和樂webオリジナル「動物戦国武将占い」(診断結果一覧はこちら)。織田信長型の性格は…!?
織田信長ってどんな人?
1534~82年。通称は三郎。上総介、右府。尾張出身。子どもの頃は奇矯なふるまいで「うつけ」と呼ばれましたが、斎藤道三の娘を正室に迎え尾張を統一。侵攻してきた今川義元を討ち、さらに美濃を攻略しました。足利義昭を奉じて室町幕府を再興、「天下布武」を実現しますが、義昭との対立から敵対勢力の包囲網との戦いを続行。強敵だった本願寺を降し武田勝頼を滅ぼして全国制覇を目前にしたところで、重臣の明智光秀に本能寺で討たれました。
ペガサス・織田信長型の性格
「それってこういうこと?」と、どんなことも瞬時にポイントをつかむ天才型。インスピレーションとひらめきだけで生きているところがあります。理詰めで一つひとつ前進するというより、感覚的に本質を見抜いてしまう感覚型です。今川義元の大軍が攻めてきた桶狭間の合戦で織田信長は、義元の本陣をピンポイントで衝いて奇跡的な勝利を呼びました。
ライフスタイルやファッションについても派手好みで、独特の世界観が現れます。ビビッドな色を好む人も少なくありません。豪華できらびやかなものを好んだ織田信長のイメージです。信長が拠点とした岐阜城には「千畳敷」と呼ばれる絢爛豪華な御殿がありました。また、信長が建てた安土城天主の奇抜さも同様。宣教師のルイス・フロイスが「私たち(ヨーロッパの城)の塔より気品があり、壮大な建築」「ある階層は紅く、またある階層は青く、最上階は全て金色で」「これが絶妙な美しさを持っている」と語っています。
センスがよくどんな場面でも的確に反応できるため、活躍の舞台を選びません。ただし、しきたりを嫌う、秘密を守れない、飽きっぽいのが玉にキズ。とはいえ、不道徳なことには手を出しません。カタギの仕事よりも、スポーツやアーティスト、タレントなど、感性を個性として認めてもらえる世界で輝きます。
ペガサス・織田信長型の弱点
衝動性が欠点となります。宣教師のルイス・フロイスの『日本史』は、織田信長のことを次のように記します。「彼は自らに加えられた侮辱に対しては懲罰せずにはおかなかった。(中略)非常に性急であり、激昂はするが、平素はそうでもなかった」。挑んでくる敵には容赦せず、比叡山焼き討ちや一向一揆の殲滅などの大量殺戮も辞さない姿勢。命令に従わない家臣に対しても厳しく、それが松永久秀、荒木村重、明智光秀らの謀叛につながったという説もあるほど。時代のスピード感を体現するあまり、持久力がなく飽きっぽくなります。
ペガサス・織田信長型の開運キーワード
直観
豊臣秀吉のように軍師を持たず、独自の発想で戦略を立てた織田信長。兵農分離を実現して常設軍を持ち、本拠地を清洲→小牧山→岐阜→安土と次々と移して、中央を確実に掌握。「天下布武」というスローガンを掲げたのも信長のみ。また、将軍を追放して事実上の天下人となり、全国制覇のための戦いを進めたのも、信長が最初。このタイプは、乱世を生き抜く戦国武将のような人。相手の話の要点をすばやくつかみ、「そうそう、それが言いたかったの!」と言わせれば、いち目置かれる存在になれます。
礼節
心は常に自由を求めていますが、本来は小心者で礼儀正しい人です。特に目上には礼節を尽くすので、目下や同僚にもそのような態度を心がけると、さらに多くの人から慕われるようになります。
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この占いは四柱推命をベースに多様な占術を取り入れたものです。戦国武将タイプは、諸説があるため生年月日から算出せず、戦国武将の史実や伝承から関連づけて12タイプを作成しました。楽しく読みつつ、「自分」を知り「開運」するためのツールとして役立てていただくために、おもしろい史実も盛り込んでいます。人にはさまざまな面があり、この占いでわかるのは性格や宿命の一部です。とはいえ、毎年毎月変わる運勢とは違い、一生つき合う「本質」です。弱点を知り言動を客観視する、長所を職業選択や人間関係に活かすなどして、お役立てください。
占い監修・ユキムラ
歴史監修・辻明人