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永遠のふたり 白洲次郎と正子

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Jewelry&Watch

2023.11.06

心華やぐ調和の美。イタリアン・ハイジュエリーの伝統とモダニティが息づく「ダミアーニ」

華やかなイタリアン・ハイジュエリーの伝統を踏襲しながらも、時代の潮流を読み、モダンなダイヤモンドジュエリーで今日の名声を確立した「ダミアーニ」。まばゆいダイヤモンドとのコンビネーションで魅せるカラーストーンジュエリーもまた、名品として知られています。 クオリティとデザインの両面からその魅力をひもとき、ご紹介します。

時代が求める宝石が揃うカラーストーンジュエリー

1924年、イタリア・ヴァレンツァで創業し、まもなく100周年を迎える「ダミアーニ」。現代まで創業者一族が経営を担う稀有なジュエリーブランドとして知られ、伝統を守りながらも革新的なクリエイションで世界的な名声を得て今日に至っています。

そのダイヤモンドジュエリーは、宝飾界のアカデミー賞と称される「ダイヤモンド・インターナショナル・アワード」を18回にもわたり受賞するという偉業を成し遂げ、世界で高い評価を得てきました。

しかし、その一方で「ダミアーニ」が情熱を注いできたカラーストーンジュエリーは、知る人ぞ知る存在となっています。カラーストーンが注目される昨今、希少な宝石であればあるほど、瞬く間に買い手がついてしまい、世に出る機会が少ないことも、その理由といえるかもしれません。

「ダミアーニ」が好んで用いるカラーストーンは、高品質なことはもちろん、1石1石が際立つ個性をもっており、それが宝石を愛する人々を惹きつけてやまないのです。

また、カラーストーンの鮮明な色彩が引き立つ、ダイヤモンドとの絶妙かつ贅沢なコンビネーションは、「ダミアーニ」のカラーストーンジュエリーならではのもの。宝石のカット、細工、ボリュームなど細部にこだわり、エレガントで伝統的なスタイルを現在にふさわしいモダンデザインへと鮮やかに昇華させています。

非加熱サファイアの希少で個性豊かなブルー

今、トップジュエラーが扱うサファイアは、大きさやカラーだけでなく、産出地や加熱処理の有無を重視する時代へ。サファイアは加熱することで鮮明になるため、ほとんどの石に加熱処理がなされている。しかし、内包物などに変化が生じることもあり、近年は非加熱のものが注目される傾向に…。実は、「ダミアーニ」にはその〝非加熱サファイア〟が充実。周囲のダイヤモンドが、希少なブルーの光彩を際立たせる。リング〈上右〉ノーブルなデザインに映える、ミャンマー産のディープブルー・サファイア。[サファイア4.67ct×ダイヤモンド計0.72ct×WG]¥26,400,000・〈上左〉ミャンマー産サファイアならではの鮮明なロイヤルブルー。[サファイア6.01ct×ダイヤモンド計0.60ct×WG]¥29,040,000・〈下〉10カラットを超えるマダガスカル産サファイアは、人気のコーンフラワー(矢車菊)ブルー。[サファイア10.54ct×ダイヤモンド計2.27ct×WG]¥26,400,000(ダミアーニ)

視線をサファイアに集めるドラマティックなデザイン

ネックレスには500石以上、ピアスには100石以上のダイヤモンドが用いられた壮麗なデザイン。まばゆい光の流れは、ネックレスの先端で煌めくコーンフラワーブルーのサファイアへ。サファイアはすべてスリランカ産で、「矢車菊の青」にたとえられる高彩度でやわらかなブルーが美しい。先端のサファイアは取り外せ、ほかの宝石と替えることもできる。ネックレス[サファイア5.22ct×ダイヤモンド計40.80ct×WG]¥29,700,000・ピアス[サファイア計6.61ct×ダイヤモンド計8.50ct×WG]¥12,936,000(ダミアーニ)

旬のカラーストーンを永遠に愛せるジュエリーに

伝統的なデザインを現代的に再解釈して、華やかでありながらも軽やかなジュエリーに。それぞれのリングに、注目のカラーストーンを際立たせる工夫が施されている。リング〈上〉ネオンブルーが目にも鮮やかな、高品質のパライバトルマリン。周囲のダイヤモンドとの間にとられた空間によって、宝石が浮かび上がって見える。[パライバトルマリン1.76ct×ダイヤモンド計3.24ct×PT]¥44,110,000・〈中〉ラディアントカットのファンシーイエローダイヤモンド。左右のホワイトダイヤモンドと高低差をつけることで、存在感が際立つ。[イエローダイヤモンド7.01ct×ダイヤモンド計1.06ct×PT]¥38,500,000・〈下〉オイル含侵されていない希少なエメラルド。周囲のダイヤモンドの光を取り込み、コロンビア産特有のやわらかなグリーンの光彩を放つ。[エメラルド2.44ct×ダイヤモンド計1.82ct×WG]¥14,850,000(ダミアーニ)

イタリア伝統の花モチーフを華麗なブーケに変えて

イタリア国民に愛されたマルゲリータ・ディ・サヴォイア王妃。この「マルゲリータ」コレクションは、王妃を敬愛していた「ダミアーニ」の創業者エンリコ・グラッシ・ダミアーニが1924年に描いたデザイン画を元に生まれた。大小のモチーフを連ねたデザインは、野に群生するマーガレットの花を思わせる。〈右〉風に揺れる花を想起させるデザイン。ネックレス[イエローサファイア計2.24ct×ダイヤモンド計3.25ct×WG]¥3,729,000・〈左上〉マルチカラーのサファイアを、フラワーモチーフの中央にセットしたピアス。ピアス[カラーサファイア計3.00ct×ブラウンダイヤモンド計4.74ct×PG]¥5,335,000・〈下〉指に花のブーケを纏ったかのような華やかさ。リング[イエローサファイア計1.85ct×ダイヤモンド計2.39ct×WG]¥3,432,000(ダミアーニ)

問い合わせ

ダミアーニ 銀座タワー
03・5537・3336

撮影/唐澤光也(レッドポイント) デザイン/澤田 翔
※文中のPTはプラチナ、WGはホワイトゴールド、PGはピンクゴールド、ctはカラットを表します。
※本記事は『和樂』2023年12月・2024年1月号の転載です
※価格は2023年11月1日時点のものです

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福田 詞子(英国宝石学協会 FGA)

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