芦屋市立美術博物館 ~6/28
企画展「コレクションの樹、36 年目の春 ―新収蔵品を中心に」
芦屋ならではのコレクションを一堂に
今年、開館35周年を迎える芦屋市立美術博物館。
小出楢重(こいでならしげ)をはじめとする近代の洋画家や、戦後の前衛美術家集団である具体(ぐたい)美術協会といった、芦屋ゆかりの作家たちの作品が、体系的にコレクションされています。
この展覧会では、令和になってから新たに収蔵した18作家の作品を紹介。約100点を展示し、コレクションの歩みを振り返りつつ、ここから先の未来を考えていきます。
●観覧料(一般)800円


芦屋市立美術博物館 DATA(和樂提携美術館)
住所:兵庫県芦屋市伊勢町12‐25
電話:0797-38-5432
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで。
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)、展示替え期間、年末年始
公式サイト:https://ashiya-museum.jp/
資生堂ギャラリー ~6/28
「うたう仲條 おどる仲條 -文字と画と、資生堂と」
日本を代表するグラフィックデザイナー、仲條正義(なかじょうまさよし)の没後から5年を迎え、資生堂の企業文化誌『花椿(はなつばき)』をはじめ、資生堂パーラーのポスターやパッケージ、展覧会では初出品となる貴重な原画などを公開。
「文字」と「画」が響き合い、リズミカルに歌いだす―。「踊っている」とも評された仲條のデザインをひもときます。
●入場料無料


資生堂ギャラリー DATA
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1F
電話:03-3572-3901
開館時間:平日11:00~19:00、日曜・祝日11:00~18:00
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合も休館)
公式サイト:https://gallery.shiseido.com/jp/
藤田美術館 ~6/30
特別テーマ展示「渡〜憧れの舶来品〜」
中国・南宋(なんそう)時代につくられ、世界に3つしか現存せず、すべて日本の国宝になっている曜変天目茶碗。そのうち、徳川家康(とくがわいえやす)が所蔵した国宝『曜変天目茶碗(ようへんてんもくぢゃわん)』が展示中です。
青や紫の斑紋(はんもん)が光を受けて浮かび上がる様子はまるで小さな宇宙のよう。
展示のテーマは、中国、朝鮮半島、ヨーロッパ、東南アジアと、海を渡ってきた「舶来品」。
やきものや絵画など、藤田美術館の質の高いコレクションで、日本人が見出(みいだ)した「異国の美」を堪能できます。
●入館料(一般)1,000円


藤田美術館 DATA
住所:大阪府大阪市都島区網島町10‐32
電話:06-6351-0582
開館時間:10:00~18:00
休館日:12月29日~1月5日
公式サイト:https://fujita-museum.or.jp/
泉屋博古館東京 ~7/5
企画展「ライトアップ 木島櫻谷Ⅲ -おうこくの色をさがしに」
目をみはる! 京都近代画壇の巨匠の色彩表現
明治後期から昭和初期に京都画壇で活躍した木島櫻谷(このしまおうこく)の魅力を紹介するシリーズ展。今回は櫻谷の使用した絵具と色彩表現をライトアップします。
大正中期に大阪茶臼山(ちゃうすやま)住友本邸の大広間を飾った「四季連作屛風」をはじめ、大画面の作品では特に、色数を最低限に抑えながら、金地に絵具を厚く塗り重ねて鮮やかな発色を実現しようとしたことがわかります。
多彩な色を組み合わせたり、同系色で緻密なグラデーションを表現したりと、配色の妙に注目した展示も新鮮。
●入館料(一般)1,200円



泉屋博古館東京 DATA(和樂提携美術館)
住所:東京都港区六本木1‐5‐1
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:11:00~18:00(金曜日は~19:00) ※入館は17:30まで。金曜日は18:30まで。
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)、展示替え期間、年末年始
公式サイト:https://sen-oku.or.jp/tokyo/
※同時開催:特集展示「住友財団助成による文化財修復成果 ─文化財よ、永遠に2026」
高野山霊宝館 ~7/5
春期企画展「御社遷宮にちなみたどる 高野山の神々」
国宝『紫紙金字金光明最勝王経』は見逃せない!
お祀りされている神様に別のお宮などに遷(うつ)っていただく「遷宮(せんぐう)」。
昨夏、高野山(こうやさん)の壇上伽藍(だんじょうがらん)にある御社(みやしろ)では、21年ぶりの遷宮が行われました。
この展覧会では遷宮について紹介するとともに、御社に伝わる宝物を展示します。なかでも国宝『紫紙金字金光明最勝王経(ししきんじこんこうみょうさいしょうおうきょう)』は必見。
奈良時代の金字経で、厳かな美しさをたたえています。丹生明神(にゅうみょうじん)や狩場(かりば)明神など、神々にまつわる文化財も拝観できます。
●拝観料(一般)1,300円
高野山霊宝館 DATA(和樂提携美術館)
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山306
電話:0736-56-2029
開館時間:9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで。
休館日:年末年始、展示替えのための臨時休館あり。
公式サイト:https://reihokan.or.jp/
※クーポンは一般料金にのみ有効
東京都美術館 ~7/5
東京都美術館開館100周年記念「アンドリュー・ワイエス展」
没後初・日本初! ワイエスの回顧展
20世紀のアメリカ具象絵画を代表する画家アンドリュー・ワイエス。
1974年、東京と京都で開催された日本初の個展には、33万人も訪れ、以後も展覧会のたびに話題になった人気画家は、2009年に91歳で逝去(せいきょ)。
没後としては日本初となる回顧展が、今年開館100周年を迎える東京都美術館で開催されています。
ワイエスは、いわゆるポップアートのブームから距離を置き、身近なものを描き続けました。
メイン州とペンシルベニア州の風景や人々などを題材にした作品は、日本人の私たちにも親近感を抱かせるもの。
画面から伝わる静けさや孤独は、ワイエス自身の精神世界の表現であり、その無常観が日本文化に通じることから、高い人気を得たといわれています。
本展のテーマは「境界」。ワイエスがたびたび描いた窓や扉を、自身の内面と外の世界、生と死などの、境目やつながりを表すモティーフととらえています。
作品は「ワイエスという画家」「光と影」「ニューイングランドの家―オルソン」「まなざしのひろがり」「境界あるいは窓」の5つに分けて展示。
独自の境地を描くに至った軌跡を目の当たりにできる内容です。
待望のワイエスの回顧展は、視覚はもとより、だれの心にも深く迫ってくることでしょう。
●観覧料(一般)2,300円

