「来宮神社（來宮神社・きのみやじんじゃ）」は熱海を訪れる女子が必ず立ち寄ると言ってもいいほどの観光スポット。境内には樹齢二千年を超える大楠が鎮座し、古くから地元で信仰を集めてきました。近年では草木に宿る木霊（こだま）をイメージしたライトアップを開催するなど新しい取り組みも。熱海随一のパワースポット「来宮神社」をご案内します。
来宮神社へのアクセス
来宮神社へのアクセスは熱海駅から電車・バス・徒歩、どれでも可能。電車なら熱海駅隣の「来宮駅」から徒歩5分程で、バスに比べて早く到着します。バスは乗車して20分、バス停の目の前が神社ですが、町中をぐるっと周るので少々時間がかかります。
来宮神社アクセス
電車：乗車2分+徒歩5分（熱海駅乗車、来宮駅下車）
バス：乗車20分+徒歩0分（熱海駅バス停乗車、來宮神社前下車）
熱海駅から徒歩だと15～20分程度でアクセスできます。神様が来られた海と本殿（熱海市街地と来宮神社）を結ぶ参道にある「宮坂」に、神社の由緒、地域の情報、天気やニュ－スなどの映像やチラシ、無料Wi-Fiなど、観光客にとって便利な情報を提供する散策サポート施設「宮坂の結び葉」があるので道中立ち寄ってみましょう。
来宮神社のご利益は？
来宮神社は古くから来福・縁起の神として信仰されています。
御祭神は大巳貴命（おおなもちのみこと）-営業繁盛・身体強健の神様、日本武尊（やまとたけるのみこと）-武勇と決断の神様、五十猛命（いたけるのみこと）-樹木と自然保護の神様です。
また、変わったところでは禁酒の神様としても知られていて、禁酒祈願に来られる方も跡を絶たないとか。実際、奥様に連れられてブツブツ言いながらも嬉しそうに禁酒祈願している旦那さんも見かけます（笑）。
神々しい！樹齢二千年の大楠
来宮神社の境内にある大楠は樹齢二千年超といわれ、「不老長寿」「無病息災」の象徴として信仰されています。この大楠を一周すると「寿命が一年延びる」、願い事を心に秘め幹を一周すると「願いが叶う」と言い伝えられています。幹をよく見ると蛇と龍が浮き彫りのようになっています。
不思議なことに大楠を眺めているだけで自然のエネルギーと生命力を感じ、心が落ち着きます。特に願い事はなくても熱海に来た際は必ず立ち寄るという方も多いようです。
大楠を見下ろす側面高台にある「大楠五色の杜（もり）」は平成28年に新設されたスペースで、抹茶とお菓子が楽しめます。五色は五行説に由来し自然界の「木・火・土・金・水」を表しています。「大楠五色の杜」ではそれぞれを「大楠・明かり・砂利・鉄筋・湧き水」で表現されています。
来宮神社の「来福スウィーツ」って何？
来宮神社では「来福スウィーツ」という縁起の良いネーミングのスイーツが楽しめます。その昔、来宮神社の御祭神が熱海にお着きになった際に「麦こがし・橙・ところ・百合根」をお供えしたところ大変喜ばれたという古記にちなんだスイーツです。神社境内のオープンカフェ茶寮「報鼓」、「おやすみ処」をはじめ、来宮駅前の商店街のお菓子店や飲食店が、神社の縁のある食材を使いご当地スイーツとして提供しています。
夜は大楠のライトアップが神秘的
熱海の夜の楽しみ方は食事と温泉だけではありません。17時～23時には「the Kodama Forest Project」として140個の明かりを社の草木に宿る木霊（こだま）に見立てたライトアップが施されています。
夜は人通りが少なく、幻想的なライトアップで神秘的な空間を静かに満喫することができるため、観光スポットとしてもおすすめです。
「大楠五色の杜」も「the Kodama Forest Project」の一つとしてLEDでライトアップされています。
来宮神社は日中と夜の2度の参拝がおすすめ
各種お守り・お札の授与が行われる参集殿は17時に閉まり、ライトアップは17時から始まります。暗くなるのが早い冬なら17時前に参拝して授与品をいただき、そのままライトアップへ。その他の季節は昼と夜の2度参拝に訪れると良いでしょう。お昼に境内のどこに何があるのかを把握しておくと、夜の暗い境内でも迷わずに歩けますよ。
「#来宮神社」でつなぐご縁
来宮神社境内には自撮りができるスマホスタンドが用意されています。是非フォトジェニックな来宮神社の写真を撮影してみましょう。お気に入りの一枚は「#来宮神社」でインスタグラムに投稿してみては？素敵なご縁が繋がるかもしれませんよ。
来宮神社 基本情報
住所：静岡県熱海市西山町 43-1
電話：0557-82-2241
開頭時間：9時～17時
最寄駅・バス停：JR伊東線「来宮駅」、バス停「來宮神社前」
ライトアップ時間：17時から23時まで点灯
来宮神社
