大奥の女性たちがひいきにしていた……かもしれないのが、江戸の両国にあった四ツ目屋(よつめや)という小間物屋さん。男性器を模した張形(はりがた)などの、いわゆる大人のおもちゃを扱っていたお店です。
当時のそれは水牛の角やべっ甲素材ですから、高給取りだった奥女中がお得意さんだったというのはうなずける話。女性ふたりが同時に使える互形(たがいがた)という商品まであったりして、江戸のアダルトショップはなかなかに品ぞろえが豊富だったとか。
▼「四ツ目屋道具」のほか、大奥の禁断の恋愛事情はこちらの記事で詳しくご紹介しています! ぜひあわせてお読みください。
「大奥」禁断の恋愛と大スキャンダル