日本一のお多福面だけじゃない? 隠された御利益に迫る・長崎県諫早神社【ダイソンの寺社探訪】
九州内にある神社の話でしこたま盛り上がったところで。
某神社の名前が出てきた。
「今年、くぐられました?」
「えっと……何を?」
「お多福面」
当然のように言われて、正直、面くらった。
「おた、おたふく……めん?」
「そうですよお、お多福面。あのおっきいの」
なんじゃ、そりゃ。そもそも、お多福面ってなんやねん。
心の中で関西弁が思いっきり暴れ回る。
「お多福」はわかる。
いや、「お多福面」までもフツーに想像できる。
ここまでは理解が追い付くのだが。いかんせん「お多福面をくぐる」と続くと、急に意味不明の文章になってしまう。
そんな会話をふと思い出した、2026年1月下旬。
私はその「お多福面」の前に静かに立っている。
あの時の「くぐる」という言葉の意味を
今ようやく理解したのである。

