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Gourmet
2020.10.04

織田信長は元祖スイーツ男子だった?大魔王の意外な甘味ラブラブエピソード集

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気に入らなければ容赦なく斬り殺し、気分次第で家臣を理不尽に罰して恐れられた……そんなイメージがある織田信長。
近年の研究で、そうした「パワハラ上司」像は大きく覆されているようですが、今回はそんな信長の、なんとも可愛らしいエピソードをお送りいたします!

信長、実は下戸……

豪快に酒を食らい、酔って乱暴を働く。かつてはそんなイメージで多くのドラマが作られていた信長ですが、実は下戸だったのでは、といわれます。

その代わり、好んで口にしていたのは、なんと「甘いもの」。第六天魔王を名乗った(ケンカ口上のようなものだったとはいえ)信長が、スイーツ男子!?

小瓶に入った金平糖に大喜び!

イエズス会の宣教師、ルイス・フロイスが信長へ献上した品物のうちに、金平糖がありました。フラスコ瓶の中に入った色とりどりの金平糖に、信長は目を輝かせたといいます(食べた、とはっきり書かれた記録はなし)。

また、棒状の砂糖菓子の中に色とりどりの筋が入った「有平糖」にも見とれていたとか。
記録にはないものの、もしかしたらカステラにも目を細めていたかもしれませんね。

日本で最初にバナナを食べた?

正式な記録としては残っていないのですが、日本で初めてバナナを食べたのは信長だとも言われます。ルイス・フロイスが献上した中に、バナナもあった、という話が伝わっています。

干し柿大好き!

干し柿がお気に入りだったという信長。家臣への褒美などにもよく干し柿を使っていたのだそう。ルイス・フロイスも「干しいちじく(本当は干し柿)」をもらったと書き残しています。

家康の家臣に、手作りお菓子をふるまう

米や麦を炒(い)って粉にし、砂糖を混ぜて形を整えた「ふりもみこがし」というお菓子を、信長が手作りしてふるまった、というエピソードがあります。

武田勝頼との戦に勝利した信長は、東海道の名所を見物しながら安土城へと帰ります。その道中、家康の心づくしのもてなしを受けた信長は感動し、後日、安土城へ招きます。そして、みずから家康の膳を運び、家康の家臣たちには自分で作った「ふりもみこがし」をふるまったといいます。

ちょっと意外すぎる信長像でしたが、いや、これは嫌いじゃない。というか、とても好きだ……。スイーツで盛り上がれて、しかも名刀をたくさん持っている男性……最・高!

アイキャッチ画像:シカゴ美術館より

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人生の総ては必然と信じる不動明王ファン。経歴に節操がなさすぎて不思議がられることがよくあるが、一期は夢よ、ただ狂へ。熱しやすく冷めにくく、息切れするよ、と周囲が呆れるような劫火の情熱を平気で10年単位で保てる高性能魔法瓶。日本刀剣は永遠の恋人。愛ハムスターに日々齧られるのが本業。