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2023.10.06

クイズ! 松茸の「花言葉」知ってる? 意外なその答えとは…

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秋の味覚と言えば、「松茸」を思い浮かべる人も多いと思います! 
さて、クイズの答えは……。

「控えめ」 です。

花言葉があるなんて、ちょっと意外ですね! 群れで育たずに、ぽつんと生えているからだそうです。奥ゆかしいですね。

松茸は古くから日本人に愛されてきた?

さて、日本人はいつから松茸を食べていたのでしょうか。古くは弥生時代から食べられていたのでは? という説があるそうです。万葉集には松茸を詠んだ歌が見られるので、奈良時代には間違いなく食べていたのでしょう。平安時代の貴族は、松茸狩りを季節の行事として楽しんだそうで、戦国武将の豊臣秀吉も好んでいたと伝えられています。江戸時代に入ると庶民も松茸狩りを楽しみ、料理本にはレシピも数多く紹介されていました。現代のような高級品ではなくて、もっと気軽な食べ物だったのでしょう。

現代では、松茸は人工栽培できないことや、菌が生息できるアカマツ林が減少していることから、昔にくらべて希少価値が高まっています。ところで、松茸を好まない国も多いんだそうです。その理由は、あの独特の香りを臭いと感じるから。なんと「革靴の臭い」と言うそうです。不思議ですね!

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参考書籍:『精選版 日本国語大辞典』小学館
アイキャッチ画像:『摂津名所図絵』 国立国会図書館デジタルより

書いた人

幼い頃より舞台芸術に親しみながら育つ。一時勘違いして舞台女優を目指すが、挫折。育児雑誌や外国人向け雑誌、古民家保存雑誌などに参加。能、狂言、文楽、歌舞伎、上方落語をこよなく愛す。十五代目片岡仁左衛門ラブ。ずっと浮世離れしていると言われ続けていて、多分一生直らないと諦めている。