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12,1月号2025.10.31発売

今こそ知りたい!千利休の『茶』と『美』

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和歌・俳句

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未解読の古代文字「葦手」とは? メディアアートのレジェンドと徳川美術館の謎解き対談

未だ解明できない部分が多い、日本の古代文字「葦手(あしで)」。謎めいた葦手に、"異なる界隈"から興味をもつ人があらわれた。1980年代、日本で最初にマッキントッシュのコンピューターを使いこなした人ともいわれる、コンピューターグラフィック、メディアアートのレジェンド藤幡正樹さんだ。そんな彼と徳川美術館学芸部・学芸部長代理・吉川美穂さんに、葦手について対談をしてもらった。
給湯流茶道

才気に溢れ、かわいげもあった歌人・清少納言。【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十七回は「鳥のそらね」。平安時代の名著『枕草子(まくらのそうし)』で知られ、大河ドラマ「光る君へ」でも大きなインパクトを残した女性歌人・清少納言(せいしょうなごん)。彼女が藤原行成(ふじわらのゆきなり)に送った歌と、彼女の心を奪った元彼・藤原実方(さねかた)の歌を読むと、清少納言がいかにチャーミングで愛すべき人柄であったかがよくわかります。
和樂web編集部

秋の夜を照らす「望月」の趣。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十六回は「望月(もちづき)」。空気が澄んだ夜空に現れる満月(望月)は、屋敷の庭や野山を明るく照らし、人々の心を躍らせました。仲秋の名月から11月まで、美しき秋の風情を盛り上げる望月をめぐる、ふたつの歌を解説していただきました。
和樂web編集部

美女の姿を想像させる秋の花「女郎花」 馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十五回は「女郎花の盛り」。秋の野に咲き、季節を感じさせる女郎花を、奈良から平安時代の歌人は美女にたとえ、さまざまに詠み表しました。風流なる女郎花の歌をともに、ひと足早い秋を感じてください。
和樂web編集部

春画は知のエンタメだった!東京・歌舞伎町春画展主催者が語る、江戸時代の知性とユーモア

あなたは、春画を古臭いエロ本だと思っていないだろうか? 実態は全然違う! じつは春画、江戸時代にはどんどん凝っていき、平安時代の和歌や、儒教をパロディー化したポエムが添えられるなど、知的なメディアに成長した。春画は男性のみならず、女性も楽しめるものだったという。

そんな春画の世界的なコレクターで、イギリス大英博物館の展覧会もサポートした浦上満(うらがみ みつる)さん。そして2025年夏なんと! ホストクラブなどを経営するSmappa!Group代表の手塚マキ(てづか まき)さんが、風俗店もたちならぶ歌舞伎町で浦上さんの春画コレクションの展示を企画している。さらに展覧会の会場構成を担当するのは、現代美術アーティスト、Chim↑Pom from Smappa!Groupの林靖高(はやし やすたか)さん。

こんな熱いコラボ企画はめったに生まれない! さっそく3人に、春画の知られざるパワーについて話をしてもらった。
給湯流茶道

「テッペンカケタカ」平安の風流人が待ち望んだ初夏の風物詩・ほととぎす。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十四回は「時鳥(ほととぎす)」。『万葉集』『古今集(こきんしゅう)』の、夏の歌の大多数を占めていた時鳥。一方で時鳥の名は、宮中に参内した高官が風流を解するか否かをはかるため、宮中のベテラン女房が問いに用いていたのだとか。
和樂web編集部

馬場あき子先生、和歌と短歌の違いって何ですか?

