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格式高い『名古屋黒紋付染』がアツい理由…伝統的手法で染める「美しい黒」を洋服に!

漆黒に染められた反物から作られる黒紋付。中でも五つ紋の入った黒紋付は、格式高く、第一礼装として冠婚葬祭に着用されています。この時期であれば、卒業式の紋付袴姿を思いおこす人も多いのではないでしょうか。しかし着物需要が減り、伝統的手法で染められる黒紋付の着物は減少の一途をたどっています。そんな危機感から黒紋付染の技法を残したいと、和装から洋装へと転換させたのが、山勝染工の中村剛大(なかむらたけひろ)さんです。アパレル業界からも注目される彼の仕事を追いました。
黒田直美

「急須」っていつからあるの?どうして、この漢字なのか、知っていますか?

ある日の昼下がり、ご近所の皆さんと他愛のない話をしていて、「急須」が話題に上がりました。「最近では、知らない人もいるみたいよ」「え、じゃあどうやってお茶を入れるの?」「そういう文化もなくなって、ペットボトルなんじゃない?」「ほ、本当に!?」

「急須」って漢字も不思議だなと、話題にしておきながら、何の知識もないことに気がつきました。そこで、急須について、改めて調べてみました!
瓦谷登貴子

道で困っている人に出会ったら?織田信長と徳川家康の優しさにキュンキュン!戦国爆笑エピソード集(胸キュン編)

春はキュン。

えっ? 「春はあけぼの」じゃないのと思われた方。
いいえ、違います。断じて違います。
ダイソンが自信を持って否定します。

春とくれば、キュン。
だって、春ってさ。
切ない別れと共に、胸ときめく新しい出会いが訪れる季節じゃないか。
なんなら桜も咲いて、景色までピンク色に染めてしまう。

つまり、春はキュンキュンする季節であり、
キュンキュンとくれば、戦国武将というコトで。
ゆえに、春は戦国武将にキュンキュンする季節なのである(少々強引)。
Dyson 尚子

江戸後期、春画界を席巻! 破天荒な絵師・英泉が描くジェンダーレス美男子が綺麗すぎる

渓斎英泉(けいさい えいせん/1791-1848)は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師。葛飾北斎(1760-1849)を慕いながらも独自の画風を確立、展開した。北斎も春画の名作を描いているが、春画の数においては文政から天保まで北斎をはるかに超える作品を、英泉は出版している。妖艶な女性描写とさまざまな趣向を凝らしているのが特徴。世界的な春画コレクターで大英博物館の春画展にも協力した、浦上満さんが所蔵する英泉の春画を見せてもらい、彼の魅力に迫る。
給湯流茶道

「裏切り者の息子など殺してしまえ!」織田信長の命令に背いた“今孔明”竹中半兵衛の運命は?

“知らぬ顔の半兵衛”ということわざがある。
知っていながらおとぼけをかますという意味だが、この半兵衛とは戦国時代の智将・竹中重治(通称:半兵衛)を指すと言われている。
ここでは親しみを込めて通称で呼ばせていただこう。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』で注目されている竹中半兵衛は数多い逸話に彩られた謎多き人物とされ、『三国志』に登場する魏(ぎ)の劉備(りゅうび)に仕えた軍師・諸葛孔明(しょかつこうめい)を思わせるエピソードも残ることから“今孔明(いまこうめい)”の異名でも知られるが、ここでは半兵衛の人柄を表すエピソードを地元・岐阜県垂井町に伝わる話とともに紹介しよう。
里山企画菜の花舎

Kenrokuen: A Guide to the Crown Jewel of Kanazawa’s Gardens

和樂web編集部

お気に入りの「工藝」を見つける至福。アートコンサルタント片山有佳子さんが太鼓判!【京都で買うならコレ!】

暮らしの道具からインテリアまで、使ってこそわかる京都の工芸品のすごさ。「都が育んだ卓越した技術やセンス、美しいデザインに、今、世界が注目するのも当然です。伝統を受け継ぎながら、若い人がチャレンジできる素地が残っているのも京都の魅力です」そう語るのはアートコンサルタントの片山有佳子さん。今回は片山さんが太鼓判を押す逸品をご紹介します。
和樂web編集部

Calming the Mind: Four Zen Gardens That Speak to the Soul

和樂web編集部

発酵ブームで海外からも大注目!「みやもと糀店」の味噌・麹づくりに込められた願いとは?

ヘルシーブームの影響で、日本の発酵食品は海外からも注目され、フランス料理の著名なシェフが麹を使用するなど、発酵の魅力がどんどん広まっています。そんな中、愛知県西尾市で小規模に農業を営みながら、味噌や麹づくりを続ける宮本貴史(みやもとたかし)さんと出会いました。彼の開催する味噌づくりワークショップはすぐに満席となり、日本だけでなく、海外からもたくさんのインターンが訪れるなど「農業」や「発酵」に魅せられた人々が集まってきています。
黒田直美

謎の死を遂げた「松平忠恕」が悲運の藩主と呼ばれる理由【「島原大変肥後迷惑」続編】

寛政4(1792)年4月1日(現在の暦で5月21日)。
長崎県島原半島を襲った大災害。
島原の町は山崩れと大津波で壊滅状態となった。
俗にいう「島原大変肥後迷惑」である。

その18日後の同年4月19日(現在の暦で6月8日)。
1人の男が巡視のために島原城下を訪れた。

四月十九日城内外ヲ巡視スルヤ大手門ニ至リ市街ノ災場ヲ見テ涙下リ
(島原市仏教会編「たいへん : 島原大変二百回忌記念誌」より一部抜粋)

