MOA美術館 ~9/1
「デジタル北斎漫画&The Great Wave」
高精細画像で北斎の楽しい世界へ!
葛飾北斎(かつしかほくさい)の代表作である『北斎漫画(ほくさいまんが)』全15編と『冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』全46図を一堂に展示。
加えて、高精細画像を活用して、大画面に投影します。
紙の質感や摺りの技までじっくり見ることができる、新鮮な鑑賞体験がかないます。
約三千数百図におよぶ絵が収められた『北斎漫画』も、“ザ・グレート・ウェーブ”として世界的に知られる『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』も、何度観ても独創的でやっぱり面白い!
●観覧料(一般)2,000円

MOA美術館 DATA(和樂提携美術館)
住所:静岡県熱海市桃山町26-2
電話:0557-84-2511
開館時間:9:30~16:30 ※入館は16:00まで。
休館日:木曜日(ただし木曜日が祝日の場合は開館。)、展示替え期間、年始
公式サイト:https://www.moaart.or.jp/
原美術館 ARC ~9/6
「虹のつくり方」
自然に囲まれた心地いい空間も格別!
東京・品川の閑静な住宅街に、1979年、原俊夫(はらとしお)によって創設された原美術館。
この展覧会では、その創成期の活動にスポットを当てます。
ジャクソン・ポロックや李禹煥(リ・ウーファン)など、原自身が作家に「会いに行く」ことで入手した作品や、クリスト、ロバート・メイプルソープといった、この時期に個展を開催した世界的な作家の作品を紹介。
オラファー・エリアソンやアンディ・ウォーホルらの屋外作品鑑賞にもよい季節です!
●入館料(一般)1,800円

原美術館ARC DATA(和樂提携美術館)
住所:群馬県渋川市金井2855-1
電話:0279-24-6585
開館時間:9:30~16:30 ※入館は閉館の30分前まで。
休館日:木曜日(8月中は無休)
公式サイト:https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/
福田美術館 ~9/6
「幸せになりたい!-祈りの絵画-」
祈りに満ちた近代日本画が心を安らかにしてくれます
まずは、横山大観(よこやまたいかん)や菱田春草(ひしだしゅんそう)による釈迦(しゃか)の生涯を描いた仏伝図や、入江波光(いりえはこう)や村上華岳(むらかみかがく)らによるさまざまな仏や天女の姿を描いた近代の作品で仏画の世界へ。
さらに日々の暮らしを彩った吉祥画の世界を、その意味も含めてわかりやすく紹介。
そして観る者の心を浄化するような東山魁夷(ひがしやまかいい)の世界へ――。
「祈り」をテーマに、近代日本画の優品を展示。
作品に込められた切実な想いが伝わってきます。
●観覧料(一般)1,500円

福田美術館 DATA(和樂提携美術館)
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
電話:075-863-0606
開館時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで。
休館日:不定休。展示替え期間、年末年始
公式サイト:https://fukuda-art-museum.jp/
東京国立博物館 平成館 ~9/6
弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」
弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)の生誕1250年を記念したかつてない規模の展覧会。
真言宗各派総大本山会(各山会 かくざんかい)所属の十八本山と関係寺院の名宝が一堂に会します。
圧巻の密教絵画や、開帳は33年に一度の重要文化財『十一面観音菩薩立像』(三重・観菩提寺)など貴重な秘仏も。
「飛倉巻(とびくらのまき)」で知られる国宝『信貴山縁起絵巻(しぎさんえんぎえまき)』(奈良・朝護孫子寺)、空海が唐に留学していたときのノート・国宝『三十帖冊子 第二十二帖』(京都・仁和寺)ほか見どころが満載!
●観覧料(一般)2,300円


東京国立博物館 DATA
住所:東京都台東区上野公園13-9
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:9:30~17:00(東博コレクション展は金曜日・土曜日は~20:00) ※入館は閉館の30分前まで。※特別展は展覧会ごとに異なる。
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館)、年末、その他臨時休館あり
公式サイト:https://www.tnm.jp/
展覧会公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kukai2026/
東京都庭園美術館 ~9/13
「ルーシー・リー展 -東西をつなぐ優美のうつわ-」
アール・デコ建築に優美な作品が一堂に!
20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リーの、日本では約10年ぶりとなる回顧展です。
オーストリアのウィーン工芸美術学校で学んだ轆轤(ろくろ)による制作に魅了されて陶芸家を目ざしたという彼女の作品は、轆轤から生み出される優雅なフォルムが特徴的。
また、釉薬(ゆうやく)による豊かな色彩、象嵌(ぞうがん)や搔(か)き落とし技法による独創的な文様などで人々を魅了し続けています。
建築家でデザイナーのヨーゼフ・ホフマン、画家でもあるバーナード・リーチ、リーのアシスタントでもあったハンス・コパー、そして日本の民藝運動の中心人物のひとりである濱田庄司(はまだしょうじ)など、交流のあった陶芸家たちの作品もあわせて展示。
1902年にウィーンで生まれ、ナチスの迫害から逃れるためイギリスへ亡命し、洋の東西が入り混じる背景のもと制作された作品を、彼女が生きた時代や影響を受けたアーティストたちからひもときます。
井内コレクションから金沢の国立工芸館に寄託された作品をはじめ、国内のルーシー・リーの作品が一堂に会す展覧会。
会場となる東京都庭園美術館の本館は、1933年に朝香宮家(あさかのみやけ)の自邸として竣工したアール・デコ建築。優美な邸宅建築の空間美とともにルーシー・リーの造形世界を鑑賞できるのは、めったにない機会かも!
●観覧料(一般)1,400円
繊細さと優美さを備えた唯一無二の造形美

