Fashion&きもの

2024.04.03

気品漂う「フェンディ」のかごバッグ! 名品「バゲット」から登場【職人の手仕事バッグ】

伝統の技を用いた繊細な刺しゅう、丹念に編まれたレザーなど名門ブランドのバッグから、極上の「サヴォワフェール(匠の技)」に注目して逸品を厳選。その奥深い魅力に迫ります。

隅々まで息づく匠の技に目を瞠る! 「手仕事バッグ」シリーズ一覧はこちら

伝説の小粋なデザインを生かし新しい手法で編まれた、気品漂うかごバッグ

「フェンディ」の職人たちは、レザーを扱うように、シアリングやファーといった繊細な素材まで自在に扱う名人揃い。1997年に誕生し、世界で人気を集める「バゲット」は、多彩なテキスタイルや凝ったビーズや刺しゅうが施された遊び心豊かなラインナップで知られていますが、それを支えてきたものもまた匠の技。この春注目のラフィアのバッグも職人の手仕事で編まれ、均整のとれた模様のようにも映る、リズミカルで端正な表情が独特です。これは、パンチングしたレザーにラフィアを編み込んでつくり上げる、エンブロイダリーの技法を用いたもの。それゆえ自然素材のカジュアルなバッグとは一線を画す、気品漂う存在感が生まれているのです。

「バゲット」は、フランスパン(=バゲット)を小脇に抱えるようなスタイルで、人気を集める名品バッグ。バッグ「バゲット」[縦15×横27×マチ6㎝、ストラップ付き]¥550,000/4月上旬発売予定、予定価格(フェンディ ジャパン)

撮影/生田昌士(hannah) スタイリスト/小倉真希 構成/川村有布子、古里典子(本誌)

※本記事は『和樂』2024年4,5月号の転載です。
※価格は2024年3月1日時点のものです。

Share

和樂web編集部

おすすめの記事

85歳の現役蒔絵師 松田眞扶。飾らない現代の名工に聞いた人生訓が深かった

Dyson 尚子

「すべての労働者は美しい」。学生ファッションデザイナー・河合瑠夏が作品に込めた思いとは?

山田佳苗

「ことば」が証明する、日本文化の多様性【彬子女王殿下が次世代に伝えたい日本文化】

連載 彬子女王殿下

ケンカ中のカップルも食べたら仲直り!京都の料理店「ディボ・ディバ」がつくる魔法のイタリアン

伊藤 公一

人気記事ランキング

最新号紹介

12,1月号2024.11.01発売

愛しの「美仏」大解剖!

※和樂本誌ならびに和樂webに関するお問い合わせはこちら
※小学館が雑誌『和樂』およびWEBサイト『和樂web』にて運営しているInstagramの公式アカウントは「@warakumagazine」のみになります。
和樂webのロゴや名称、公式アカウントの投稿を無断使用しプレゼント企画などを行っている類似アカウントがございますが、弊社とは一切関係ないのでご注意ください。
類似アカウントから不審なDM(プレゼント当選告知)などを受け取った際は、記載されたURLにはアクセスせずDM自体を削除していただくようお願いいたします。
また被害防止のため、同アカウントのブロックをお願いいたします。

関連メディア