CATEGORY

最新号紹介

4,5月号2026.02.28発売

美の都・京都で出合う うるわし、工藝

閉じる

Art

2026.04.12

東京藝術大学の人気講義1年分が読める!?『東京藝大で学ぶ仏像の見かた』小学館から発売中!

藝大で約30年つづく仏像講義を書籍化した『東京藝大で学ぶ仏像の見かた』が、小学館から発売中です! 仏像を造形・技法からとことん解き明かす、藝大流の仏像鑑賞術を学んでみませんか?

『東京藝大で学ぶ仏像の見かた』表紙

講義1年分、全25回分のエッセンスがぎゅっと詰まっています!

東京藝術大学美術学部の「日本美術史概説」の講義1年分、全25回分のエッセンスを約200点の図版とともに収録しています。
冒頭の美麗な口絵ページも、仏像好きにはたまりません。

飛鳥時代の法隆寺金堂釈迦三尊像から鎌倉時代の運慶作円成寺大日如来坐像に至る、仏教彫刻の歴史を概観、藝大の保存修復彫刻研究による最新の成果も紹介しています。

仏像の歴史的な制作背景だけでなく、造形・技法の特徴や変遷について徹底的に掘り下げるという東京藝大ならではの仏像の見かたを学ぶことができます。

仏像の見かたが、今までと変わるかも!?

著者による仏像愛にあふれる優しい語り口はそのままに、これまでにない仏像の見かたをご紹介。
仏像ファンも、美術ファンも、まだそうでないかたも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

編集者からのおすすめ情報

本書の編集作業は1年分の講義の文字起こしからはじまりました。
1回90分×25回、約38時間分の講義を文字に起こすとなんと45万字超えの大ボリューム!

ここから、藝大流の仏像の見かたを伝えるうえで欠かせないエッセンスを抽出し、再構成しました。講義中の空気感を伝えるため「モンブランみたいですね」「溶けかけのチョコレートのような」といった独特の表現や「にゅっと突き出した」「ぷにっとした柔らかさ」など話し言葉ならではの言い回しもあえて残しています。

さらに、実際の講義は平安時代までで終了するので、本書のために鎌倉時代を代表する作品として運慶作品について語った書き下ろしも収録しました。また、藤曲隆哉氏(彫刻家・修復家)が藝大文化財保存学専攻の博士研究でおこなった復元模刻を紹介、国宝・円成寺大日如来像の3D測定図など最新の技術による図版も収録しました。

理論研究と模刻研究、どちらも学ぶことができるという藝大ならではの講義を楽しんでください!

目次

第1回:法隆寺金堂の釈迦三尊像
第2回:救世観音と百済観音
第3回:中宮寺の半跏思惟像
第4回:興福寺の仏頭と薬師寺金堂の薬師三尊像
第5回:法隆寺五重塔と塑像群
第6回:興福寺の八部衆像と十大弟子像
第7回:東大寺法華堂の諸像
第8回:唐招提寺の鑑真和上像
第9回:唐招提寺の木彫像
第10回:神護寺の薬師如来像
第11回:東寺諸堂の諸像
第12回:観心寺の如意輪観音像
第13回:室生寺金堂の本尊像
第14回:平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像
第15回:円成寺の大日如来像

著者情報

松田誠一郎
まつだ・せいいちろう
1960年、東京生まれ。1990年、東京藝術大学大学院博士後期課程了。学術博士。1991~1999年、京都市立芸術大学美術学部専任講師。1999~2001年東京藝術大学美術学部専任講師。2001~2012年、同助教授・准教授。2009年~、同附属古美術研究施設長。2012年~、同教授。
主要論著「東京国立博物館保管十一面観音像(多武峯伝来)について」(『国華』1118・1119)、「光明皇太后不悆と唐招提寺木彫群」(『仏教芸術』158)、「法隆寺五重塔の着甲像―服制・甲制よりみた制作年代とその意義」(『国華』1337)。『東大寺と平城京 日本美術全集第4巻』共著(講談社)、『カラー版 日本仏像史』共著(美術出版社)、『週刊朝日百科 日本の国宝15京都/広隆寺』責任編集(朝日新聞社)、『醍醐寺大観 第1巻』共著(岩波書店)、『東大寺の新研究1 東大寺の美術と考古』共著(法藏館)など。

書籍データ

『東京藝大で学ぶ仏像の見かた』
松田誠一郎
定価:2750円(税込)
四六判並製256ページ
小学館

Tag
Share

和樂web編集部

おすすめの記事

「究極のホトケ顔」って?仏像の表情をAIで読み解いてみたら、仏師の力量がスゴかった

いずみゆか

あっ…その美しい指先に触れたい…手フェチが聖林寺 国宝「十一面観音菩薩立像」を撮りまくってきた

森 聖加

あなたの推しは誰? ユニークで人気者ぞろいの「天」【美仏鑑賞が100倍面白くなる!その5】

和樂web編集部

えっ、世界遺産のお寺で温泉に入れるの?しかもお湯は熱々45度以上!?日光山温泉寺訪問レポート

矢野 詩織

人気記事ランキング

最新号紹介

4,5月号2026.02.28発売

美の都・京都で出合う うるわし、工藝

※『和樂』2026年4・5月号 美術展カレンダーに誤りがありました。P.224で紹介しました、福岡県・久留米市美術館で開催中の「美の新地平ー石橋財団アーティゾン美術館のいま」の入館料は、正しくは一般1,500円となります。お詫びして訂正いたします。
※和樂本誌ならびに和樂webに関するお問い合わせはこちら
※小学館が雑誌『和樂』およびWEBサイト『和樂web』にて運営しているInstagramの公式アカウントは「@warakumagazine」のみになります。
和樂webのロゴや名称、公式アカウントの投稿を無断使用しプレゼント企画などを行っている類似アカウントがございますが、弊社とは一切関係ないのでご注意ください。
類似アカウントから不審なDM(プレゼント当選告知)などを受け取った際は、記載されたURLにはアクセスせずDM自体を削除していただくようお願いいたします。
また被害防止のため、同アカウントのブロックをお願いいたします。

関連メディア