一気に寒くなり、こたつが恋しい季節になってきました。
ほこほこ温まりながら食べるのは、みかん? それともアイスクリーム? どちらもわくわくします。
さて、今のように電気が各家庭に引かれていなかった時代の暖房器具の1つ、「湯婆」。なんて読む、どんなものでしょうか? ゆばーば、ではありませんよ。
答えは、「たんぽ」!
答えは、「たんぽ」でした。湯たんぽのことですね。
金属や陶器などで作られた密閉容器の中にお湯を入れ、布でくるんで足や腰にあてて温まる、あれです。
子どものころ、低温やけどに注意しなさい、と言われていても、ずっとお腹に抱き込んでいたり顔にあてたりしていました。
最近ではゴムなどで作られたおしゃれなものもたくさん出ていて、ちょっとしたブームにもなったことがありましたね。
京阪地方では、お酒を温める(燗をつける)ための真鍮や銅の筒「ちろり」のことも、こう呼ぶそうです。
昔なつかしいけれど、進化しておしゃれアイテムにもなっている湯婆。この冬、使ってみませんか?
▼続けてクイズに挑戦!
漢字クイズ!「団栗」ってなんて読む?こどもの頃に集めたアレです!
主要参考文献:
・『日本国語大辞典』小学館
・『デジタル大辞泉』小学館
アイキャッチ画像:柴田是真『姥』メトロポリタン美術館より