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2026.06.05

2026年6月21日まで開催中の必見美術展!【東京ステーションギャラリー、川崎浮世絵ギャラリー、日本浮世絵博物館ほか】

気になる最新の展覧会情報を網羅した、『和樂』本誌の連載企画「全国厳選! 美術展カレンダー」。そのなかから、2026年6月21日まで開催されている注目の展覧会をご紹介。知る人ぞ知る画家、カール・ヴァルザーや、北斎、国芳らの浮世絵、若冲や松園などの美しき日本美術までそろっていて、どれも見逃せない内容です!

東京ステーションギャラリー ~6/21
「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏(くら)き残照」

知名度は低くてもそのスゴさ、見ればわかる!

美術史のなかで見過ごされてきたアーティストの展覧会を数多く開催してきた東京ステーションギャラリーによる注目必至の展覧会。
20世紀前半のスイスで活躍したカール・ヴァルザー、なんと、全作品約150点が日本初公開です。
神秘性をたたえる初期の象徴主義的作品群のほか、挿絵や舞台美術、室内装飾、壁画の仕事、1908年に来日した際に描いた風景画や風俗画など、その全貌を伝えます。
そこはかとなく漂う昏さと緻密な色彩表現に惹きつけられるはず。
●入館料(一般)1,800円

カール・ヴァルザー 『婦人の肖像』 1902年 油彩・厚紙 ゴットフリート・ケラー財団(新ビール美術館寄託)

カール・ヴァルザー 『森』 1902〜03年 油彩・板 新ビール美術館

東京ステーションギャラリー DATA(和樂提携美術館)

住所:東京都千代田区丸の内1‐9‐1
電話:03-3212-2485
開館時間:10:00~18:00(金曜日は~20:00) ※入館は閉館の30分前まで。
休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌平日休館。会期最終週は開館)、展示替え期間、年末年始
公式サイト:https://www.ejrcf.or.jp/gallery/

川崎浮世絵ギャラリー 〜斎藤文夫コレクション〜 ~6/21
「葛飾北斎展―名品でたどる70年の軌跡―」

5年ぶり! 必見の“北斎づくし”!

20歳でデビューし、90歳で没するまで、浮世絵界のトップを走り続けた葛飾北斎(かつしかほくさい)。
その70年にもわたる画業の変遷を、多数の名品を通じて辿ります。
春朗(しゅんろう)を名乗った初期の作品から、宗理(そうり)美人とよばれる優美な美人像の摺物(すりもの)、自由闊達(かったつ)な線描による版本挿絵(はんぽんさしえ)、『冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』『諸国瀧廻(しょこくたきめぐ)り』をはじめとする晩年の傑作まで、前後期で全点を展示替えしてたっぷりと紹介。
バラエティ豊かな作品の数々で、世界に知られるHOKUSAIの凄さを再認識!
●入館料(一般)500円

川崎浮世絵ギャラリー~斎藤文夫コレクション~ DATA(和樂提携美術館)

住所:神奈川県川崎市川崎区駅前本町12‐1 川崎駅前タワー・リバーク3F
電話:044-280-9511
開館時間:11:00~18:30 ※入館は18:15まで。
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)
公式サイト:https://ukiyo-e.gallery/

日本浮世絵博物館 ~6/21
「眺める・触れる・なりきる! ―花鳥を愛する江戸の人々」

華やかで楽しい花鳥の浮世絵がずらり!

江戸の人々は日常的に、さまざまな形で花や鳥に親しんでいました。
四季折々の花と鳥たちが画中で響き合う花鳥画をはじめ、花見の名所をテーマにしたもの、眺めるだけでなく育てて楽しむ園芸ブームや異国の珍しい鳥を観賞できる花鳥茶屋を取り上げたもの、人が花や鳥の精霊に扮した姿といった、花鳥が登場する浮世絵を紹介。
歌川広重(うたがわひろしげ)『名所江戸百景』シリーズも展示されます。
豊かな感性を楽しんで。
●入館料(一般)1,000円

葛飾北斎 『菊に虻』 日本浮世絵博物館

歌川国貞(三代豊国) 『御意ニ叶ひ大入を 鳥尽 鴛鴦の精霊(ぎょいにかないおおいりを とりづくし おしどりのせいれい)』 日本浮世絵博物館

日本浮世絵博物館 DATA(和樂提携美術館)

住所:長野県松本市島立新切2206‐1
電話:0263-47-4440
開館時間:10:00~17:00 ※最終入館は16:30まで。
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝祭日・振替休日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
公式サイト:https://www.japan-ukiyoe-museum.com/

愛知県美術館 ~6/21
「歌川国芳展―奇才絵師の魔力」

江戸時代後期の浮世絵界に新風を吹き込んだ歌川国芳(うたがわくによし)の全貌に迫る展覧会。
幕府の禁令にも臆せず描いた役者絵、猫への愛があふれる美人画、ダイナミックな三枚続きの武者絵、西洋絵画の表現を用いた風景画、ユーモア満載の戯画など、人を楽しませ、喜ばせようという気持ちから生まれた新奇な表現の数々に圧倒されます。
肉筆画も加えた約400点をドドーッと紹介!(会期中展示替えあり)
●観覧料(一般)1,800円

