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2021.08.13

画像クイズ!この花な~んだ?ヒントは明智光秀・坂本龍馬!

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画像クイズ! この花の名前は何でしょう?

秋の七草の1つで、有名な戦国武将や幕末の志士の家紋にもなった花ですが……。

このきれいな五芒星、たしかに家紋で見かけたことがあるかも!

正解は……桔梗!

正解は、桔梗(ききょう)でした。

日当たりのいい山野で育つ多年草で、まっすぐに伸びる茎は高さ40㎝~1メートル程度、8~9月にかけて青紫色の花を咲かせます。江戸時代に園芸品種として白色や八重咲き・まだら模様などの花が作られ、現在ではその他の色も時々見ることができます。つぼみは風船のようなかわいらしい形をしていて、このつぼみのファン! という人もいるのだとか。

桔梗のつぼみ
ほんとだ!紙風船みたいでかわいい!

古くから愛されている花で、平安時代に着物の重ね着をする際の色の取り合わせにも「桔梗襲(ききょうがさね)」と名付けられたものがありました(表が二藍[ふたあい]、裏が青)。

また、根は漢方薬として使われ、痰切りや咳止め・鎮痛などの目的で服用されます。正月のときに飲む「屠蘇(とそ)」の中にも入っているのだそう。

家紋にも

桔梗は家紋としても広く親しまれています。

いろいろなアレンジがあり、有名なところでは明智光秀や加藤清正の「桔梗紋」、坂本龍馬の「組合い角に桔梗紋」、星の形をした安倍晴明の「晴明桔梗」などが知られています。
また、葉や枝、他の動植物や図との組み合わせも多く見られ、中でも蝶や鶴・蟹と桔梗が組み合わせられたものは、見ていてとても楽しく美しい図案となっています。

昔から日本文化と深いつながりのある花なんですね。

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主要参考文献
・『小学館 全文全訳古語辞典』小学館
・『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館
・『日本国語大辞典』小学館
・『世界大百科事典』平凡社

書いた人

人生の総ては必然と信じる不動明王ファン。経歴に節操がなさすぎて不思議がられることがよくあるが、一期は夢よ、ただ狂へ。熱しやすく冷めにくく、息切れするよ、と周囲が呆れるような劫火の情熱を平気で10年単位で保てる高性能魔法瓶。日本刀剣は永遠の恋人。愛ハムスターに日々齧られるのが本業。

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平成元年生まれ。コピーライターとして10年勤めるも、ひょんなことからイスラエル在住に。好物の茗荷と長ネギが食べられずに悶絶する日々を送っています。好きなものは妖怪と盆踊りと飲酒。