最近は黄色や緑、紫など、カラフルなものも見かけるようになった「だるま」。でもやっぱり、だるまと言えば赤のイメージですよね。
ところで、なぜだるまは赤いのでしょう? それには理由がありました!
だるまが赤い理由 その1
だるまが赤い理由のひとつとして、モデルになった達磨大師が赤い法衣を着ていたからと言われます(ただし、別の色の法衣姿が描かれることもあります)。
達磨大師は禅宗の開祖となった人物。洞窟の岩壁に向かって9年間座禅を組んで修行しつづけたという逸話が有名です。
だるまが赤い理由 その2
もうひとつの理由に、赤が魔除けの色だったことが挙げられます。飛騨地方の人形「さるぼぼ」や会津地方の張子細工「赤べこ」も赤い色をしていますね。
「魔除けの赤」についてや、だるまのルーツなど、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
■感染症にも関係があった!だるまの歴史やルーツを徹底解説
アイキャッチ画像:Teasing the Daruma,Helen Hyde,シカゴ美術館蔵