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2022.02.13

「鎌倉殿」ゆかりの地が100ヶ所以上も!見どころだらけの神奈川県、大河ドラマとの関わり方とは?

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みなさん、令和4(2022)年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』はご覧になっていますか? 私は2年前から制作発表されていたにもかかわらず、今年に入ってからドキドキソワソワしっぱなし。

いよいよ放送日迎えた時は、緊張のあまり情緒が安定せず、いざ始まったら「小池政子にゃん可愛いー!」「実衣ちゃんギャンかわーーーー!」「山本義村! それは年齢ヒトケタの男児のセリフなのか!?」「姫ぇええええ!!!」とひたすらのたうち回ってました。

とりあえずテンションぶち上がっていることは伝わりました(笑)

そんなおかしなテンションのまま、神奈川県の大河ドラマ担当者のお話を伺いに、神奈川県庁の観光課に行ってまいりました!

神奈川県の大河ドラマ特設サイト大公開!

大河ドラマ担当チームとして、今回お世話になったのは神奈川県国際文化観光局観光課国内プロモーショングループの前原一磨さん、中山博也さん、福浦瑞穂さんです。(以下敬称略)

大河の題名から「鎌倉」と名指しされている神奈川県。いったいどんな風に今回の大河ドラマと関わっていくのでしょう!

前原さんの力作! 鎌倉殿ゆかりのデジタルマップ!

前原:神奈川県には鎌倉殿ゆかりの地が100ヶ所以上あります。鎌倉市だけではなく県内のあちこちにもあり、サイトを作って点在するゆかりの地をPRしています。

観光かながわnow「鎌倉殿×13人の御家人たち ゆかりの地めぐり

–おお~! 鎌倉市の義時くんたちだ!!(義時くんについてはこちら

前原:神奈川県14の自治体と協議会を作り、各自治体との特設サイトの情報をアップしていきます。

–ふむふむ。協議会にまだ入ってない自治体とか、他県との連携はどうなるんでしょうか?

前原:こちらも積極的に連携はしたいと思っていますので、そういった場合は積極的にご連絡いただければと思います。

中山:今回、神奈川県観光課で特に力をいれたのは、このデジタルマップですね。神奈川県内にあるゆかりの地の他に、オススメの観光スポットやお土産店、飲食店も表示されていて、観光しながらその場でルート検索もできる仕様になっています。

–どれどれ、早速スマホで見てみましょうか。

前原:現地にいて、「現在地から近いゆかりの地」が一目で分かるようになっています。

前原:タップすると、ゆかりの地の解説が表示され、さらに現在地からスポットへのルート案内も表示されます。

–うわぁっ! メッチャ便利ですねッ! 感覚的に分かるのが良い!

前原:スマホ画面よりも紙の地図の方が見慣れているという人には、ペーパ版周遊マップも用意しています。各観光協会で配布している他、サイトからPDFをダウンロードできます。

13人とゆかりの地周遊マップ(PDFはページ下部)

–おお、ゆかりの地の紹介やトリビア! すっごい読み応えある! これはこれで欲しい!

めちゃくちゃ充実してる! 盛りだくさん!!

大河ドラマ担当者のオススメスポット!

–みなさんの神奈川県内のオススメスポットはどこですか?

石橋山

前原:私は各地のゆかりの地を訪れているんですが、最近行った石橋山(いしばしやま)が特にお気に入りですね!

–頼朝さんが挙兵した時に戦場になった場所ですね!

前原:ええ。そこからの風景が絶景でして……。相模湾を見渡せて、向こうに三浦半島が見える……。公共交通機関のアクセスはちょっと不便な場所ですが、ぜひ一度は訪れて欲しいです!

湘南地域のシェアサイクル

中山:私は歴史に詳しくはないのですが……実は今、湘南地域でシェアサイクルの実証実験を行っています。

–シェアサイクル!? それは私のような免許を持っていない史跡巡り好きにはめっちゃ嬉しいニュースです!!

中山:ポートがあればどこでも借りられて、どこにでも返せます。

*公式サイト;SHONAN PEDAL

めっちゃ便利ー!! ちょう助かるぅ~~~~!! ありがとうございます! ありがとうございます!!

