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12,1月号2025.10.31発売

今こそ知りたい!千利休の『茶』と『美』

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黒田直美

旅行業から編集プロダクションへ転職。その後フリーランスとなり、旅、カルチャー、食などをフィールドに。最近では家庭菜園と城巡りにはまっている。寅さんのように旅をしながら生きられたら最高だと思う、根っからの自由人。

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Koikawa Harumachi: A 46-Year Life Ended by Satire of the Kansei Reforms

黒田直美

幻の絵師・写楽2作品を三重県石水博物館で再発見! 伊勢商人が守った江戸の宝

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、いよいよ喜多川歌麿、葛飾北斎に続き、幻の絵師、東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)が登場。10か月の間に145点の浮世絵を制作したといわれる写楽ですが、絵師としての期間が短いため、現存する作品も少なく、本物は希少と言われているのです。そんな中、なんと三重県津市にある石水博物館の施設で2作品が再発見され、話題を集めています。海外に流出してしまった浮世絵が多い中、なぜ国内の、それも伊勢の商家に眠っていたのか。その謎を探るべく、石水博物館を訪ね、学芸員の龍泉寺由佳(りゅうせんじゆか)さんにお話を伺いました。
黒田直美

私たちは「これから」をどう生きるべきか。90歳の陶芸家・伊藤慶二の「祈」とは

土を捏ねて、成形し、焼く、そのシンプルな行為を経て生まれるやきものは、長い間、人々の暮らしを支えてきた。その一方で、陶芸家が造り出すやきものは、作家が土という変幻自在な素材と向き合い、炎によって昇華させ、唯一無二の造形物を生み出している。同じ「土」でありながら、「生活」と「芸術」という二つの領域を行き来するのも、陶芸の魅力の一つなのかもしれない。
黒田直美

The behind-the-scenes story of ‘BONJI,’ double award winner at the Monaco International Film Festival

When I was a child, watching TV or reading picture books, there were always terrifying folk tales that made my body tremble. Yet, there was also an irresistible urge to peek through my fingers, a fascination with the frightening. The short film 'BONJI,' directed by photographer Ukibe Naoko (浮辺奈生子), perfectly evoked that very sensation from my childhood.
黒田直美

『光る君へ』の芸能考証も。薩摩琵琶奏者の友吉鶴心氏に聞く、琵琶の魅力と歴史

黒田直美

文化も恋も吉原も、『べらぼう』に面白い!“蔦重オタク”が語り尽くす大河ドラマ前半振り返り

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の放送が決まった時、世間では「大河ドラマで『吉原』を描くとは!」と騒然となりました。しかし、ドラマがスタートするや、史実に沿って闇深い吉原を描きながらも、苦難の中で必死に生きる人々の心情や営みを細やかに映し出し、今までにない主人公に心を揺さぶられる新たな大河ファンが急増しました。おっと、いきなり熱く語りだしてしまい、すみません。連日のうだる暑さで、ちょっと中だるみ気味でしたが、いよいよ大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』も舞台を日本橋に移し、ここからさらなる蔦重の快進撃がスタートします。そこで、今回は前半の振り返りと今後の見どころを「蔦重」オタクの和楽webメンバーが熱く語り合いました! これを読めば、ますます「べらぼう」が面白くなること間違いなしです!
黒田直美

『べらぼう』で注目の狂歌とは?SNSの原点は江戸の皮肉屋たちだった!?

狂歌が大ブームです! と言われて「はて?」と思った人は、江戸文化が足りてない?

