「ブルガリ」が創業140周年を記念して発表したハイエンドコレクション「エテルナ」。そのクリエイションは、実に華やかで多彩! 壮麗な作品のひとつひとつに「ブルガリ」の歴史とスタイルが息づき、それが新たな解釈のもとで進化を遂げています。
創造的再生を重ねる永遠の「ブルガリ スタイル」
「ブルガリ」が今年5月、ローマで発表したハイエンドコレクション「エテルナ(ラテン語で「永遠」の意)」は、その象徴ともいえる「セルペンティ エテルナ」ネックレスを筆頭に、ブランド史上最も創造的で大胆、そして貴重なコレクションだといわれています。使用されている宝石もさることながら、アトリエの職人たちは伝統の宝飾技巧と先端技術を駆使し、想像を絶する時間を費やして作品の制作に挑みました。
そうして完成した作品には、「ブルガリ」140年の歴史を彩ってきたシンボルやデザインコードがちりばめられています。それらは時代のスピリットを今に伝えながらも、現代的な解釈を加えられ、モダンかつ軽やかに昇華。
さらに、長い歳月をかけて世界各地からローマのアトリエに集められたたぐい希なジェムストーンが、作品に比類なき価値を与えています。その貴重な宝石を、大胆にカットしていることも本コレクションの特徴のひとつ。なかには原石からカットされたものも存在するほど、今回は宝石のカットが重要だったのです。
記念すべき年、「ブルガリ」は自らの歴史とクリエイションの〝創造的再生〟を試みました。それを成功させたことで、永遠の「ブルガリ スタイル」さえも、さらなる進化を遂げていくことになるのでしょう。
宝石のモザイクを思わせる蓮の花のネックレス
これまでにないほど壮麗な、洗練を極めた「モネーテ」
革新的な技術が生み出す躍動感に満ちたセルペンティ
軽やかな色彩と動き、しなやかさこそ時代の潮流
職人たちに課せられたしなやかさとフィット感の終わりなき探求
「ハイジュエリーこそ手の中に収まってしまうほど、しなやかにつくることが重要なのです」
それは、今から10年ほど前に聞いたハイジュエリーアトリエの責任者の言葉。秘密は接合部にあると、そのときすでに語っていたことが思い出されます。アトリエの職人たちは先端機器も用いて、技術を向上させてきました。それでも、さらにその精度を高めることが求められているのです。
お問い合わせ先/ブルガリ ジャパン 0120・030・142
画像提供/ブルガリ 画像編集/宇佐美政郁(CASK)
※文中のPTはプラチナ、WGはホワイトゴールド、YGはイエローゴールド、PGはピンクゴールド、ctはカラットを表します。
※価格表記はすべて税込み価格です
※本記事は『和樂』2024年10,11月号別冊付録の転載です
※価格は2024年9月1日時点のものです
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