春の気配を感じたら、桜の開花に先駆けて、古都を巡る旅へ。たとえば、京都の名刹「東福寺」では国宝建造物、近代禅宗庭園、渓谷の景色を楽しんで…。イタリアの服づくりの伝統から生まれた「マリナ リナルディ」の、おしゃれで秀逸な旅のワードローブが、大人の休日を特別なものにしてくれます。
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着心地のよさとスタイリッシュな美しさが共存! 世界中の女性を魅了する「マリナ リナルディ」のこだわりとは?
古都の春、美しきコートをなびかせて
格式のある場所に似合う、大人のトレンチコート

現代木造建築の粋を尽くし、明治23(1890)年に再建された方丈。その四方には名作庭家・重森三玲氏による「八相の庭」が配されている。旅先とはいえ、格式のある場所を訪れるときはコートなどのアウターにも気を配って。春色のトレンチコートはシルエットの美しさが魅力。軽くシワになりにくいコットン混紡素材が用いられている。コート¥108,900(マックスマーラ ジャパン〈マリナ リナルディ〉) 靴/スタイリスト私物 ※特別な許可を得て、通常は入れない場所での撮影、ならびに画像処理を行っています。
カットワークが軽やかな、まさに万能のアウター
「通天橋」を吹き抜ける軽やかな風に
春の訪れを感じて…

仏堂から開山堂に至る間の渓谷に架けられた「通天橋」と呼ばれる橋廊。そこからの景色は、かつて多くの僧や文人を魅了してきた。ラグランスリーブのコートは、フロントボタンのないローブタイプ。オーバーサイズのため、カジュアルな装いにも似合う。すそに施されたレースのようなカットワークが、春にふさわしい軽やかな華やぎを演出してくれる。コート¥156,200(マックスマーラ ジャパン〈マリナ リナルディ〉)
凜とした装いを纏って、自然と対峙する威風堂々たる禅刹へ
旅先で実力を発揮する、才色兼備なアンサンブル

着心地のよさと美しさを追求して生まれたジャケットは、「セカンド・スキン」と呼ばれ、世界中で高い人気を誇る。ストレッチが利いた素材はシワになりにくく、組み合わせるアイテムで表情が変化。同素材のワンピースを合わせれば、お茶会などにも対応できる旅の正装としても活躍してくれる。白のボタンとラインが食事の席でも華やか。ジャケット¥150,700・ワンピース¥101,200(マックスマーラ ジャパン〈マリナ リナルディ〉)
古都の自然に映える、花のようなクリスタル柄

通天橋から眼下に広がる絶景に、花のようなプリントが美しく映える。プリントのモチーフは、輝きを放つクリスタル。女性の社会進出が進んだ1920年代から’30年代にかけて映画や芸術、社会活動などで活躍した〝輝く女性〟へのオマージュとしてデザインされた。ワンピース¥95,700(マックスマーラ ジャパン〈マリナ リナルディ〉) 靴/スタイリスト私物
東福寺の塔頭にて─茶室の窓から穏やかな春を感じて
肌寒い早春の古都には、軽やかなウールコートを

雪舟作「鶴亀の庭」で名高い、東福寺の塔頭「芬陀院」。寺院内には、茶関白と呼ばれた一條恵観公ゆかりの茶室「図南亭」があり、窓の外には端正な庭園が広がる。まだ寒さの残る早春の旅には、軽やかな一枚仕立てのウールコートが役立つ。このコートはイタリア伝統のテーラリング技術を駆使して生まれた、名品として知られる一着。コート/参考商品・ワンピース¥183,700(マックスマーラ ジャパン〈マリナ リナルディ〉)ブーツ¥265,100(セルジオ ロッシ)
問い合わせ
マックスマーラ ジャパン
0120-030-535
撮影/浅井佳代子 スタイリスト/小倉真希
ヘア&メーク/三澤公幸(ペールマネジメント)
モデル/未希 コーディネート/バウプラス京都
撮影協力/東福寺、芬陀院
※本記事は『和樂』2024年4,5月号の転載です。
※価格は2024年3月1日時点のものです。
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