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サイズをコンパクトにすると使いやすくなる
うつわ楓(東京・青山)
20年以上もの間、うつわ好きに愛され続ける、青山の名ギャラリー。店主の島田洋子さんは、長くうつわと触れ合うなかで、最近は小さめなものに、心惹かれているといいます。
「少食になったこともあり、近ごろは5~6寸のお皿をメインに使うことも。軽くて使い心地がラクなのも、おすすめの理由です」
暮らしをコンパクトにしたい時代、うつわも小さくすれば、色や柄の効くものが選べるように。アクセントになるうつわを足すと、食卓は一気に盛り上がります。
「実用性よりは、お気に入りのうつわだけを数少なく持ちたいという方も増えました。家での生活が、より大切になっている証かもしれませんね」
二井内覚さんの「台形鉢 青白」
静謐な雰囲気漂う淡い青の釉薬が魅力
矢島操さんの「白磁カキオトシ花文皿」
繊細かつ力強い作風が食卓に彩りを与えてくれる
鈴木圭太さんの「五寸皿 緑」
溶けた釉薬がドラマティックで惑星のよう
店舗情報
うつわ楓(うつわかえで)
住所:東京都港区南青山4‒17‒1・1F
電話:03-3402-8110
営業時間:12時~19時
休み:火曜・個展会期以外の月曜
http://utsuwa-kaede.com/
撮影/sono(bean) 構成/湯口かおり、後藤淳美(本誌)
※本記事は雑誌『和樂(2023年2・3月号)』の転載です。掲載商品は税込価格です。1点もの、もしくは数量が限られているため、在庫がない場合もあります。