和歌(わか)と短歌(たんか)って、どう違うの? そんな疑問に、歌人・馬場あき子さんがズバリ答えてくれました! 実は、『万葉集』と『古今和歌集』の間に、大きな分岐点があったのです。
和樂web編集部

うっとうしい五月雨に光を一筋添える歌。 馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十三回は「五月雨、晴れて常夏」。平安時代に藤原家が催した歌合における五月雨の歌から、常夏と呼ばれた花のこと、季節ごとの趣を愛でてきた日本人ならではの感性を教えてもらいました。
連載 和樂web編集部

桜の名歌で知る「日本人の美意識」。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ 特別版】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十二回は特別版の「さくら思ふこころ」。日本人がみな特別な思いを抱いている桜を詠んだ名歌をお選びいただきました。歌から平安人が桜に寄せる思いを知ると、千年余の時を超えて、桜をめぐる日本人と桜の密接な関係が現代の私たちにも、受け継がれていることに気づかされます。
和樂web編集部

雪から桜へ。暖かく新しい季節への想い。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十一回は「春待つこころ」。古より春の訪れを告げてきた桜。雪から桜へ移る変わる束の間の喜びへと思いを馳せた歌は、現代に生きる私たちの心にもストレートに響いてきます。
和樂web編集部

奈良時代より春といえば梅。その香は歌に濃密な余韻を残してきました。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第二十回は「白梅」。馥郁(ふくいく)たる香りとともに奈良の世に春を告げた梅は、平安時代になると擬人化されるようになり、さまざまな感情を伴いながら春の情趣を盛り上げてきました。
和樂web編集部

人の心、平安時代はどんな形と捉えていた?『光る君へ』書道指導・根本知先生のレッスンがロマンチック! 阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.21

コミックス累計部数300万部を突破した『桃源暗鬼』の舞台化で主演に抜擢されるなど、大活躍の阿部顕嵐さん。じつはお母様から小さいころ書道を学び、ファンの前で披露したこともある。そんな阿部さんが、2024年大河ドラマ「光る君へ」で題字や書道指導を務めた根本知さんから、平安かなの書き方を教えてもらう。

取材は2024年12月上旬に行った。 尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
連載 阿部顕嵐

一夜明けると新年!不思議な感覚は今も昔も。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第十九回は「逝く年来る年」。大晦日から元日と、一日で大きく変わる不思議な心持ちを、歌仙たちの歌からご紹介します。
和樂web編集部

紅葉を散らす「時雨」の音は冬のさびしさへの序章。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第十八回は「時雨」。山を彩る紅葉を散らしゆく時雨に感じる情趣を、平安中期の歌人・源頼実の逸話などとともに味わっていきましょう。
和樂web編集部

馬場あき子さんに教えてもらう、悲劇の将軍の歌。阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.19

自身初のプロデュース作品として、舞台『blue egoist』を手掛けるなど、大躍進の俳優・阿部顕嵐(あべ あらん)さん。20代の阿部さんが日本文化の専門家と自由に対談するこの連載。今回はレジェンド歌人、馬場あき子さんに鎌倉の武士と和歌について教えてもらった。

取材は2024年9月中旬・都内のフレンチレストランで行った。 尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
連載 阿部顕嵐

万葉の時代に最も愛された秋の花「萩」。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」。第十七回は、秋の七草のひとつである萩。万葉の時代、人々に寄り添いながら野を染める萩は、季節を感じさせてくれる大切な花でした。
和樂web編集部

みやび、って何? 『源氏物語』が現代まで千年読み継がれる理由とは

黒田直美

一生聞いていたい、歌人・馬場あき子さんの講義!「幽玄」の本当の意味って? 阿部顕嵐が語る「あらん限りの歴史愛」vol.18

ドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」で初の教師役にも挑戦、大活躍中の阿部顕嵐さん。20代の阿部さんが、日本文化を極める人々と自由に対談するこの連載。今回のお相手は1928年生まれの歌人、馬場あき子さんだ。キュートでパワフルな馬場さんのお話に、阿部さんは「一生聞いていられます!」と大盛り上がり。阿部さんが好きな世阿弥や千利休についても教えてもらった。

取材は2024年9月中旬に行った。 尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
連載 阿部顕嵐

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