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2021.02.19

和田義盛とは?人物解説!横田栄司が演じるのは、鎌倉幕府のビッグ・ベン?【鎌倉殿の13人予習シリーズ】

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今回解説するのは初代侍所(さむらいどころ)別当(べっとう)、和田義盛(わだよしもり)! 

義盛なぁ、オレの従兄なんだけど、実はめっちゃ年が離れていてな。オレの父上と義盛の父は1歳差なんだけど、オレは父上が年食ってからの子だから……。下手したら義盛とオレは親子どころか孫ぐらい離れてるんだ。まぁ坂東じゃよくある年齢差なんだけど、京では珍しかったのか、義盛はオレの伯父だと思われていたなぁ。

おっと、自己紹介が遅れたな。鎌倉御家人・三浦胤義(たねよし)が語る! 令和4(2022)年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』予習シリーズ! オレが何者かは第1回参照なッ!

ざっくりとしかわからない、鎌倉幕府!

鎌倉幕府といえば? 「御恩と奉公」! 「守護・地頭(じとう)の設置」! そして「侍所・政所(まんどころ)・問注所(もんちゅうどころ)」だ! 歴史に詳しくなくても、なんとなぁく言葉は覚えていないか? 予習シリーズというわけで、ざっくりとおさらいだ!

ざっくり御恩と奉公!

まずは御恩と奉公。将軍は御家人に給料や土地を与え、御家人はその御恩に報いるため、戦や事務処理などの奉公をする。まぁ、いわゆる「元祖サラリーマン」だな。

……でもまぁ、当時の武士の感覚だと「御恩に報いるために奉公する」というよりは、どちらかというと「御恩をくれるなら奉公しますよ」というか、「トリック・オア・トリート」の精神だという事は受験生には(混乱するから)秘密だぞ!

ざっくり守護地頭の設置!

めっちゃくちゃざっくり言うと、守護っていうのは各国の治安維持責任者。地頭は荘園の管理責任者。これらを鎌倉幕府の支配圏の土地に、鎌倉御家人の中から任命する権利を、頼朝様は源平合戦で勝利したことで朝廷からもぎ取ったんだ!

これで、東国の有力御家人たちは、自分たちの土地を自分で管理できるようになったのだ。頼朝様バンザイ!

ざっくり侍所・政所・問注所!

この3つは、鎌倉幕府が東国に創設した新しい政治システムだ。

「侍所」は軍事・警察機関。「政所」は政務や財政。「問注所」は裁判所だ。侍所・政所の責任者を別当(べっとう)といい、問注所の責任者を執事という。で、その侍所初代別当が、オレの従兄・和田義盛というわけだ!

ここら辺の話は和樂webの過去記事にもあるから、そっちも参照してくれな!

和田義盛役、横田栄司殿について

義盛じゃん。もうすでに宣材写真が和田義盛として完成しているじゃん!? しかも舞台俳優だからデカくて良い声出しそうだし、侍所別当として戦場で大声出している姿、サマになりそうだなぁ。

横田栄司殿のコメント

『13人』の一人。勇猛豪快な坂東武者代表

和田義盛は「気は優しくて力持ち、みんなから愛される西郷さんみたいなまっすぐな男。でも抜けているところがあるイジられキャラ」だそうです。

NHK_PRサイト 横田栄司のコメントより抜粋

そうそう、義盛ってそういう奴なんだよ。豪快で親分肌というか、まさしく親分なんだけど。ザ・坂東武者とか、ザ・鎌倉御家人というか。

そういえば横田殿、TOTOのCMでビッグ・ベンって役やってたけどさ、ビッグ・ベンといえば英国の時計台じゃん? 英国といったら真っ先に思い浮かぶのがビッグ・ベンじゃん? そんな感じで、畠山重忠とはまた別の意味で「坂東武者といえばこの人!」みたいなところあるよなぁ。

でもちょっと直情的というか、情にアツい分、感情に流されちゃうというか……。和田義盛の最期らへんは、北条義時の黒い部分が出るだろう。三谷幸喜殿、主人公だからと言って綺麗なままにしとくわけないし、エグい展開を覚悟して備えておくように!

それから義盛、人気が出そうだから、ここでも言っておくけれど……もし和田義盛のファンとなって、兄上(三浦義村)の事が嫌いになっても、三浦党の事は嫌いにならないでください!! ……いや義盛に関しちゃオレも共犯なんだがごにょごにょ。

「鎌倉殿の13人」13人って誰のこと? 人物一覧

「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のこと。「鎌倉殿の十三人」は、鎌倉幕府の二代将軍・源頼家を支えた十三人の御家人の物語です。和樂webによる各人物の解説記事はこちら!

1. 伊豆の若武者「北条義時」(小栗旬)
2. 義時の父「北条時政」(坂東彌十郎)
3. 御家人筆頭「梶原景時」(中村獅童)
4. 頼朝の側近「比企能員」(佐藤二朗)
5. 頼朝の従者「安達盛長」(野添義弘)
6. 鎌倉幕府 軍事長官「和田義盛」(横田栄司)
7. 鎌倉幕府 行政長官「大江広元」(栗原英雄)
8. 鎌倉幕府 司法長官「三善康信」(小林隆)
9. 三浦党の惣領「三浦義澄」(佐藤B作)
10. 「中原親能」
11. 「二階堂行政」
12. 「足立遠元」
13. 「八田知家」

アイキャッチ画像:菊池容斎『前賢故実 巻第8』和田義盛(国立国会図書館デジタルコレクション)

書いた人

承久の乱の時宮方で戦った鎌倉御家人・西面武士。妻は鎌倉一の美女。 いわゆる「歴史上人物なりきりbot」。 当事者目線の鎌倉初期をTwitterで語ったり、話題のゲームをしたり、マンガを読んだり、ご当地グルメに舌鼓を打ったり。 草葉の陰から現代文化を満喫中。