轆轤で薄くひきあげることで生み出される、細く高い高台(こうだい)。そこから口縁(こうえん)にかけ大きく広がる朝顔型と呼ばれる優美なデザイン。深い青色の釉薬に、口縁部に施されたブロンズ釉が映える。

バーナード・リーチや濱田庄司ら、民藝運動の中心人物たちとの交流を経て、東洋の古陶磁との関わりが深まったリー。《白釉鎬文花瓶(はくゆうしのぎもんかびん)》は70代を迎えた成熟期に制作されたもので、彼女の造形美の到達点のひとつとされる傑作。
右は、7客のカップ&ソーサーに、モダンなデザインのサーバーとミルクピッチャー。カップの表面には、細い線を刻み込む搔き落とし技法が施されている。
なんて楽しいボタンの数々!

戦時下で自由な作陶が困難だった時代、ロンドンで陶器ボタンを制作して生計を立てたリー。デザイナーの三宅一生はそれを自身のコレクションで使用したことも。

東京都庭園美術館 DATA
住所:東京都港区白金台5-21-9
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで。※日時指定予約制
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始
公式サイト:https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/lucie-rie/
【買いたい! ミュージアムグッズ】
奈良国立博物館 ~9/13
ボストン美術館共同企画 特別展「南都仏画 -よみがえる奈良天平の美-」
ひと休み…に慈しみの心を
今やミュージアムグッズの花形となったクッション。
硬軟問わずさまざまな美術品がクッション化されてきましたが、とうとう、お釈迦さまがお出ましです。
その名も「涅槃(ねはん)のやすらぎクッション」。
苦しみや迷いから離れた安らぎの境地、涅槃へと私たちを誘う、最強のアイテムです。
ボストン美術館が所蔵する南都(奈良)ゆかりの里帰り品とともに、奈良国立博物館をはじめとして日本全国から選りすぐりの仏画・仏像が集結する「南都仏画」展の限定グッズ。
国宝・重文目白押しの展覧会を堪能したら、やすらぎに包まれながら涅槃へ…スヤァ…。
お釈迦さまとやすらぎの境地へ…

奈良国立博物館 DATA
住所:奈良県奈良市登大路町50
電話:050-5542-8600(ハローダイヤル)
開館時間:原則9:30~17:00(展覧会、曜日によって延長あり) ※入館は閉館の30分前まで。
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝休日の場合は開館、翌火曜日休館。3連休の場合は終了後の翌日休館)、12月28日~1月1日ほか
公式サイト:https://www.narahaku.go.jp/
◆『和樂』「全国厳選! 美術展カレンダー」とは?
『和樂』本誌では、発売期間中に全国で行われている展覧会を、作品情報とともに紹介しています。掲載しているのは全国の著名な美術館・博物館。お目当ての展覧会を見に、また旅先での美術館巡りなどで、ぜひともご活用いただきたい【和樂 提携美術館】の優待券を毎号お届けしています! 詳細は本誌でご確認ください。
【和樂 提携美術館】
山形「土門拳写真美術館」、茨城「笠間日動美術館」「徳川ミュージアム」、群馬「原美術館 ARC」、千葉「千葉市美術館」、東京「永青文庫」「太田記念美術館」「菊池寛実記念 智美術館 ※2026年秋(予定)まで展示室修繕のため休館」「五島美術館」「サントリー美術館」「泉屋博古館東京」「東京ステーションギャラリー」「パナソニック汐留美術館」「三井記念美術館」「三菱一号館美術館」「森美術館」「山種美術館」、神奈川「岡田美術館」「川崎浮世絵ギャラリー ~斎藤文夫コレクション~」「ポーラ美術館」、長野「軽井沢千住博美術館」「サンリツ服部美術館」「日本浮世絵博物館」、静岡「MOA美術館」、京都「泉屋博古館」「福田美術館」「細見美術館」、奈良「松伯美術館」「大和文華館」、和歌山「高野山霊宝館」、兵庫「芦屋市立美術博物館」、島根「足立美術館」(都道府県別・五十音順)

