漢字クイズ!「卍」って何て読む?若者言葉?禁断の問題作のタイトルだって!?

漢字クイズ!「卍」って何て読む?若者言葉?禁断の問題作のタイトルだって!?

まるで記号みたい! 漢字なのかなぁと思いますよね。
でも、これはれっきとした漢字なんです!

答えは……「まんじ」です!

かつての若者言葉?

JKと呼ばれる女子高校生たちを中心にして流行った言葉で、「マジ、卍」がありました。いい年齢のおばさんである私は、びびって使えませんでしたが、テレビ番組でタレントがしきりに口にしていた記憶があります。特に深い意味はなく、感情の高ぶりを表す言葉のようです。数年前に話題になったこの言葉も、今や死語なんだとか。若者言葉は広まるのは早いですが、終息もあっという間なんですね。

そもそも卍とは、どんな意味?

本来は宗教的な用語で、おめでたいことの前兆やしるしとされています。古くから世界各地の宗教のシンボルとして使われてきました。中国が正式な漢字としたことから、日本へも仏教伝来と共に入ってきました。寺院の仏像などに卍マークを見かけるほか、寺院の地図記号としても使われています。

卍を使った言葉で有名なのは、「卍固め(まんのじがため)」でしょうか。プロレス技の1つで、相手の首と脇腹を締める関節技で、アントニオ猪木の得意技として知られています。プロレスラー2人が組み合った姿は、まさしく卍の形! 学校の休み時間に級友の男の子たちが、ふざけて技をかけていた様子が思い出されます。

文豪・谷崎潤一郞が描いたドロドロの愛欲四角関係小説!

『卍』は、谷崎潤一郞の小説のタイトルでも有名です。内容は、男女4人が入り乱れての不可思議な恋愛ストーリー。何となく危険な扉を開けるようで避けていましたが、最近になってようやく読破しました。意外だったのは、官能的な場面がほとんどなかったことです。 

裕福な主婦園子と、美しい光子は美術学校で出会います。デマが元となって接近した2人は、抜き差しならない同性愛に進展。光子の恋人や、園子の夫をも巻き込んだ、複雑怪奇な卍模様の関係に陥っていきます。

嘘と嫉妬と策略が絡み合い、スリリングな心理劇を見ているような味わいがあります。また関西弁で書かれているせいか独特のユーモアも感じる作品です。エロチックを突き抜けているところは、文豪・谷崎潤一郞の腕なのでしょう。何度も映画化されていますが、生身の俳優が演じる分、映画は官能的な作品となっているようです。

谷崎潤一郞に関する詳しい記事はこちらです!是非お読み下さい。

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