こんにちは、和樂web編集部のアキナスです。
2021年6月から編集スタッフになり、どの記事も日本文化素人の私にもとっつきやすく、面白おかしい「入り口」だらけだな、と日々楽しく参加しております。
しかしながら、衝撃だったのはライター一覧に映画監督の平野勝之氏のお名前があったことでした。
2011年に公開された映画『監督失格』は、当時の私にかなり大きなインパクトを与えた作品だったのです。
過酷な自転車旅、男と女のぶつかり合い、北海道の自然、フェリー、ラーメン、日焼け止め、そして……。
エンドロールで流れる矢野顕子「しあわせなバカタレ」の沁みること沁みること……と、映画については各自観ていただくとして、平野監督が書いた記事をご紹介します。
AV×自転車旅という型破り。自転車不倫ツアーシリーズ
ジャンルは星の数ほどあれど、AVに型があるとすればそれは「抜けること」でしょう。
「抜けないAV代表選手」の平野監督が挑んだ『自転車不倫野宿ツアー 由美香』(1997年)は、女優の林由美香さんと平野監督が、AVを撮影しながら東京から北海道、そして礼文島を目指すというまさに型破りな内容。以降平野監督は『流れ者図鑑 さまよえる全ての人々へ』、『白 THE WHITE』と、北海道での自転車での旅を題材とした映画を制作し、「自転車三部作」と呼ばれています。
そんな伝説の始まりとなった、由美香さんとの自転車不倫ツアーの旅行記がこちら。
映画『由美香』が引き金になった、僕の最初のキャンプ旅〜自転車不倫野宿ツアー〜
そして自転車三部作の第二部である『流れ者図鑑 さまよえる全ての人々へ』。
由美香さんとは別の女性と行ったこの旅では、精神を狂わすほどの悪天候に見舞われます。日記の文字が生々しい旅行記はこちら。
雨雨雨雨霧霧霧霧黒い北海道。地獄絵図となった「自転車不倫野宿ツアー2」
女性より長く添い遂げる、相棒の自転車
初の北海道自転車旅で衝撃の童貞喪失を体験した平野監督は、その後現在に至るまで自転車旅を続けています。
そんな平野監督が1997年から乗り続けている自転車との、ロマンチックな出会いはこちら。
これがあればいつでも大脱走できる。ポータブル家出セット、僕の大旅行用自転車について
旅の途中で出会う、一癖も二癖もある人々
不思議な縁を生み出すのが旅の力なのか、監督に癖のある人を惹きつける何かがあるのか、一本一本が濃厚なドキュメンタリーな、出会いの記事はこちら。
「ジジイ、お前はもうすぐ死ぬ」 ココと言う名の、謎の少女のお話
彼はスナフキン?名も知らぬフランス人ヒッチハイカーとの出会い〜北海道自転車キャンプの旅〜
「自殺しなくて良かった」 ~京都の69歳おばあちゃんの北海道自転車キャンプ旅~