目143

◆城ヶ谷堤の桜並木

「桜土手」として市民の間で人気のお花見スポットがこちら。城ヶ月谷堤は、自然観察公園のある八重塚の下谷の開口部にあり、前身の堤は江戸時代の絵図にも描かれています。堤の南側には戦国時代の石戸城跡があります。この土手に桜が植えられたのは、昭和30年代後半のこと。花吹雪の中、当時の松本幸四郎と夏目雅子が訪れ、ドラマのロケが行われたこともあるんですよ。
所在地:石戸宿6丁目17

どこまでも続く桜並木が、本当にロマンティックなんです♡

◆北本市子供公園のサクラ

開園は昭和49年。緑豊かな自然が特徴で、ふわふわドームなどのさまざまな遊具やせせらぎの広場が人気。リスやウサギを間近で見られる動物舎はお子様にもおすすめです。春はソメイヨシノやシダレザクラのみならず、市の野草であるカタクリや希少な野生ランも見られます。
所在地:石戸宿3丁目 北本市子供公園

◆北袋のサクラ

谷津の斜面林の中にあり、市民にもまだあまり知られていない穴場の花見スポットです。近年は樹勢が旺盛で、満開時には斜面林の中でひと際目立つ存在となり、市内で最も大きな桜との呼び声も高まっています。樹種が特定されていないこともあり、今後の調査が楽しみです。

石戸蒲ザクラとともに「日本五大桜」に数えられる福島県「三春滝桜(みはるたきざくら)」の実生苗が成長したのが、こちら放光寺の滝桜。石戸宿にある放光寺境内にあり、広く張り出す枝に咲く濃密なピンクの花は格別です。いずれは親の「滝桜」のように、巨樹に成長することが期待されています。
所在地:石戸宿6丁目 放光寺境内

◆庚塚の滝桜

市内南西部を縦断する古道はかつての鎌倉街道の枝道とされており、その辻には「庚塚(かねづか)」と呼ばれる場所があります。ここは、江戸時代には一里塚があった場所だと言われており、信仰の対象である庚申塔(地元では猿田彦ともいう)や芭蕉句碑がエノキの古木とともに歴史を感じさせる景観を織りなします。ちなみに、芭蕉句碑は、石戸宿の俳句連が俳句の上達を願って嘉永4(1851)年に建立しました。周囲には2本のソメイヨシノがあり、満開に咲き誇る姿は圧巻です。
所在地:石戸宿4丁目の辻

北本駅は、新宿駅から約50分。少し足をのばして訪れてみてはいかがでしょう。すっごくきれいな写真も撮れますよ。

取材協力:磯野治司(埼玉県北本市役所 市長公室長)