東京都美術館 DATA
住所:東京都台東区上野公園8-36
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開室時間:9:30~17:30(金曜日は20:00まで) ※入室は閉室の30分前まで。
休室日:月曜日、(6月29日は開室)
公式サイト:https://www.tobikan.jp/
展覧会公式サイト:https://wyeth2026.jp/
※本展は豊田市美術館(7月18日~9月23日)、あべのハルカス美術館(10月3日~12月6日)へ巡回。
クヴェレ美術館 ~7/5
「開館記念展Ⅰ Meet 美の交差点 近代日本画と東洋陶磁」
茨城県水戸市に誕生した「テツ・アートプラザ」は、明治期の歴史的建造物である旧川崎銀行を活かして建設された、ホール、美術館、カフェからなる文化施設。
現在、美術館開館記念展が開催中です。
茨城や水戸にゆかりのある作家の作品を中心としたコレクションから、横山大観や小川芋銭(おがわうせん)ほか近代日本画の名品と、インド、地中海、中国など幅広い地域の工芸品を展示。
●入館料(一般)700円

クヴェレ美術館 DATA
住所:茨城県水戸市泉町3-2-3
※問い合わせはウェブサイトから
開館時間:10:30〜17:30 ※毎週金曜日は〜19:00。最終入館は閉館の30分前まで。
休館日:月曜日、第2火曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
公式サイト:https://tap-mito.jp
国立新美術館 ~7/6
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」
アジア人で初めてパリ・オートクチュール正会員となり、日本のファッションを牽引したデザイナー、森英恵(もりはなえ)。
その没後初となる回顧展では、オートクチュールのドレス、資料や、初公開となる作品を含む約400点で、森のものづくりの全貌を明らかにします。
着物文化を背景に制作された、高品質な絹地に鮮やかな色彩のプリントを施したオリジナルの布地も見どころ。日本初展示の貴重なドレスも!
●観覧料(一般)2,200円


国立新美術館 DATA
住所:東京都港区六本木7-22-2
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は~20:00) ※入場は閉館の30分前まで。
休館日:火曜日(ただし、火曜日が祝日・振替休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始
公式サイト:https://www.nact.jp/
MOA美術館 ~7/7
「広重 東海道五十三次 版画×PHOTO」
比べてわかる! “映える”浮世絵
歌川広重(うたがわひろしげ)『東海道五十三次』全55作品を一挙公開するとともに、東海道の宿駅の現在の風景を撮影、比較します。
『箱根 湖水図』の切り立つ山の表現が箱根越えの厳しさの強調であることや、『庄野白雨(しょうのはくう)』の坂や竹林も広重の創作と思われることなど、発見がたくさん。
高精細デジタル画像で撮影した『東海道五十三次』をオリジナル・フィルム・プロジェクションとして大画面投影する企画も!
●観覧料(一般)2,000円
MOA美術館 DATA(和樂提携美術館)
住所:静岡県熱海市桃山町26‐2
電話:0557-84-2511
開館時間:9:30~16:30 ※入館は16:00まで。
休館日:木曜日(ただし木曜日が祝日の場合は開館)、展示替え期間
公式サイト:https://www.moaart.or.jp/
◆『和樂』「全国厳選! 美術展カレンダー」とは?
『和樂』本誌では、発売期間中に全国で行われている展覧会を、作品情報とともに紹介しています。掲載しているのは全国の著名な美術館・博物館。お目当ての展覧会を見に、また旅先での美術館巡りなどで、ぜひともご活用いただきたい【和樂 提携美術館】の優待券を毎号お届けしています! 詳細は本誌でご確認ください。
【和樂 提携美術館】
山形「土門拳写真美術館」、茨城「笠間日動美術館」「徳川ミュージアム」、群馬「原美術館 ARC」、千葉「千葉市美術館」、東京「永青文庫」「太田記念美術館」「菊池寛実記念 智美術館 ※2026年秋(予定)まで展示室修繕のため休館」「五島美術館」「サントリー美術館」「泉屋博古館東京」「東京ステーションギャラリー」「パナソニック汐留美術館」「三井記念美術館」「三菱一号館美術館」「森美術館」「山種美術館」、神奈川「岡田美術館」「川崎浮世絵ギャラリー ~斎藤文夫コレクション~」「ポーラ美術館」、長野「軽井沢千住博美術館」「サンリツ服部美術館」「日本浮世絵博物館」、静岡「MOA美術館」、京都「泉屋博古館」「福田美術館」「細見美術館」、奈良「松伯美術館」「大和文華館」、和歌山「高野山霊宝館」、兵庫「芦屋市立美術博物館」、島根「足立美術館」(都道府県別・五十音順)
美術館の入館料は、特に明記のない限り税込表示です。