歌川国芳 『日本駄右ェ門猫之古事(にっぽんだえもんねこのこじ)』 弘化4(1847)年 個人蔵 [後期展示]

愛知県美術館 DATA

住所:愛知県名古屋市東区東桜1‐13‐2
電話:052-971-5511
開館時間:10:00~17:00、金曜日は~20:00 ※入館は閉館の30分前まで。
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始、展示替え等による整理期間
公式サイト:https://apmoa.museum/

大阪市立美術館 ~6/21
「開館90周年記念特別展 全力! 名宝物語 ―大阪市美とたどる美のエピソード」

日本で3番目に古い公立美術館が、今年開館90周年を迎え、館蔵や寄託の名宝が集う特別展を開催。
代表的な作品は上村松園(うえむらしょうえん)『晩秋』、重要文化財『仏涅槃図(ぶつねはんず)』・原在中(はらざいちゅう)『百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)』などの絵画、
国宝『物語下絵料紙金光明経(目無経)巻第二』、『銀鍍金透彫宝相華文経箱(ぎんときんすかしぼりほうそうげもんきょうばこ)』や中国伝来の工芸、考古資料など。
美術品の背景や魅力を「全力」で紹介!
●観覧料(一般)1,800円

上村松園『晩秋』 昭和18(1943)年 大阪市立美術館 住友コレクション

大阪市立美術館 DATA

住所:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
電話:06-6771-4874
開館時間:9:30〜17:00 ※入館は16:30まで。
休館日:月曜日
公式サイト:https://www.osaka-art-museum.jp/

静岡県立美術館
「開館40周年記念展 静岡県立美術館をひらく 7つの扉」

「風景の美術館」をうたう静岡県立美術館のコレクションは、日本・西洋の風景画を中心に2900点超。
開館40周年記念展では、狩野探幽(かのうたんゆう)、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)、ゴーギャン、草間彌生(くさまやよい)などの作品を手がかりに、7つの部屋でちょっと実験的な展示を行います。
『樹花鳥獣図屛風(じゅかちょうじゅうずびょうぶ)』を三次元計測して制作した触れる作品も!
●観覧料(一般)1,400円

伊藤若冲 『樹花鳥獣図屛風』 江戸時代・18世紀後半 静岡県立美術館

静岡県立美術館 DATA

住所:静岡県静岡市駿河区谷田53-2
電話:054-263-5755
開館時間:10:00〜17:30 ※展示室の入室は17:00まで。
休館日:月曜日
公式サイト:https://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/

◆『和樂』「全国厳選! 美術展カレンダー」とは?

『和樂』本誌では、発売期間中に全国で行われている展覧会を、作品情報とともに紹介しています。掲載しているのは全国の著名な美術館・博物館。お目当ての展覧会を見に、また旅先での美術館巡りなどで、ぜひともご活用いただきたい【和樂 提携美術館】の優待券を毎号お届けしています! 詳細は本誌でご確認ください。

【和樂 提携美術館】

山形「土門拳写真美術館」、茨城「笠間日動美術館」「徳川ミュージアム」、群馬「原美術館 ARC」、千葉「千葉市美術館」、東京「永青文庫」「太田記念美術館」「菊池寛実記念 智美術館 ※2026年秋(予定)まで展示室修繕のため休館」「五島美術館」「サントリー美術館」「泉屋博古館東京」「東京ステーションギャラリー」「パナソニック汐留美術館」「三井記念美術館」「三菱一号館美術館」「森美術館」「山種美術館」、神奈川「岡田美術館」「川崎浮世絵ギャラリー ~斎藤文夫コレクション~」「ポーラ美術館」、長野「軽井沢千住博美術館」「サンリツ服部美術館」「日本浮世絵博物館」、静岡「MOA美術館」、京都「泉屋博古館」「福田美術館」「細見美術館」、奈良「松伯美術館」「大和文華館」、和歌山「高野山霊宝館」、兵庫「芦屋市立美術博物館」、島根「足立美術館」(都道府県別・五十音順)

※本記事は雑誌『和樂(2026年6・7月号)』の転載です。
※美術館の入館料は、特に明記のない限り税込表示です。
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和樂web編集部


構成/剣持亜弥、鈴木智恵(和樂)
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※『和樂』12・1月号 P.141『武相荘のたからもの』紹介ページの記載に誤りがありました。
(誤)好評発売中(正)11月25日発売予定 となります。
※『和樂』12・1月号 P.216『今月、何かいいコスメ、見つかった?』ページの「アエルワ」の記載に誤りがありました。
(誤)金沢の酒蔵発(正)新潟の酒蔵発 となります。
※『和樂』12・1月号 P.242『美術展カレンダー』の「すみだ北斎美術館」の記載に誤りがありました。
(誤)休館日/年末年始(12月27日~2027年1月5日)、(正)休館日/年末年始(12月27日~2027年1月1日) となります。
お詫びして、訂正いたします。

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