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『菅原伝授手習鑑』ゆかりの大阪・佐太天神宮で竹本織太夫が祈願!【文楽のすゝめ 四季オリオリ】第15回

受験シーズンにお世話になる学問の神様と言えば菅原道真公。この道真公と周辺の臣下たちを描いた『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』は、人形浄瑠璃三大名作のひとつとして知られています。

竹本織太夫さんは、2026年4月文楽公演『菅原伝授手習鑑』で「訴訟の段」を語られますが、佐太天神宮は物語とゆかりのある場所です。公演に先駆けてのお詣りに、同行させていただきました。
連載 竹本織太夫

藤原道長の時代、わずか2年の間に2回も起きた本妻vs.側室のトラブル「うわなり打ち」の顛末を詳解!

「うわなり打ち」とは、本妻(または元妻)が側室(妾[しょう])や後妻の家を襲撃し、夫を取られたことに対して復讐する事件を指す。近年では令和4(2022)年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、源頼朝の愛人が潜む屋敷を、北条政子に命じられた者たちが破壊するシーンで話題となった。この他、佐賀鍋島藩の藩祖・直茂の前妻と後妻にも、有名な「うわなり打ち」の逸話がある。しかし、これらは氷山の一角に過ぎず、実は藤原道長が君臨した平安中期には、すでに貴族の習俗として定着していた。
小林明

東京藝術大学の人気講義1年分が読める!?『東京藝大で学ぶ仏像の見かた』小学館から発売中!

藝大で約30年つづく仏像講義を書籍化した『東京藝大で学ぶ仏像の見かた』が、小学館から発売中です! 仏像を造形・技法からとことん解き明かす、藝大流の仏像鑑賞術を学んでみませんか?
和樂web編集部

The Spirit of Legends in Meiji Garden Masterpieces [Must-See Gardens Across 47 Prefectures: Hokkaido & Tohoku]

Japan boasts a vast array of celebrated masterpiece gardens, categorized by prestigious titles ranging from official "National Scenic Beauties" to curated "Top 100" lists and the iconic "Three Great Gardens of Japan." From amongst these, our editorial department have chosen their favourite 'teiens' (landscape art) for each of the 47 prefectures! First, starting from the north, we will introduce famous gardens in the seven prefectures of Hokkaido and Tohoku (Aomori (青森), Akita (秋田), Iwate (岩手), Yamagata (山形), Miyagi (宮城), and Fukushima (福島)). All of them are an array of national-treasure-class famous gardens!
和樂web編集部

世界最高峰の極細ウールを讃える、「ロロ・ピアーナ・レコード・ベイル賞」第27回目の受賞者を東京・表慶館で発表

明治42年に誕生した日本最古の本格的な美術館、東京国立博物館「表慶館」。2026年4月1日、この歴史的な場所を舞台に、世界のテキスタイル界が注目する栄誉ある賞が発表されました。 イタリアの至宝、ロロ・ピアーナが主催する「ロロ・ピアーナ・レコード・ベイル賞」です。 1997年の創設以来、世界最高品質のメリノウールを生産した牧場を讃えるこの賞。 27回目を迎えた今回は、ブリーダーたちのたゆまぬ挑戦の結実として、最新の卓越した記録が披露されました。
和樂web編集部

金沢の名建築「成巽閣」からひもとく、加賀前田家・美の神髄

今春、加賀前田家(かがまえだけ)に大きな注目が集まっています。百万石の礎(いしずえ)を築いた加賀藩は、江戸時代を通じて徳川家に次ぐ石高(こくだか)を誇り、その豊かな財力のもと、独自の文化を育んできました。武をもって国を治めながらも、茶の湯や能楽、美術に力を注いだ前田家のあり方は、大名文化の理想形といえるでしょう。10代大樋長左衛門(おおひちょうざえもん)の二男として生まれ、茶道裏千家(うらせんけ)の茶人として活躍する奈良宗久(ならそうきゅう)さんに、かつて加賀藩主が母のために建てた名建築「成巽閣(せいそんかく)」を案内していただきました。
和樂web編集部

30 Essentials of Japanese Gardens A beginner guide to the styles, features, and how to appreciate them

和樂web編集部

水墨画で月を描く ―外隈、膠液―

油絵のように絵の具を重ねて線を消すことはできない──。 水墨画では、筆を走らせた一瞬が、そのまま作品に刻まれます。 このシリーズでは、水墨画家・鮫島圭代の手元を写した、ライブ・パフォーマンスさながらの映像をお届けします。 迷いのない素早い筆運び、墨と水が織り成す滲みや掠れ。 そのとき限りの意図と自然から生まれる “墨の表情”を、ぜひご覧ください。
鮫島圭代

格式高い『名古屋黒紋付染』がアツい理由…伝統的手法で染める「美しい黒」を洋服に!

漆黒に染められた反物から作られる黒紋付。中でも五つ紋の入った黒紋付は、格式高く、第一礼装として冠婚葬祭に着用されています。この時期であれば、卒業式の紋付袴姿を思いおこす人も多いのではないでしょうか。しかし着物需要が減り、伝統的手法で染められる黒紋付の着物は減少の一途をたどっています。そんな危機感から黒紋付染の技法を残したいと、和装から洋装へと転換させたのが、山勝染工の中村剛大(なかむらたけひろ)さんです。アパレル業界からも注目される彼の仕事を追いました。
黒田直美

「急須」っていつからあるの?どうして、この漢字なのか、知っていますか?