大手門外の床几(しょうぎ)に腰をかけ、ゆっくりと城下を見渡す。
土砂で埋まり、家屋は流され、見る影もない島原の町。
言葉を失うほどのあまりの惨状に、ただ涙をこぼしたという。

男の名は「松平忠恕(まつだいらただひろ)」。
「島原大変肥後迷惑」で被災した当時の島原藩藩主である。

その涙から8日後の同年4月27日(現在の暦で6月16日)に死去。享年51。

一体、彼に何があったのか。
その真相を探るには、彼が生きた時間を遡る必要がある。

島原藩藩主「松平忠恕」が歩んできた人生。
それを知って初めて。
彼の涙の意味、死の真相に近付けるのだ。
Dyson 尚子

犠牲者約1万5千人!史上最悪の自然災害「島原大変肥後迷惑」の跡を訪ねて

「対岸の火事」という言葉がある。

対岸で起こった火事、つまり、こちらの岸ではないのだから、災いの及ぶ心配がない。
そこから、自分には関係がなく、何の苦痛もないという意味を表す。

そう、普通なら。
対岸の出来事は、そこで終わるもの。
だが、しかし。
今から234年前のこと。
対岸など関係なく、海を飛び越え、両岸を襲う大災害が起こったのである。
Dyson 尚子

雷様が“腰痛”になる? 天気を擬人化した狂言の古典作品が、フィンランドでも大人気【狂言プリンス「笑い」の教室vol.7】

300年続く野村万蔵家で活躍する狂言師・野村万之丞(のむらまんのじょう)さん。【狂言プリンス「笑い」の教室】は、20代の狂言師が等身大の言葉で、狂言の面白さを語る連載だ。今回は、2026年5月に東京国立博物館で万之丞さんが演じる狂言『雷』について伺う。海外でも人気を集める理由も教えてもらった。

尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる現代茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
連載 野村万之丞

フランスで花開く、寿司の新たな可能性!銀座仕込みの職人が握る本格寿司に、3DプリンターとAIを活用した「SUSHI」まで

パリ1区の寿司店「作 Saku Vendôme」で楽しめるのは、まぎれもなく江戸前鮨です。2026年の年明けに開店したこの店で披露されるのは、フランス人寿司職人、ビクトール・エマニュエル氏による銀座仕込みの技。1981年からパリ6区で営業する老舗「築地 Tsukizi」の2店舗目です。
1店舗目の「築地」は昔ながらの日本の寿司店の佇まいをそのまま残した店として評判を集め、インフルエンサーを中心に人気が爆発。その二店舗目としても注目されています。

また、「作 Saku Vendôme」の開店と同じ頃、パリの日本文化会館で化学者ラファエル・オーモン氏による「寿司の未来」を語る講演が行われました。
伝統を守ろうとする職人と、化学で食の探求をする研究者、和食が誇る「寿司」を取り巻く新たな潮流が、食の都パリで起こっています。
ウエマツチヱ

見逃し注意! 4月前半終了の注目美術展【川崎浮世絵ギャラリー、三井記念美術館、泉屋博古館東京、土門拳写真美術館ほか】

気になる最新の展覧会情報を網羅した、『和樂』本誌の連載企画「全国厳選! 美術展カレンダー」。そのなかから、今回は2026年4月前半で終了する、“見逃し注意!”の美術展を、「Column 買いたい! ミュージアムグッズ」を含めて8つご紹介します。
和樂web編集部

音を纏う。耳で感じ、生み出す着物の美【和を装い、日々を纏う。】14

着物家として活動する伊藤仁美さん。京都の禅寺、両足院に生まれ育ち、現在は着物を通して日本の美意識の価値を紐解き、未来へとつないでいくことをテーマに講演やイベント出演など幅広く活躍しています。この連載ではこれまでの彼女の歩みや日々纏う着物の魅力について語って頂きます。

前回までの連載はこちらからご覧ください
連載 伊藤仁美

2026年、展覧会で眼福の春!【京都の美術館で「工藝の美」に酔う】前編

職人の町でもある京都では、にぎわう繁華街のショーウインドーにも、静けさに包まれた寺社建築にも、そこかしこに工藝が息づいています。そして、工藝の高度な技術や素材がもつ力を最も感じることができるのが美術館。【京都の美術館で「工藝の美」に酔う】の前編は、工藝の企画展がこの春開催される美術館をご紹介します。
和樂web編集部

宝塚合格が人生のすべてだと思っていた。卒業生の私が、いま受験生に伝えたいこと【蘭乃はな 「花のみち」のその先で】

元宝塚歌劇団花組トップ娘役の蘭乃はなさん。宝塚大劇場へと続く「花のみち」のその先にある今を起点に、俳優・表現者として芸に向き合うなかで思うことや、人生の節々で心に残ったことを、自身の言葉で綴っていただく新シリーズ【蘭乃はな「花のみち」のその先で】が始まります。
連載 蘭乃はな

信長の「比叡山延暦寺焼き討ち」から逃れた仏像が長崎に?時代を超えた謎を追って

今回は、珍しくストレートに。
冒頭で記事のテーマを発表することにしよう。

なんでも、とある場所に。
あの信長の「焼き討ち」から逃れた……があるそうな。

「えっ?」(by読者の皆さん)

だからぁ。
ほら、あの織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ちしたやん?

「えぇ…(いや、聞きたいのはそこじゃなくて)」(by読者の皆さん)

どうやら、その時にさぁ。
延暦寺から持ち出された……があるらしくて。

「えぇ…(大事な部分が聞こえないんですけど)」(by読者の皆さん)

もうビビり過ぎて、声も出ーへんやろ?
今回の記事は。うーん。せやな、一言でいうと。
その貴重な……を拝みに行くっちゅうコトで。
Dyson 尚子

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