「駅伝」は略称だった!?
そういえば、駅伝ってどういう意味で、いつからあったんだろう? と辞書を調べてみたところ、まず目に飛び込んできたのは「駅伝は、略称」との記載。
ええ? そうだったんだ! 大会の名称も、どれも「○○駅伝」というから、駅伝は駅伝なのだと思っていました。
正式名称は「駅伝競走」。
ちなみに、英語では日本語をそのまま発音する「EKIDEN」のほか、「road relay」というのだそう。
駅伝が最初に開催されたのは、いつ?
日本で初めての駅伝は、1917(大正6)年の「東海道五十三次駅伝徒歩競走」。京都の三条大橋から東京・上野の不忍池までの516キロメートル(当時の新聞発表は「507キロメートル」)を3日間で走りました。
駅伝の名前の由来は?
この「東海道五十三次駅伝徒歩競走」の主催者である読売新聞社社会部長の土岐善麿(とき ぜんまろ)氏と、大日本体育協会(現、日本スポーツ協会)副会長の武田千代三郎(たけだ ちよさぶろう)氏が、「駅伝」の名付け親とされます。
日本古代の公的交通通信制度である「駅制(役人のために駅に馬を置く)」と「伝馬(てんま)の制(地方の役所に馬を置く)」にちなんだもので、1本のたすきを複数人でつないでゴールへ向かう様子が、30里(約16キロメートル)ごとに馬を乗り継いだ制度を思わせることによるのだそうです。
アイキャッチ画像:葛飾北斎『冨嶽三十六景 東海道保土ケ谷』メトロポリタン美術館より
参考文献:
・『デジタル大辞泉』小学館
・『日本国語大辞典』小学館
・『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館

