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2021.12.24

ももっ♡埼玉県北本市のNEWアイドル「きたもっちゃん(仮)」お披露目だも~~!!

この記事を書いた人

緑豊かで都心へのアクセスが良く、2020年は17年ぶりに人口が社会増(転入者超過)に転じ、「シティプロモーションアワード」金賞も獲得した埼玉県北本市。いきなりPR感が強い出だしとなってしまったが、さらなる北本市の魅力発信のために、ご当地アイドル(非公式)が誕生したようだ。その名も「きたもっちゃん(仮)」。(非公式)とか(仮)とか色々つきすぎて怪しさ満点だゾ! 謎が多すぎるNEWアイドルに突撃~~~ッ!!

はじめまして!きたもっちゃん(仮)です★

――こんにちは! 今日はよろしくお願いします!

きたもっちゃん(仮)※以下略:こんにちも~~!!! 埼玉県北本市のNEWアイドル「きたもっちゃん(仮)」だも~~!!

そして公式マネージャーの安藤です。うちのきたもっちゃんがお世話になります。


出土したばかりの初々しい姿で登場したきたもっちゃん(仮)

――さっそくですがきたもっちゃん(仮)のプロフィールを教えてください!

はいだも!

年齢:3,000歳(縄文後期生まれ)
出身地:埼玉県北本市
好きな食べ物:とまと
休日の過ごし方:うらない
特技:ふえること
目標:北本市を日本の中心にするも!

私、縄文時代は呪術のアイテムだったらしいも。なので呪術を使って北本市を日本の中心にするんだも~~~!!!

――どうやら語尾は「も」でキャラ付けを計っているようですね!

ちなみに「きたもっちゃん」の発音は「こけこっこー」と同じですので、そこのところもよろしくお願いします。

きたもっちゃん(仮)は増えるってホント?

――ところで特技に「ふえること」とありますが、一体どういうことなんでしょうか?

たくさん分身して、日本中にきたもっちゃん(仮)の信者を増やすんだも!

――どうやって増えるんですか?

私は時代の最先端をいくアイドルだも、この間3Dデータをとってきたんだも!!

▼きたもっちゃん(仮)の3Dデータ取得回はこちら
ああっ、そんな奥まで見せちゃうの…?縄文の女神3Dデータ化ものがたり【vol.1 データ取得編】

そうしたら、頭が硬すぎて「もぉ~あなたも実は土偶なんじゃないのぉ?」なんて言われている、和樂web編集部スタッフ・サッチーが、型に粘土を入れていっぱいきたもっちゃん(仮)をつくったんだも!

カラフルなきたもっちゃん(仮)

――なるほど! 3Dデータをもとに型を作成し、自由にきたもっちゃん(仮)を増やせるんですね。

そうだも! 3Dデータはそのうち公開するも。そうしたら世界中の誰もが私をつくれるようになるも! 

ちなみに色々どうかしている和樂web編集部スタッフ・平安暴走戦士~chiaki~は、クリスマスツリーの飾りにしてたも!

控えめに言って少しもセンスを感じられない、chiaki家のクリスマスツリー

――きたもっちゃん(仮)がどんどん増えていくの、楽しみです!

呪術と最新のテクノロジーによって、日本の中心を「北本市」に(コソっと)移すのが、弊社の目論見なのであります。

意外と過激なきたもっちゃん(仮)!!

――パフォーマンスが意外と過激、と話題になっているそうですね。

そうだも。ライブでは「北本にひれ伏せ!!!」を掛け声に、ひれ伏すオタ芸で盛り上がっているも。ちなみにファンのことは「僕(しもべ)」って呼んでいるも。

――なんだかももクロファンのモノノフ、LUNA SEAファンのSLAVEみたいですね。

僕募集中だも! 一緒に北本を日本の中心にするも~~~~!!!!

きたもっちゃんの「僕(しもべ)=ファン」になりたい方、ご連絡ください。

きたもっちゃん(仮)とは?

さて、ここできたもっちゃん(仮)のことを真面目にご紹介したい。

きたもっちゃん(仮)は、北本市の宮岡氷川神社前遺跡で見つかった土偶です。縄文後期に祭祀の道具として使われていたようで、もとは赤いベンガラの漆塗りでした。また、きたもっちゃん(仮)には足がありません。これは土偶の体をわざと壊し、病気やケガの身代わりになってほしいという祈りからだと考えられています。

北本市では関東最大級の環状集落「デーノタメ遺跡」が見つかっており、この地が縄文時代から賑わっていたことを示しています。

縄文の人々の祈りの対象だったきたもっちゃん(仮)。迷える現代人を救うため、今再び立ち上がったのかもしれません。

ご不明な点(ばかりだと思いますが)は、きたもっちゃん専属マネージャー安藤までお気軽にお尋ねください。


▼きたもっちゃん(仮)を真面目に知るならこちらの記事をチェック!

書いた人

大学で源氏物語を専攻していた。が、この話をしても「へーそうなんだ」以上の会話が生まれたことはないので、わざわざ誰かに話すことはない。学生時代は茶道や華道、歌舞伎などの日本文化を楽しんでいたものの、子育てに追われる今残ったのは小さな茶箱のみ。旅行によく出かけ、好きな場所は海辺のリゾート地。