–湘南地域は鎌倉党の大庭氏や梶原氏のゆかりの地がありますからね! 史跡巡りの時は積極的に借りておきたいです。(そしてゆくゆくは、神奈川県全域にシェアサイクルが!?)

歩き疲れて思ったより観光できなかった…ということも多いので、シェアサイクルありがたいです!

大山・大磯・三浦

福浦:私は、大山・大磯・三浦の3地域を推してます! 神奈川県といえば「横浜」とか「鎌倉」や「箱根」が有名ですが、この3地域にも観光に力を入れたいです!

–大山には子どもの頃に登山したことあります! 大磯は……ロングビーチ……!

福浦:大磯地域には、曽我兄弟のゆかりの地があります。仇討ちで有名な兄弟ですし、大河ドラマにも登場してほしいなと期待しています! それから三浦は……

–三浦はこれから訪れる人増えそうですね……なんてったって、三浦義村役が山本耕史さんですし!

福浦:ですね!

–実は、三浦半島内って鎌倉よりも鎌倉時代のものが残ってたりするんですよね~。私もここは是非アピールしておきたいです。

推しエリア!!!

大河から始まる新しい観光スタイル!

鎌倉市もそうでしたが、神奈川県は元々観光地として有名な場所があり、普段から多くの観光客が訪れます。一方で、その有名な観光名所に人が集まりすぎる問題を抱えています。

しかし大河ドラマによって、今まで注目されなかった場所が新たに脚光を浴びる可能性が出て来ました。大河ドラマから神奈川県の歴史に興味を持って訪れた人が、マップを片手に、定番の観光地ではない場所を訪れる、神奈川県の新たな魅力に触れる……。そんな観光スタイルが想像できますね!

ちなみに、サイトは大河ドラマ終了後も残す予定だそうです。今のご時世では観光もままならない状況ですが、大河を観ながら神奈川県に思いを馳せつつ、ゆっくりと観光できる日を待ちましょう!

取材先

神奈川県国際文化観光局観光課国内プロモーショングループ 大河ドラマ担当
公式サイト:https://www.kanagawa-kankou.or.jp/?p=we-page-entry&spot=395268

「鎌倉殿の13人」13人って誰のこと? 人物一覧

「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のこと。「鎌倉殿の十三人」は、鎌倉幕府の二代将軍・源頼家を支えた十三人の御家人の物語です。和樂webによる各人物の解説記事はこちら!

1. 伊豆の若武者「北条義時」(小栗旬)
2. 義時の父「北条時政」(坂東彌十郎)
3. 御家人筆頭「梶原景時」(中村獅童)
4. 頼朝の側近「比企能員」(佐藤二朗)
5. 頼朝の従者「安達盛長」(野添義弘)
6. 鎌倉幕府 軍事長官「和田義盛」(横田栄司)
7. 鎌倉幕府 行政長官「大江広元」(栗原英雄)
8. 鎌倉幕府 司法長官「三善康信」(小林隆)
9. 三浦党の惣領「三浦義澄」(佐藤B作)
10. 朝廷・坂東の事情通「中原親能」(川島潤哉)
11. 頼朝の親戚「二階堂行政」(野仲イサオ)
12. 文武両道「足立遠元」(大野泰広)
13. 下野国の名門武士「八田知家」(市原隼人)

NHK大河ドラマ るるぶ鎌倉殿の13人 (JTBのムック)

書いた人

神奈川県横浜市出身。地元の歴史をなんとなく調べていたら、知らぬ間にドップリと沼に漬かっていた。一見ニッチに見えても魅力的な鎌倉の歴史と文化を広めたい。

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大学で源氏物語を専攻していた。が、この話をしても「へーそうなんだ」以上の会話が生まれたことはないので、わざわざ誰かに話すことはない。学生時代は茶道や華道、歌舞伎などの日本文化を楽しんでいたものの、子育てに追われる今残ったのは小さな茶箱のみ。旅行によく出かけ、好きな場所は海辺のリゾート地。