現在、NHKで放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、狂歌に熱狂する江戸の様子が描かれています。武士も版元も妓楼主も花魁も狂歌に興じる姿は、身分制度の厳しかった江戸の一筋の光のようにも感じます。
黒田直美

Who was the ukiyo-e artist Katsukawa Shunsho? The life and legacy of Hokusai’s master

黒田直美

How actor portraits, ‘yakusha-e,’ could make or break a Kabuki actor’s career

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覗き見ずにはいられない「日本の怪談」が世界を震わせた。モナコ国際映画祭W受賞『梵字 BONJI』制作秘話

幼い頃にテレビで見たり、絵本で読んだりした昔ばなしの中には、体が震えあがるような恐ろしい話があった。それでも薄目を開けて見てしまうような「怖いもの見たさ」も潜んでいて。写真家である浮辺奈生子(うきべなおこ)監督が撮った短編映画『梵字 BONJI』は、まさにその頃の感覚を思い起こす映画だった。
黒田直美

ラーメン丼がアートに!『ラーメンどんぶり展』で美濃焼の真髄を目撃せよ!

ラーメン店のラーメンといえば、こだわりの詰まったスープに、細麺、縮れ麺、太麺と麺のタイプはもちろん、茹で方までも好みに仕上げてくれるシンプルでありながら、奥の深い料理だ。そして、店主のこだわりのある仕事ぶりには、いつも尊敬のまなざしを向けてしまう。今や、ラーメンは日常食から、高級食にも負けないレベルのものや、全国各地のご当地ラーメンまで、多様な食文化を表現してくれている。その一方で、ラーメンを食べる器については、今まであまり関心がもたれてこなかった。イメージされるのは、渦巻状になっている雷紋や、龍や鳳凰といった中国由来の模様で、形状もほとんど同じような丼だ。これだけラーメンへのこだわりが強い日本なら、ラーメンを入れる「丼」にも、もっと個性があっても良いのでは? そんな疑問を持った私にぴったりの展覧会があると知り、一路、ギャラリーへと足を運んでみた。
黒田直美

二代目将軍・徳川秀忠の正室「江」の数奇な人生|12歳〜23歳までで3度の結婚?

黒田直美

秀吉の正室「寧々」とは?夫秀吉を一国のリーダーにしたスーパーウーマンに迫ってみた

黒田直美

戦国時代からあった尾張の漆芸を受け継ぐ最後の職人。三代目浅井啓介さんに聞く「尾張塗」の極意

漆芸と聞いて思い浮かべるのは、「輪島塗」や「津軽塗」「会津塗」といった美しい伝統工芸品とその産地ではないだろうか。だから愛知県に「尾張塗」と呼ばれる漆芸文化が受け継がれていること、地元である小牧市に「尾張塗」の工房があったことに驚かされた。さらにかつて名古屋では、たくさんの職人が活躍し、この「尾張塗」の特徴である「変わり塗」という技法が盛んに行われていたというのだ。こうなると、もはやとどまることのない私の興味が、ふつふつと沸き起こってしまった。地元の小牧市にこんなお宝が潜んでいたとは! はやる気持ちを抑えながら、ギャラリー兼工房「漆galleryあさい」を訪ねた。
黒田直美

せんべいなのに生?不思議な和菓子の由来は、かの有名な戦国武将だった!

黒田直美

12年ぶりの抜擢昇進! 落語界期待の“新真打”つる子師匠&わん丈師匠に直撃

黒田直美

寄席ってどんなところ?「ボイメン」 本田剛文が名古屋・大須演芸場に体当たり取材!

日本の伝統文化を若い人たちにも伝えたいという情熱を持って、さまざまな日本文化に触れているBOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン、通称ボイメン)のメンバーである本田剛文(たかふみ)さん。弓道男子であり、現在は西川流で日舞を習うなど、日々努力も続けています。2024年にスタートした「日本伝統文化検定」の検定試験にも挑戦し、見事、2級に合格。ますます日本文化の裾野を広げてくれています。そんな本田さんに、地元名古屋で寄席(よせ)が楽しめる「大須演芸場」に潜入し、話芸の魅力をとことん取材してもらいました! 
黒田直美

【大河べらぼう】鱗形屋孫兵衛とは?黄表紙の大ヒットから重版事件による没落までを解説

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