ある日の昼下がり、ご近所の皆さんと他愛のない話をしていて、「急須」が話題に上がりました。「最近では、知らない人もいるみたいよ」「え、じゃあどうやってお茶を入れるの?」「そういう文化もなくなって、ペットボトルなんじゃない?」「ほ、本当に!?」

「急須」って漢字も不思議だなと、話題にしておきながら、何の知識もないことに気がつきました。そこで、急須について、改めて調べてみました!
瓦谷登貴子

道で困っている人に出会ったら?織田信長と徳川家康の優しさにキュンキュン!戦国武将爆笑エピソード集(胸キュン編)

春はキュン。

えっ? 「春はあけぼの」じゃないのと思われた方。
いいえ、違います。断じて違います。
ダイソンが自信を持って否定します。

春とくれば、キュン。
だって、春ってさ。
切ない別れと共に、胸ときめく新しい出会いが訪れる季節じゃないか。
なんなら桜も咲いて、景色までピンク色に染めてしまう。

つまり、春はキュンキュンする季節であり、
キュンキュンとくれば、戦国武将というコトで。
ゆえに、春は戦国武将にキュンキュンする季節なのである(少々強引)。
Dyson 尚子

江戸後期、春画界を席巻! 破天荒な絵師・英泉が描くジェンダーレス美男子が綺麗すぎる

渓斎英泉(けいさい えいせん/1791-1848)は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師。葛飾北斎(1760-1849)を慕いながらも独自の画風を確立、展開した。北斎も春画の名作を描いているが、春画の数においては文政から天保まで北斎をはるかに超える作品を、英泉は出版している。妖艶な女性描写とさまざまな趣向を凝らしているのが特徴。世界的な春画コレクターで大英博物館の春画展にも協力した、浦上満さんが所蔵する英泉の春画を見せてもらい、彼の魅力に迫る。
給湯流茶道

「裏切り者の息子など殺してしまえ!」織田信長の命令に背いた“今孔明”竹中半兵衛の運命は?

“知らぬ顔の半兵衛”ということわざがある。
知っていながらおとぼけをかますという意味だが、この半兵衛とは戦国時代の智将・竹中重治(通称:半兵衛)を指すと言われている。
ここでは親しみを込めて通称で呼ばせていただこう。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』で注目されている竹中半兵衛は数多い逸話に彩られた謎多き人物とされ、『三国志』に登場する劉備(りゅうび)に仕えた軍師・諸葛孔明(しょかつこうめい)を思わせるエピソードも残ることから“今孔明(いまこうめい)”の異名でも知られるが、ここでは半兵衛の人柄を表すエピソードを地元・岐阜県垂井町に伝わる話とともに紹介しよう。
里山企画菜の花舎

Kenrokuen: A Guide to the Crown Jewel of Kanazawa’s Gardens

和樂web編集部

お気に入りの「工藝」を見つける至福。アートコンサルタント片山有佳子さんが太鼓判!【京都で買うならコレ!】

暮らしの道具からインテリアまで、使ってこそわかる京都の工芸品のすごさ。「都が育んだ卓越した技術やセンス、美しいデザインに、今、世界が注目するのも当然です。伝統を受け継ぎながら、若い人がチャレンジできる素地が残っているのも京都の魅力です」そう語るのはアートコンサルタントの片山有佳子さん。今回は片山さんが太鼓判を押す逸品をご紹介します。
和樂web編集部

Calming the Mind: Four Zen Gardens That Speak to the Soul

和樂web編集部

発酵ブームで海外からも大注目!「みやもと糀店」の味噌・麹づくりに込められた願いとは?

ヘルシーブームの影響で、日本の発酵食品は海外からも注目され、フランス料理の著名なシェフが麹を使用するなど、発酵の魅力がどんどん広まっています。そんな中、愛知県西尾市で小規模に農業を営みながら、味噌や麹づくりを続ける宮本貴史(みやもとたかし)さんと出会いました。彼の開催する味噌づくりワークショップはすぐに満席となり、日本だけでなく、海外からもたくさんのインターンが訪れるなど「農業」や「発酵」に魅せられた人々が集まってきています。
黒田直美

謎の死を遂げた「松平忠恕」が悲運の藩主と呼ばれる理由【「島原大変肥後迷惑」続編】

寛政4(1792)年4月1日(現在の暦で5月21日)。
長崎県島原半島を襲った大災害。
島原の町は山崩れと大津波で壊滅状態となった。
俗にいう「島原大変肥後迷惑」である。

その18日後の同年4月19日(現在の暦で6月8日)。
1人の男が巡視のために島原城下を訪れた。

四月十九日城内外ヲ巡視スルヤ大手門ニ至リ市街ノ災場ヲ見テ涙下リ
(島原市仏教会編「たいへん : 島原大変二百回忌記念誌」より一部抜粋)

大手門外の床几(しょうぎ)に腰をかけ、ゆっくりと城下を見渡す。
土砂で埋まり、家屋は流され、見る影もない島原の町。
言葉を失うほどのあまりの惨状に、ただ涙をこぼしたという。

男の名は「松平忠恕(まつだいらただひろ)」。
「島原大変肥後迷惑」で被災した当時の島原藩藩主である。

その涙から8日後の同年4月27日(現在の暦で6月16日)に死去。享年51。

一体、彼に何があったのか。
その真相を探るには、彼が生きた時間を遡る必要がある。

島原藩藩主「松平忠恕」が歩んできた人生。
それを知って初めて。
彼の涙の意味、死の真相に近付けるのだ。
Dyson 尚子

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※『和樂』6/7月号「和樂スタッフの「推し民藝」P75「『勝山スズ竹伝統工芸』の米とぎザル」の記載に誤りがありました。
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