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ごはんのおともにピッタリ! 新米と食べたい「天安の生あみ」

新米も出回りはじめ、ごはんのおいしい季節。和樂INTOJAPANでは、新米特集 全10回を毎週木曜日に更新しています! 日本の辺境・異境を物ともせずに旅に出る和樂スタッフが、「自分史上最高のごはんのおとも」を、自前のお茶碗に盛ってプレゼン。故郷を思い出す味、取材で知った味…個性あふれる和樂スタッフの生の声をお楽しみください。

第3回 「天安の生あみ」

選・旅担当 小竹智子

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えびのように見えて、えびではない。小型甲殻類に分類される小さな生き物「あみ」。茨城・霞ヶ浦が代表産地として知られ、関東圏の人にとって佃煮といえばあみは欠かすことができないもの。食べた人にはわかるこの味、あみをこよなく愛する小竹さんのアピールは?

「あみの美味しさは、それはもう健気なところではないかな(笑)。あんなに小さいのに、ゆで上がっても形はそのままだし。嚙めばシャクシャクと、えびっぽい食感もある。旨みもちゃんとあるところがエライ!」

「天安(てんやす)」のあみに出合ったのは、和樂の取材がきっかけ。この店の創業は天保8(1837)年。佃煮の由来となった佃島で今も製造を続ける老舗のひとつで、その味は折り紙付き。漠然とあみの佃煮が好きだった小竹さんも、この店の味を知ったら「ここでなくては」と考えが変わったとか。

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天安には「生あみ」と「あみ」があり、前者は海でとれたもの。後者は霞ヶ浦の湖が産地。味、炊き方もそれぞれのあみに合わせて変えています。

「どっちも美味しいんですよ。でも、炊きたてのごはんに合わせるのであれば、私は生あみ一択です。生あみの味付けは、ものすごく甘い。甘いんだけれど、体が大きいので(あみの割には)、食感や風味もちゃんと残っているんですよね。そこが江戸時代から続くわざだと思うのですが、すごいなぁと。私は小さいころから、『甘いはうまい』で育ってきました。漬物よりも佃煮、甘露煮が好き。そんな私の口に生あみはぴったり合ったんですね」

◆天安
住所 東京都中央区佃1-3-14
公式サイト

新米特集 全10回

第1回 ちりめん山椒
第2回 ふくやの明太子
第3回 生あみ
第4回 養肝漬
第5回 いか塩辛
第6回 細切り柚子昆布
第7回 金糸瓜の粕漬(10月18日更新)
第8回 特白とろろ(10月25日更新)
第9回 牛肉茶漬(11月1日更新)
第10回 かえりちりめん(11月8日更新)

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