あの手この手で敵を撃退!お城観光がおもしろくなる11のからくり

あの手この手で敵を撃退!お城観光がおもしろくなる11のからくり

旅行などで、たいていの人が一度は城を観光したことがあるでしょう。建物が多く残る城跡はもちろん、復元された建物であっても、城の構造には見どころが多いものです。
城はかつての領主の拠点であり、攻めてきた敵を退けるためのさまざまな仕掛けが施されていました。それを知って訪ねると、面白さは倍増します。今回はそんな城のさまざまな「からくり」のうち11種類を入門的に紹介。特にこれから旅行で城を観光する予定のある方は、一読しておけば、現地でご家族や友人に説明してあげることもできるでしょう。

お城に行ったら見ておきたい11の「からくり」を入門的に紹介

お城には敵を撃退するための、さまざまな防御施設があります。たとえば、堀、土塁、石垣などは、すぐに思い浮かぶものかもしれません。それらは山城(やまじろ)や平城(ひらじろ)といった城のタイプによって異なるものもありますし、戦国と近世(江戸時代)のように時期によって異なるものもありますが、基本的にいかに外敵の侵攻を防ぐかという工夫です。それらはまさに城の醍醐味(だいごみ)であり、城そのものともいえるものでした。今回は基本的に城の完成形ともいわれる近世の城郭を中心に、「からくり」を4つのテーマに分け、11種類紹介します。

「現存天守12城」とは

松本城

からくりの紹介に入る前に、ちょっと寄り道です。復元された天守(てんしゅ)ではなく、現存する天守がある城が、全国にどのぐらい存在するかご存じでしょうか。一般に「現存天守12城」と呼ばれます。江戸時代には全国およそ300藩のうち、城を持つ大名は幕末時点で151家ありました。もちろんすべての城に天守があったわけではありませんが、明治維新後の「廃城令」により大半の城が破却され、昭和初期の段階で現存天守をもつ城は20になります。その後、戦災により8城が失われ、現在の12城となりました。

ちなみに「現存天守12城」は、弘前城(弘前市)、松本城(松本市)、犬山城(犬山市)、彦根城(彦根市)、丸岡城(坂井市)、姫路城(姫路市)、備中松山城(高梁市)、松江城(松江市)、丸亀城(丸亀市)、伊予松山城(松山市)、宇和島城(宇和島市)、高知城(高知市)です。またそのうち、松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城の5城の天守が国宝に指定されています。城を訪れる際の参考にしてください。

姫路城

あの手この手で敵を撃退!お城観光がおもしろくなる11のからくり
この記事をSNSでシェアする
この記事をSNSでシェアする