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2021.09.16

【超難読】「人鳥」何て読む?ヒントは海で暮らすカワイイ動物です!

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動物園を訪れると、ひょこひょこと歩く姿が見られます。

人鳥!? 人みたいな鳥? ハシビロコウが戦国武将のキャラクターに似ているって話題になったことはあるけれど……。

さて、答えは…….。

ペンギンです!

二足歩行する姿が、人によく似ているからだそうです!

二足歩行の鳥は他にもいることはいるけれど、確かに一番似ているかも。人間みたいなポーズの動物画像を見るのが最近とても好きです!

漢字だけみると怪人みたいで、ちょっとコワイですね~

ペンギンは泳ぐのが速い!

ペンギンの歩く姿は、歩き始めの人間の赤ちゃんのようでなごみますね。そんな愛らしいペンギンですが、水の中では別の生き物のように豹変します。ペンギンは鳥類ですが、空を飛ぶことはできません。しかし泳ぎは得意で、猛スピードで泳ぐことが可能なのです!

適材適所、ってこういうことなのかも?(たぶん違う)

動物園や水族館では、ガラス越しに泳ぎが見られるように工夫している所もあります。水中でフリッパー(翼)を広げた華麗な泳ぎを見ると、ペンギンのイメージが変わるかもしれません。

ペンギンって南極にいるの?

ペンギンと言えば、氷に囲まれた南極に生息している姿を思い浮かべる人も多いでしょう。実はペンギンは、寒い地域だけではなく、ニュージーランドや南米、南アフリカなど温かい地域にも生息しているのです。

ペンギンって、いろいろな気候の土地に住んでいるんですね!

日本は世界でも有数のペンギン飼育大国として知られていて、11種類ものペンギンを見る事ができます。その半数ぐらいが、ペルーやチリに多く生息するフンボルトペンギン属です。世界中で飼育されているフンボルトペンギンの個体数の4分の1が日本にいるんだとか。ペンギンファンにとっては、嬉しいですね!

仲良く並ぶフンボルトペンギンのペア

コウテイペンギンの雄は、命がけで卵を温める

ペンギンの中で一番大きいコウテイペンギンは、過酷な環境での子育てが、よく知られています。冬になると、南極大陸の海岸から100メートル歩き、マイナス60度の寒さの中で産卵します。その後、卵を温めるのは雄の役目になります。雌は出産で体力を消耗しているので、大きな卵を持ち続けることができません。そのため、雌が海へえさを探しに行く訳です。戻ってくるまで、雄は足の上にのせて卵を温めるのですが、その期間が何と約2カ月! 何も食べずに寒さに耐えて、じっと卵を温め続けるのです。

2カ月も食べないなんて、食いしん坊の私には想像ですら耐えられません……。

貫禄のあるコウテイペンギン

リュック・ジャケ監督のドキュメンタリー映画『皇帝ペンギン』は、世界中で大ヒットしました。世のお父さんたちは、この健気な姿を映像で見るのもいいかもしれませんね!

参考文献:『ざんねんないきもの事典』今泉忠明 高橋書店 『精選版日本国語大辞典』小学館

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この本、親子で読むのにおすすめ!くすっと笑えて楽しいです♡

それでもがんばる!どんまいなペンギン図鑑

書いた人

幼い頃より舞台芸術に親しみながら育つ。一時勘違いして舞台女優を目指すが、挫折。育児雑誌や外国人向け雑誌、古民家保存雑誌などに参加。能、狂言、文楽、歌舞伎、上方落語をこよなく愛す。ずっと浮世離れしていると言われ続けていて、多分一生直らないと諦めている。

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人生の総ては必然と信じる不動明王ファン。経歴に節操がなさすぎて不思議がられることがよくあるが、一期は夢よ、ただ狂へ。熱しやすく冷めにくく、息切れするよ、と周囲が呆れるような劫火の情熱を平気で10年単位で保てる高性能魔法瓶。日本刀剣は永遠の恋人。愛ハムスターに日々齧られるのが本業。