奈良旅行の楽しみの1つに、お寺や仏像の拝観が入っている人は多いのではないでしょうか。でも、実は見どころが分からないし、なんとなく見て終わってしまっている、なんていうことも多いのでは?(私もそうです……)
そこで! そんなかたも大満足! なツアーをご紹介しちゃいます!
東京藝術大学教員と行く!おとなの古美研(こびけん) 第1回~大和に伝わる珠玉の御仏を訪ねて~
日本を代表する国宝仏を有する室生寺(むろうじ)や円成寺(えんじょうじ)から、一般的にはあまり知られていない璉珹寺(れんじょうじ)や徳融寺(とくゆうじ)のかくれ仏まで、選りすぐりの奈良の仏像を4名の講師陣が熱く深く語るツアーです!
ここがすごい! その1:東京藝術大学教員たちによる解説つき
旅行中・旅行中講座・事前オンライン講座で、東京藝術大学付属古美術研究施設長はじめ、4名の専門家から教わることができます。
事前オンライン講座では、東京藝術大学大学院美術研究科・文化財保存学専攻博士課程を修了し、仏像修復・制作と彫刻作品を手掛けている藤曲 隆哉(ふじまがり たかや)氏にお話をうかがいます。
旅行中は、古美術研究施設長・松田 誠一郎(まつだ せいいちろう)氏と古美術研究施設助教・荒木 泰恵(あらき やすえ)氏が講師を担当、旅行中講座では、古美術研究施設非常勤講師・和田 圭子(わだ けいこ)氏が「室生寺板光背について」をテーマに約90分、たっぷりと解説します。
ここがすごい! その2:2つの特別拝観
室生寺では金堂内を特別拝観、璉珹寺では通常非公開の御本尊様を特別に拝観することができます。
ここがすごい! その3:伝統ある藝大の古美研を一般向けに初開催!
古美研は東京藝術大学の学内で開催されてきたツアーで、明治29(1896)年に東京藝術大学の前身である東京美術学校の「古美術見学旅行」として第1回が開催されました。
以後、第2次世界大戦や新型コロナウイルス流行による中断もありながら、現在まで続いています。
「おとなの古美研」は、この藝大の学内ツアーを一般向けに企画したもので、今回が初開催となります。奈良県との連携事業として藝大が提案し、3年間の準備期間を経て実現しました。
この秋、古都やまとの息吹を深く感じてみませんか?
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